海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

工事車両への抗議が続くキャンプ・シュワブ前

2014-08-04 23:00:15 | 米軍・自衛隊・基地問題

 4日は午前8時過ぎにキャンプ・シュワブ前に行った。沖縄防衛局が設置した仮設ゲートの重しが黒い袋に変わっていた。触ると中身も砂利から砂に変わっている。昨日、本ブログで砂利がこぼれていたことを批判したせいかどうかは知らないが、この重しを付けたためにALSOKは、あとでゲートの開け閉めに苦労していた。

 辺野古の海の美しさ、豊かさを示す写真の展示が行われていた。

 ゲートにやってくる工事車両に対し、参加者が自発的に抗議行動を始めた。ひととおり抗議行動が収まってから朝の集会が開かれた。ヘリ基地反対協の安次富浩代表委員からあいさつがあり、伊波義安さんから抗議のボードを作ったので使ってほしい、と紹介があった。安次富さんの「たたかうぞー」三唱で集会を終え、ゲート前でのデモ行進に移った。

https://www.youtube.com/watch?v=HtmPIZpql9M

 ゲート前で工事車両に抗議する住民に対して、沖縄県警機動隊と民間警備会社のALSOKが一体となって激しい弾圧を加えた。

https://www.youtube.com/watch?v=kbK3RoySacU&feature=youtu.be

 そのあとは機動隊の介入を招かないように工夫しながら、工事車両の出入りを遅らせるための抗議行動が終日くり返された。台風の影響で海が荒れて、ブイ設置作業が遅れているなかで、陸上での工事も簡単には進ませない、という思いで粘り強い抵抗が続けられている。

 暑い昼のたたかいが終わったあとも、夕方、夜、早朝とキャンプ・シュワブのゲート前で行動を続けている人たちがいる。100名、200名と多くの人が集まれば、工事を止めることができます。これ以上沖縄に新たな基地を造らせないために、キャンプ・シュワブのゲート前に駆けつけてください。

 


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