しがない焙煎師のクソ日記

コーヒー豆焙煎の記録をうだうだ書きます

リュミヌースペシャル

2016-01-26 18:09:34 | 取り扱い豆の紹介
ようやくスペシャルの紹介をする準備ができました。
対したことない紆余曲折がありました。てへ。

スペシャルという名前を後ろにつける理由として、カッコイイからです。技名みたいで。もしくは、なんちゃらカスタム。専用機みたいで好き。バリバリ伝説とかのいちのせスペシャルとかね。

コーヒーにはそれぞれ独特の甘みがあります。ストレートの豆にある甘みを残して、雑味を削って行くのがウチの焙煎の目指すところです。
甘酸っぱさ、カラメルの様な甘さ、甘い香り。それぞれの「甘い」を重ね合わせて、一つのストーリーとなる様にブレンドしました。
甘さを存分に楽しんでください。

ところで、なぜ紆余曲折があったか。

その辺りをお話させていただきます。
豆の選定を吟味しながら混合実験を繰り返してきました。やはりスペシャルの名を冠するのであれば、より良い豆を使いたくなるのが道理。同じ国の豆でも、ランクや取れる場所などによって選びました。ただ、農園指定を極力しておりません。リュミヌーは生活の一部になることを目的としていますから、できるだけ定常のものを取扱いたいと考えました。また、指定にした場合はどうしてもコストが上がり、負担が増えてしまいます。それはやはり、毎日飲むには選べないものを提供することになってしまう懸念がありました。毎日がスペシャル。そんなコーヒーを目指し、スペシャルの制作に取り組みました。
3種のブレンドのため、それぞれの状態によっても変化します。その都度焙煎を微調整して、その時の最良を目指して取り組みます。…ので、毎回若干変化してしまいますσ(^_^;)それも含めて楽しんでもらえると幸いです。

店舗に来ていただければ、水蒸気をまとったおにーちゃんが心を込めておいれします。


もちろん通信販売もしてます。

それにしても、ようやく自信をもってスペシャルをお勧めできるようになりました。スウィートスポットも広がりましたので、ご家庭でも楽しめるんじゃないかなあと、勝手に思ってます。

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2 コメント

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スペシャルの抽出について。 (ひだまり。)
2016-01-27 17:42:31
スペシャルを抽出する場合。ちゃんとスペシャルと向き合って1つ1つ丁寧にやらないとただお湯を注いで出てきたのを飲んだら色はついていてもただの珈琲色のお湯だったりで美味しくない。です。簡単に手軽に淹れられるもの等無いけれどスペシャルの抽出失敗はホントにまずい。美味しいスペシャルを飲むにはうちの焙煎師に入れてもらうのが一番。だが、こつをつかんでご自宅でも色々な風味の珈琲を楽しんでいただきたいと思います。焙煎師から1つ1つおすすめの淹れ方を聞くか通って盗むか。変な薀蓄てんこ盛りなので聞くと長くなっちゃいますけどねw どの銘柄でももしよろしければ心を珈琲に寄せて1つ1つ抽出してみてください。超絶美味しい珈琲が楽しめますよ♪うちの子達は一概に引っ込み思案で照れ屋ですがわかってくれる方には最大限で応えます。
Re:スペシャルの抽出について。 (arakazimesagi)
2016-01-27 20:41:09
ちなみに、スペシャルの温度は88℃でお願いします☆

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