さて、昨日は午後三時ころに大学の間を超えた友人たちと喜多方へ行ってきました!メンバーは私Dと、TとYの三人でございます☆
久しぶりに画像つきで盛大にお送りしようかなぁと思っております。
自称「バカベ」と呼ばれるサークルを勝手に作って楽しんでいる我らなのですが…ここで友人のブログにて紹介された「バカベ」の説明を引用させてもらいます。
「バカベ」について…
バカベとは、かの有名な、養老孟司著「バカの壁」の名前にインスパイアされたものであり、簡単に言ってしまえば、深夜のドライブのことである。
しかし、単に深夜のドライブでは深夜のドライブと言ってしまえばよく、バカベのバカベたる所以は限界への挑戦とか、ものすごいハイテンションとか、ただのバカとか、しんみり語るとかにある。
現在在籍人数三人。
大学一年生の冬から大学二年生の冬にかけてが今のところバカベの最盛期で、原町、喜多方、猪苗代湖、磐梯山、会津若松、新潟(市内)、山形(天童)、仙台(那智が丘)、松島、古川、鴬沢、鬼怒川、などなど。
鬼怒川を覗くと、いずれも出発は夜、というか深夜。
という、要するにおバカな連中の楽しい深夜ドライブなのである。
以上の説明はこちらの記事より引用。
というわけで、このおバカな三人で喜多方にラーメンを食いに行こうという企画が当日昼過ぎに持ち上がったのであります。
いつもながら唐突な流れ。でも今回は珍しく日が出ているうちに出発。まぁラーメン屋は深夜はやってませんから、基本的に。
三人そろって友人所有の車(ムーヴという名のバカベカー)に乗り、福島出発が15時!
一路喜多方へ。
国道115号線を通ってまずは土湯峠を越えて猪苗代へ。この道は自分自身、どれだけ通った道か…。この日は市内もこの冬一番の雪が降り、山の天候も徐々に荒れてきて…
どどん。
このような悪路に…
まぁ、この時期の東北の山間部では当たり前の風景ですよね。
久しぶりに見る雪景色に一同のテンションはうなぎのぼり。
無事に峠を越え、途中でGSに寄って少し休憩し、我々にとっては「いつもの場所」になっております、猪苗代湖へとやってきたのです。
で、迎えてくれたのはこのお二方。
はくしょうさんとかめさんです。
なんとも安易なネーミングで、可哀想にこのお二方の胸には克明に「はくちょう丸」と「かめ丸」と書かれているのです。
115号線を福島方面から向かうと猪苗代湖にぶつかって丁字路があるのですが、そこを右折していただいてしばらくすると左手に彼らが佇んでおられます。
そこから見た猪苗代湖です。
ちょうどこのときは晴れてました。でも遠くの空を見ると…めちゃくちゃ崩れそうな空模様。湖には白鳥とカルガモがたくさんいらっしゃいました。とんびも飛んでおりました。
降り積もった雪に歓喜の声を上げる我々バカ三人を彼らはどう思って見ていたのでしょう。
と、時間はもう四時を回り、腹が減って死にそうだということで急いで喜多方へと再び車を走らせました。
そしてついに!
喜多方到着!
およそ時間にして…五時は回ってました。
持参した喜多方の観光協会内に発足している「老麺会」発行の「らーめんマップ」を頼りにメンバーのTに選択を委ねる!50軒ものラーメン店から選出された、まず一発目のお店は…
「食堂なまえ」
らーめんマップによれば、ダシはとんこつと鶏がら。なんでも、「極太手打ち麺」が自慢だとか。
ナビなどついていない友人の車なので、一同血眼になって探したあげくやっと発見!
