荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「にぎわう旧宿場町 遊郭の名残」を訪ねる/アトリエ奈か多゛楼

2020年11月17日 | 散文

やって来ました。前回報告の新聞記事の左下の写真の「那か多゛楼」です。

 

数年前、この路地に遭遇してこの建物を見つけた時、保存状態の良さに驚きました。

 

今回の新聞記事でイラストレーターの「なかだえりさん」がリノベーションしたものと知りました。

 

娼館の特徴を全て再現しています。

 

大きな張り出し窓、豆タイルのカフェー風がその特徴です。

 

新聞の写真と同じアングルです。タイル貼りの円柱が娼館の特徴です。そして、今回新聞記事で教えられました。建物の壁とドアが平行ではありません。斜めになっています。遊女が見え隠れしながら客を呼び込んだという特徴の一つです。

 

 

隣にも娼館跡風の建物が在ります。これもなかだえりさんの製作でしょうか?円柱や大きな窓の特徴があります。

 

そして丸窓です。

 

更に、斜めの玄関ドアです。

 

玄関の煉瓦門柱に「日本国有鉄道」の文字があります。今回見つけた新たな謎です。

 

改めて、2つの娼館を眺めます。

 

 

 

 

この建物の製作者の言うとおり、娼妓が生きた歴史を「なかったことにされてしまうのは、違う気がする」

次に移動します。

コメント (2)
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「にぎわう旧宿場町 遊郭の名残」を訪ねる/千住柳町

2020年11月17日 | 散文

朝日新聞の、北千住駅周辺の散策記事です。いつも行っている場所が紹介されていました。お寺以外はよく知っています。切り抜きを持って出掛けました。

 

千住柳町へ行きます。1919年に東京府は千住の旧宿場町から現在の千住柳町に遊郭を移転させました。田んぼと畑の中に新遊郭が造られたそうです。新聞に書いているとおり、路地にしてはちょっと大きいかなと思える路ですが、全く遊郭が在った名残も感じられません。

 

枝路地へ入ります。民家が建て替わっています。

 

どこを訪ねても普通の下町の住宅街です。

 

新聞の写真の場所はすぐ傍です。千住大門商店街です。

 

冒頭の新聞写真の左上と同じアングルです。「双子鮨」の在る風景です。

 

この双子鮨の風情が良いので数点紹介します。

 

 

 

次へ行きます。

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