公開処刑を公開生放送

日本側から全く話が出てこない右翼と保釣たちの討論大会。国を挙げたネタなら豪快に釣られていますが、ええいネタでもいいや。続報が入りました。

 我が国民間人と日本右翼の論議 生中継も視野
http://news.sina.com.cn/c/2005-03-10/01256041686.shtml


「3月18日から2日間、歴史問題について日本の右翼と論議をする」って、詳しい日程も出てきましたよ。

 中国男性司会者VS日本女性司会者

今回日本に向かうのは、保釣連合会会長・童増、日本の中国侵略に詳しい北京大学歴史学科教授の徐勇と、もう一人は現在名前は伏せられている。彼の参加は「秘密兵器」とも言われており、著名で優秀な司会者だという。

対する日本側(悪名高い反中ども)は東京都知事・石原慎太郎、日本の有名なテレビ司会者で評論家の櫻井よし子、元日本大学教授の秦郁彦である。石原が参加するかはまだ不明である。


おいおいおいおい、秘密兵器の司会者って誰でしょう。鳳凰電視で放送している、『時事弁論会』の司会程鶴麟でしょうか? 謎です。伏せる必要があるのか理解に苦しむところですが、18日を楽しみにしましょう。それから桜井さんは『今日の出来事』の司会を辞められてもうずいぶん経つと思うのですが、現在別の番組でキャスターをなさっているのでしょうか。

午前、午後の4回に渡って討論するのは結構ですが、通訳が7,8年日本に滞在している華僑らしいので肝心の通訳能力も怪しいし、「対等」を強調されても全然中立じゃないですよ。

残念な事に今回の討論会は非公開、文芸春秋の独占記事になりそうです。しかし条件が整えば、中国側は生中継と保釣サイトでストリーミング放送を行う方針で、この討論会を年中行事にしたいとか。今回が最初で最後になる可能性に1000元。もしくは形勢不利と見るや、趙紫陽死去を報じたNHKワールドサテライトニュースみたいに、突然放送事故が起こる予感。

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馮錦華(昨年尖閣に上陸したアホ活動家)「討論では我が国歴史文献や教科書を証拠とするほかに、国際法の関係箇所を参照し、日本側の受け入れそうな資料を詳細に研究する。また、我が方の3名は特別な準備をしていないが、彼らは自分の専門を中心に攻めていく(童増は経済、法律の専門家で、民間での賠償経験豊富)としており、勝算は十分」

韓冰(保釣法律顧問)「討論の技術面から彼らが討論に向かう前に、日本の右翼が出している書籍やそれに対する反論の著書を読んでおくことを提案したい。日本人の理論で日本人に反撃する、これは非常に実用的かつ友好的な方法だ」


2人のアドバイスが逆に中国側の不安を煽ります。相手の主張も知らずに、日本に乗り込んでくるつもりだったのかしら。ネットで喚いているのと同じ、典型的な中国人ですね。こんなレベルの人間でまともに討論になるのか、はなはだ疑問です。先に上げた「時事弁論会」の様に、程度の差はあるけどみんな同じ意見、みたいなのを「討論」だと思っているのなら、成り立ちそうにありませんね。彼らがどこまで冷静でいられるか、じっくり見物したいものですが、非公開なのが残念です。

とりあえず石原氏の第一声は「支那」でお願いしておきます。
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