時間は五時半。
店内はものすごくこじんまりとしたお店で10人も入ったら、もう満員というような、本当に小さなお店。時間帯もあってか、店内は一組のカップルが静かにスープをすする音が響きわたり、テレビの音声がそれに同調していた。
我々はおもむろに席に着き、その狭い店内を見回しながら、マップの紹介にもあった「中華そば(極太手打ちめん)」を注文。
ラーメンが来る間一同はマップを眺めながら次なる店を選択…店番号が50まであったので、なんと、三人の誕生月をたして決まってしまった。いいのかこんなんで?
そして出てきたのがこちら…
どうですか、この麺の太さ!右上に見えてるのはおそらくメンマだと思いますが、そのメンマと見まごう程の太さのこの麺!こんな太い麺のラーメンは見たことがない!
一同フラッシュをたいて撮影後w、いざ!
おぉおお!腹が減ってたとあってか、スープは見た目以上にあっさりしていたけれど、そのあっさりがいい!飽きない味!
そしてまた麺が太い太い!まるでそのコシはうどんのようww
とても食べ応えのあるラーメンでした。
完食!
どーん。
いつもならスープも飲み干してしまいそうだけれど、今日はラーメン行脚!というわけでそこは一同我慢!
中華そば(極太手打ち)、520円也!
旨かった!
そして次の店へ!
その名は「丸見食堂」!
割と近いところにあり、会津若松駅のすぐそばにあった。
改装したてのような新しい建物が印象的だった。
そこで我々はマップを信じて店主が薦めるという「ネギらーめん」を注文。
こちらはマップの紹介によると、ダシはとんこつ、鶏がら、魚介類、煮干、とあった。この時点ではこの奇怪なバリエーションに気づくはずもなく…。
らーめんが来る間はまた次の店を探す。ストップウォッチを使ってみたり、いろいろやって決めようとしたけど、結局は地図を見て、なるべく周りやすさを考慮したりして決めるw
待つこと15~20分ほど。
そして出てきたのがこちら。
どどん。
ネギがどっさりですね~!さぁ、どうなんだ第二段!
ここでも一同フラッシュを光らせwいざ!
スープをすする…
…ん?
んん!?
なんか…なんか…なんじゃこのスープ?!
一同の反応がちょっとおかしいw
これがまた面白かったけれど、なんかやっぱりスープがおかしい!という三人の視線が交わるw
ひたすら三人は「不思議な味だ!」を連呼しながら、量が多い「ネギらーめん」というモンスターとの格闘を続けたのだった。
一応…
食べ切りました。
スープを舐めながら、三人でクビをかしげる食後w
海老?いや、蟹?なんかそういう甲殻類のだしが入ってるような…とは、私DとTの会話。
そして至ったひとつの結論…この味は…ちゃんこ鍋?!
!!!!
思い出してみよう。ダシが、とんこつ、鶏がら、魚介類、煮干と書いてあったことを。もうね、確かに良く考えたらおかしい。これは鍋のスープになるのは当たり前だと、妙に納得。しかし、我々の舌を満足させることはなかった!俺たちはラーメンを食いに来たのだと。半ば憤って出発!
ネギらーめん、750円也!
残念ながらこのスープは我々の好みには合いませんでした…汗
そしてこういう時に限って量が多いという…くそ!
そして次なるお店へと目指す!
苦労してたどり着くと、マップには無休と書いてあったお店なのに、やっていなかった…スープがなくなって閉店したのだろうか?
そろそろ時間も遅くなってきて、数ある喜多方のラーメン屋さんも結構昼間しかやっていなかったり、夜も早く店を閉めるところが多いのが事実。選択肢が狭くなってきた時間帯でもあった。
一同、コンビニ辺りによって休憩タイムかという雰囲気が漂ったそのとき、ここで休んでは負けだと思い、リーダーDがマップに目を走らせ、ある店に目をつけた!
