荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

綱敷天満宮の祭り2017年(新天神)ー4

2017年05月11日 | 散文
畳とマットが運び込まれました。




大技の奉納です。
4段継ぎです。


下から順に立ち上がります。
1段目は複数で支えています。
一番負担を引き受けるのは2段目です。


3段目の足を押し上げます。


2段目の腕に乗ります。
2段目がこんしんの力を振り絞って体が震えています。


仲間が見守る中、3段目が上がっていきます。


3段目が肩に立ちました。


2段目が歯を食いしばります。


4段目の子供を腕力で持ち上げます。
腕がプルプル震えています。
緊張が走ります。


肩に乗せて舞いの奉納です。


更に、頭に乗せます。


頭の上で舞います。
固唾を飲んだ観衆が拍手喝采です。


肩に戻しました。
ほっとした空気が流れます。


その緊張が緩んだ瞬間、蜘蛛の糸テープが舞います。
ハレーションを起こしていますが、これはこれで幻想的な雰囲気があります。


下りる時は気が緩むし、バランスが崩れ易いので危険です。
笑顔の中にも慎重に下ります。


下りました。
子供を抱き抱えます。


成功の喜びに沸きます。
満場の拍手と声援が彼らを包みます。


子供の無事を喜びます。


子供の頑張りを讃えます。

この一体感に感動しています。
またウルッとしてしまいました。
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綱敷天満宮の祭り2017年(新天神)ー3

2017年05月11日 | 散文
先ほど三番叟を奉納した子供の一人のようです。
おそらく、生まれて初めて繋ぎ獅子を奉納するのだと推察ます。


子供を乗せているのは父親だと思います。
慎重に立ち上がっていきます。

立ち上がった時点で介助の人達が離れます。

大人達に見守られて、父や大人に教わった舞いの奉納です。


まだ上に上がるようです。


肩に立ちました。


まだ上ります。
慎重に動きます。


父の頭の上です。
下では固唾を飲んで大人が構えています。


舞いを奉納します。


下りるのかと思ったら、




次の舞いの奉納です。




また肩に立って、


最後の演舞です。
緊張感と拍手が親子を包みます。


無事役割をまっとうして大人達から褒められている子供の脇で、父が泣いています。

無事に奉納できた喜びと、子供の頑張りと、周囲の人への感謝と、辛かった練習の日々と、子供を怪我させなかった安堵感と、我が子の誇らしさと、色々なことがない交ぜになって泣いています。
私も貰い泣きしています。
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