憤青の公開処刑

このニュース本当なら、待ち遠しい限り。保釣連合会の会長・童増が3月中旬に東京で右翼と弁論対決する事になったそうです。って、もうすぐですね。「東京」「右翼」と言えば…

 中国の民間人が東京で右翼と弁論
http://news.sina.com.cn/c/2005-03-07/06405284730s.shtml

今月中旬、童増など3人が東京に向かい、右翼の代表と現在の中日関係における一連の問題について討論を行う事になった。残りのメンバーは著名な歴史学の教授と「秘密兵器」だという。

これは1月初旬、『文芸春秋』の取材で童増が明らかにしたもので、中日両国の政治関係の冷え込みを鑑み、両国の民意を反映できる民間の対話と弁論の形式で、中日両国に存在している問題を取り上げて、両国政府が問題を解決する手助けとなれればと表明している。

日本側はこれを重視し、まず代表的な右翼である東京都知事石原慎太郎の招待を決定し、中国側は民間の対日賠償運動の発起人を招待、童増を代表とした。当初2月下旬だった予定は3月中旬に変更されている。

童増は「今回右翼の力量を測り、彼らに中国人民が日本政府の侵略戦争史の改竄し、我が釣魚島を侵犯し、靖国神社を参拝していることに反対している厳しい態度と怒りの心情を理解させ、中国人の発奮を促す」としている。

日本側はこの後に理由を色々つけて石原の参加は未定だが、日本側で確定している2名も並の人物ではなく、著名なTV司会者で評論家である桜井よし子と、秦郁彦教授である。前者は一貫して台湾独立を吹いて周り、後者は南京大虐殺を否定し、盧溝橋事件は中国側が引き起こしたと主張し、また『田中上奏文』の存在を否定している。

今回の弁論はすぐさま北京社会の注目を集めている。多くの者が童増たちのために対策を練り、援助をしている。童増は「石原の出席をぜひとも確定させてもらいたい。私の後ろには13億の人民がいる。今回必ず日本の頑固な右翼どもに痛い目を見せてやる」と話す。


相手が悪いと思います。石原と桜井が同時に出たフジTVの『報道2001』で、朱建栄が大炎上(朝生でもサンドバックにされてましたが、この人はちゃんと出てきてくれるし、偉いと思います)したのは記憶に新しいところですが、そこに桜チャンネルの秦教授。

中国の「民間人」がどれくらい持つのか、CSでもいいですからぜひ生中継をお願いします。桜チャンネル頼みます。DVD出してくれれば買います。生火病をこの目に焼き付けたいんです。石原は無理かもしれませんが、後の二人なら政治的しがらみも無いと思うので、出席は問題ないでしょう。

ここまで書いておいて、ガセだった時はすいません。謝罪と賠償は中国青年報に…

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『田中上奏文』とは1927年に当時の首相だった田中義一が昭和天皇に送ったとされる、中国侵略、世界征服の計画を奏上したとされている文章ですが、そんなものは1932年に存在を否定されていますよ。第一日本語の原本が出てきていません。米、中、露の一部で「英訳された」文章が出回っているそうですが、どうも誰かの創作のようですね。

参考:http://pranj.org/Workshop/2001/workshop0711a.htm(古森義久氏解説「中国の教科書における『田中上奏文』」)
http://homepage3.nifty.com/reveal/conspiracy/1932.htm(1932年に日本人ジャーナリスト、河上清が偽書と明らかにした英字文章)
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