「くるくる軒」
ま、近くにありそうだったから行ってみようと。とにかく、さきほどの苦い思いを払拭しようと、一同次なる店へと急いだのだった。
到着。
19時に閉店ということだったが、我らが到着したのはその20分前あたり。
さて、今度からは普通のしょうゆらーめんを食おうと息巻き、中華そばを三つ注文しようとしたとき、一員Tの様子がおかしい。店内を、鼻の穴を膨らませながらキョロキョロしだす。ここにきて店員のウケを狙うなんてどうしようもないアホだ、なんて思って見ていたが、そんなことをしようとしていたわけではなく、なんと彼は、半らーめんがないかと探していたのだった!素晴らしい!…でも、店員さんそばに居るのに、聞けばいいじゃん…何だと思ったよ汗
半ラーメンを注文するというこの選択はその後の我らの行動を考え、今思えばすばらしい英断であった。
喜多方のラーメン屋さんでも、ラーメン行脚をする人のためを思ってか、このように、半らーめんを提供してくれる良心的なお店もあるのだ。
そろそろ、というか、先ほどの量の多い「ちゃんこラーメン」が我々の胃の空きを蝕み、食欲の減退を大きく感じ始めたのもこのころ。この感覚が先のTの奇妙な行動を引き起こしたのだろうが、しまいには「思い出したくない店」という格付けがなされる始末。ううむ。確かにあれは…
ここに来ると、恒例の次の店選択会議もなかなか気分が乗らなくなってきていた。
しかし、もう一杯はいけるだろうと。店の選択も半ばなげやりになってきたころ、半ラーメン三つができて来た。自分DとTは醤油。Yは塩を注文。
出てきたのはこちら。
これだよ、これ、やっぱりらーめんは、こうでなくっちゃ、なんて三人で言い合いながら、フラッシュは忘れることなくwいざ!
やっぱりうまぁい!
本当に口の中が生き返った感覚にw
三人とも先ほどの悪夢を拭い去るように麺をすする。Yが頼んだ塩らーめんのスープもおいしかった!
「喜び多き方へ~喜多方~」なんていう文句が書いてあるJRのポスターを見ながら、心地よく完食!!やっぱりうまい!
半ラーメン、350円也!
いよいよ、腹が八分目から九分目へと移行してきたような感覚に。
しかし、ここで留まらない!留まったらバカの壁は超えられない!というバカベ精神のもと、次なる店を探す!このときすでにTの様子がおかしくなり始めていた。いや、本来常識人としては正常かもしれないが、バカベの一員として「おかしく」なっていた、ということに過ぎないのだが。
確かに一同、結構口数が減り、もうそろそろ打ち止めのように思われた。
しかし、もう一店舗、帰りの道の途中にある店に寄ってみようということに。
次なる店の名は…
「大喜」
創業70年を超える老舗らしい。もっとも、喜多方のラーメン屋は創業何十年なんてところは珍しくない。
着いてみると、ここも改装したてのようでつくりがとても新しい。
一同に一抹の不安がよぎるw「つくりが新しい=ちゃん(ry」の図式が成り立っていたからだ。
お薦めの味噌ラーメンをここでは食すことに。喜多方の味噌ラーメン。恐らく閉めのラーメンになるだろうという思いに、三杯のラーメンが入り膨らんだ腹を押さえながらも、期待に膨らむ胸は押さえられないといった感じだったか。
そして出てきた味噌ラーメンはこちら。
久々の味噌。
撮影を済ませ、いざ!
久しぶりの味噌だっただけに、頭のなかで描いていたのが濃い味だったのはそれを欲していたからだろうが、意外にあっさりしていたのがどこか裏切られた感があった。そのあっさり感からか、あろうことか、ご飯に味噌汁をぶっかけて食べる猫マンマの味を連想してしまった。つまり、この味噌ラーメンのスープは味噌汁に近いと言うことか?そう思ってスープをすすると味噌汁のように思えなくはない…のか?でも、決してまずいわけではなく。あっさりとした味噌ラーメンで、白味噌ラーメンということだった。
自分の好みとしては、もう少し味が深みがあってもいいかなぁと。そんな印象でした。まぁ四杯目というハンデもあったので、それを考慮に入れると、美味しかったのかなと。
で、
無事にw完食!!!
食ったあああああああああああああああああ!!!!!
時間にして20時!
17時半からラーメンを食べ始め、約二時間半で4杯平らげるという快挙(?)を成し遂げ一同喜多方に別れを告げたのでありました。
向かう先は…
鶴ヶ城!!!
好きです、このノリw
20時を回ってるのに会津若松へと向かうあたり。
もうすっかり夜になってあたりは真っ暗。そして雪が降り積もる。
そんな中、福島でもちょっとした豪雪地帯である会津へと車を走らせ…
会津到着!21時を回ったくらいだっただろうか。
鶴ヶ城へ向かう途中に飯盛山を通ったので、寄ることに。
言わずと知れた白虎隊17士の最期の地。石碑や、墓も並んでいる場所。
どんな思いを抱いて彼らが自刃したのか。そんなことを、中学生の遠足の時に当地を訪れた時に考えたことがあった。当時の自分はどう思ったか、そしてまた、今思うとどうか。そんなことに思いを馳せながら参道を行った。
そんなことから自分はどこか重たい空気を感じ、自然に口数も減っていたのだが、他の二人は、いつもと変わらない様子だったことが、なぜか自分に後ろめたい気持ちを抱かせた。寄ろうと言いだしたのは自分であり、この機会に訪れる場所ではなかったかと自責の念に駆られる。
やはり、人は歴史を学ばなくてはならない、海外の世界遺産を周るときも同じような思いを抱くだろうか。
遺産、史跡というものを見て周る我々の意味は何なのか、この日の帰路、一人、後部座席でそんなことを考えてしまった。
おおっととと、話が反れましたww
その飯盛山から白虎隊と同じように鶴ヶ城を眺めました。
ライトアップされた鶴ヶ城を遠くに確認し、一同、鶴ヶ城へ!!
途中スーパーに寄ってトイレ休憩し、無事到着。
そこでちょっとした異変に一同あ然。
次の写真を見ていただきたい。
華やかな建物があるのがお分かりいただけると思います。そして、それが水面に映っている様子も分かると思います。左の影は石垣ですね。
これ、なんと立っている建物はラブホテルで、映っている水面は、鶴ヶ城のお堀。
なんということか。
二年前に訪れたときには気づかなかったことを考えても、恐らく一年かそこらの間で建ったモノなのでしょう。
これには一同複雑な思い。
文化財が目の前にあるのに…しかも、どう考えても観光客の目がすぐに向くところに立地している。
なんだかなぁ。地元で絶対に反対とかあっただろうに。おかしい。
と、なんかもやもやする気持ちを抑えつつ…
降りしきる雪の中、ライトアップされた鶴ヶ城を望んできました。
雪の降る様子と相まって、素晴らしい景観でした。
そして22時近くになり、会津の商店街を通って帰路につきました。
はぁ、あれだけラーメン食ったのに、写真を見てたらまたラーメン食いたくなってきた…
やっぱりラーメンは最高ですよね。
というわけで、長文読んでいただきありがとうございました!
久しぶりに画像つきで盛大にお送りしようかなぁと思っております。
自称「バカベ」と呼ばれるサークルを勝手に作って楽しんでいる我らなのですが…ここで友人のブログにて紹介された「バカベ」の説明を引用させてもらいます。
「バカベ」について…
バカベとは、かの有名な、養老孟司著「バカの壁」の名前にインスパイアされたものであり、簡単に言ってしまえば、深夜のドライブのことである。
しかし、単に深夜のドライブでは深夜のドライブと言ってしまえばよく、バカベのバカベたる所以は限界への挑戦とか、ものすごいハイテンションとか、ただのバカとか、しんみり語るとかにある。
現在在籍人数三人。
大学一年生の冬から大学二年生の冬にかけてが今のところバカベの最盛期で、原町、喜多方、猪苗代湖、磐梯山、会津若松、新潟(市内)、山形(天童)、仙台(那智が丘)、松島、古川、鴬沢、鬼怒川、などなど。
鬼怒川を覗くと、いずれも出発は夜、というか深夜。
という、要するにおバカな連中の楽しい深夜ドライブなのである。
以上の説明はこちらの記事より引用。
というわけで、このおバカな三人で喜多方にラーメンを食いに行こうという企画が当日昼過ぎに持ち上がったのであります。
いつもながら唐突な流れ。でも今回は珍しく日が出ているうちに出発。まぁラーメン屋は深夜はやってませんから、基本的に。
三人そろって友人所有の車(ムーヴという名のバカベカー)に乗り、福島出発が15時!
一路喜多方へ。
国道115号線を通ってまずは土湯峠を越えて猪苗代へ。この道は自分自身、どれだけ通った道か…。この日は市内もこの冬一番の雪が降り、山の天候も徐々に荒れてきて…
どどん。
このような悪路に…
まぁ、この時期の東北の山間部では当たり前の風景ですよね。
久しぶりに見る雪景色に一同のテンションはうなぎのぼり。
無事に峠を越え、途中でGSに寄って少し休憩し、我々にとっては「いつもの場所」になっております、猪苗代湖へとやってきたのです。
で、迎えてくれたのはこのお二方。
はくしょうさんとかめさんです。
なんとも安易なネーミングで、可哀想にこのお二方の胸には克明に「はくちょう丸」と「かめ丸」と書かれているのです。
115号線を福島方面から向かうと猪苗代湖にぶつかって丁字路があるのですが、そこを右折していただいてしばらくすると左手に彼らが佇んでおられます。
そこから見た猪苗代湖です。
ちょうどこのときは晴れてました。でも遠くの空を見ると…めちゃくちゃ崩れそうな空模様。湖には白鳥とカルガモがたくさんいらっしゃいました。とんびも飛んでおりました。
降り積もった雪に歓喜の声を上げる我々バカ三人を彼らはどう思って見ていたのでしょう。
と、時間はもう四時を回り、腹が減って死にそうだということで急いで喜多方へと再び車を走らせました。
そしてついに!
喜多方到着!
およそ時間にして…五時は回ってました。
持参した喜多方の観光協会内に発足している「老麺会」発行の「らーめんマップ」を頼りにメンバーのTに選択を委ねる!50軒ものラーメン店から選出された、まず一発目のお店は…
「食堂なまえ」
らーめんマップによれば、ダシはとんこつと鶏がら。なんでも、「極太手打ち麺」が自慢だとか。
ナビなどついていない友人の車なので、一同血眼になって探したあげくやっと発見!
時間は五時半。
店内はものすごくこじんまりとしたお店で10人も入ったら、もう満員というような、本当に小さなお店。時間帯もあってか、店内は一組のカップルが静かにスープをすする音が響きわたり、テレビの音声がそれに同調していた。
我々はおもむろに席に着き、その狭い店内を見回しながら、マップの紹介にもあった「中華そば(極太手打ちめん)」を注文。
ラーメンが来る間一同はマップを眺めながら次なる店を選択…店番号が50まであったので、なんと、三人の誕生月をたして決まってしまった。いいのかこんなんで?
そして出てきたのがこちら…
どうですか、この麺の太さ!右上に見えてるのはおそらくメンマだと思いますが、そのメンマと見まごう程の太さのこの麺!こんな太い麺のラーメンは見たことがない!
一同フラッシュをたいて撮影後w、いざ!
おぉおお!腹が減ってたとあってか、スープは見た目以上にあっさりしていたけれど、そのあっさりがいい!飽きない味!
そしてまた麺が太い太い!まるでそのコシはうどんのようww
とても食べ応えのあるラーメンでした。
完食!
どーん。
いつもならスープも飲み干してしまいそうだけれど、今日はラーメン行脚!というわけでそこは一同我慢!
中華そば(極太手打ち)、520円也!
旨かった!
そして次の店へ!
その名は「丸見食堂」!
割と近いところにあり、会津若松駅のすぐそばにあった。
改装したてのような新しい建物が印象的だった。
そこで我々はマップを信じて店主が薦めるという「ネギらーめん」を注文。
こちらはマップの紹介によると、ダシはとんこつ、鶏がら、魚介類、煮干、とあった。この時点ではこの奇怪なバリエーションに気づくはずもなく…。
らーめんが来る間はまた次の店を探す。ストップウォッチを使ってみたり、いろいろやって決めようとしたけど、結局は地図を見て、なるべく周りやすさを考慮したりして決めるw
待つこと15~20分ほど。
そして出てきたのがこちら。
どどん。
ネギがどっさりですね~!さぁ、どうなんだ第二段!
ここでも一同フラッシュを光らせwいざ!
スープをすする…
…ん?
んん!?
なんか…なんか…なんじゃこのスープ?!
一同の反応がちょっとおかしいw
これがまた面白かったけれど、なんかやっぱりスープがおかしい!という三人の視線が交わるw
ひたすら三人は「不思議な味だ!」を連呼しながら、量が多い「ネギらーめん」というモンスターとの格闘を続けたのだった。
一応…
食べ切りました。
スープを舐めながら、三人でクビをかしげる食後w
海老?いや、蟹?なんかそういう甲殻類のだしが入ってるような…とは、私DとTの会話。
そして至ったひとつの結論…この味は…ちゃんこ鍋?!
!!!!
思い出してみよう。ダシが、とんこつ、鶏がら、魚介類、煮干と書いてあったことを。もうね、確かに良く考えたらおかしい。これは鍋のスープになるのは当たり前だと、妙に納得。しかし、我々の舌を満足させることはなかった!俺たちはラーメンを食いに来たのだと。半ば憤って出発!
ネギらーめん、750円也!
残念ながらこのスープは我々の好みには合いませんでした…汗
そしてこういう時に限って量が多いという…くそ!
そして次なるお店へと目指す!
苦労してたどり着くと、マップには無休と書いてあったお店なのに、やっていなかった…スープがなくなって閉店したのだろうか?
そろそろ時間も遅くなってきて、数ある喜多方のラーメン屋さんも結構昼間しかやっていなかったり、夜も早く店を閉めるところが多いのが事実。選択肢が狭くなってきた時間帯でもあった。
一同、コンビニ辺りによって休憩タイムかという雰囲気が漂ったそのとき、ここで休んでは負けだと思い、リーダーDがマップに目を走らせ、ある店に目をつけた!
「くるくる軒」
ま、近くにありそうだったから行ってみようと。とにかく、さきほどの苦い思いを払拭しようと、一同次なる店へと急いだのだった。
到着。
19時に閉店ということだったが、我らが到着したのはその20分前あたり。
さて、今度からは普通のしょうゆらーめんを食おうと息巻き、中華そばを三つ注文しようとしたとき、一員Tの様子がおかしい。店内を、鼻の穴を膨らませながらキョロキョロしだす。ここにきて店員のウケを狙うなんてどうしようもないアホだ、なんて思って見ていたが、そんなことをしようとしていたわけではなく、なんと彼は、半らーめんがないかと探していたのだった!素晴らしい!…でも、店員さんそばに居るのに、聞けばいいじゃん…何だと思ったよ汗
半ラーメンを注文するというこの選択はその後の我らの行動を考え、今思えばすばらしい英断であった。
喜多方のラーメン屋さんでも、ラーメン行脚をする人のためを思ってか、このように、半らーめんを提供してくれる良心的なお店もあるのだ。
そろそろ、というか、先ほどの量の多い「ちゃんこラーメン」が我々の胃の空きを蝕み、食欲の減退を大きく感じ始めたのもこのころ。この感覚が先のTの奇妙な行動を引き起こしたのだろうが、しまいには「思い出したくない店」という格付けがなされる始末。ううむ。確かにあれは…
ここに来ると、恒例の次の店選択会議もなかなか気分が乗らなくなってきていた。
しかし、もう一杯はいけるだろうと。店の選択も半ばなげやりになってきたころ、半ラーメン三つができて来た。自分DとTは醤油。Yは塩を注文。
出てきたのはこちら。
これだよ、これ、やっぱりらーめんは、こうでなくっちゃ、なんて三人で言い合いながら、フラッシュは忘れることなくwいざ!
やっぱりうまぁい!
本当に口の中が生き返った感覚にw
三人とも先ほどの悪夢を拭い去るように麺をすする。Yが頼んだ塩らーめんのスープもおいしかった!
「喜び多き方へ~喜多方~」なんていう文句が書いてあるJRのポスターを見ながら、心地よく完食!!やっぱりうまい!
半ラーメン、350円也!
いよいよ、腹が八分目から九分目へと移行してきたような感覚に。
しかし、ここで留まらない!留まったらバカの壁は超えられない!というバカベ精神のもと、次なる店を探す!このときすでにTの様子がおかしくなり始めていた。いや、本来常識人としては正常かもしれないが、バカベの一員として「おかしく」なっていた、ということに過ぎないのだが。
確かに一同、結構口数が減り、もうそろそろ打ち止めのように思われた。
しかし、もう一店舗、帰りの道の途中にある店に寄ってみようということに。
次なる店の名は…
「大喜」
創業70年を超える老舗らしい。もっとも、喜多方のラーメン屋は創業何十年なんてところは珍しくない。
着いてみると、ここも改装したてのようでつくりがとても新しい。
一同に一抹の不安がよぎるw「つくりが新しい=ちゃん(ry」の図式が成り立っていたからだ。
お薦めの味噌ラーメンをここでは食すことに。喜多方の味噌ラーメン。恐らく閉めのラーメンになるだろうという思いに、三杯のラーメンが入り膨らんだ腹を押さえながらも、期待に膨らむ胸は押さえられないといった感じだったか。
そして出てきた味噌ラーメンはこちら。
久々の味噌。
撮影を済ませ、いざ!
久しぶりの味噌だっただけに、頭のなかで描いていたのが濃い味だったのはそれを欲していたからだろうが、意外にあっさりしていたのがどこか裏切られた感があった。そのあっさり感からか、あろうことか、ご飯に味噌汁をぶっかけて食べる猫マンマの味を連想してしまった。つまり、この味噌ラーメンのスープは味噌汁に近いと言うことか?そう思ってスープをすすると味噌汁のように思えなくはない…のか?でも、決してまずいわけではなく。あっさりとした味噌ラーメンで、白味噌ラーメンということだった。
自分の好みとしては、もう少し味が深みがあってもいいかなぁと。そんな印象でした。まぁ四杯目というハンデもあったので、それを考慮に入れると、美味しかったのかなと。
で、
無事にw完食!!!
食ったあああああああああああああああああ!!!!!
時間にして20時!
17時半からラーメンを食べ始め、約二時間半で4杯平らげるという快挙(?)を成し遂げ一同喜多方に別れを告げたのでありました。
向かう先は…
鶴ヶ城!!!
好きです、このノリw
20時を回ってるのに会津若松へと向かうあたり。
もうすっかり夜になってあたりは真っ暗。そして雪が降り積もる。
そんな中、福島でもちょっとした豪雪地帯である会津へと車を走らせ…
会津到着!21時を回ったくらいだっただろうか。
鶴ヶ城へ向かう途中に飯盛山を通ったので、寄ることに。
言わずと知れた白虎隊17士の最期の地。石碑や、墓も並んでいる場所。
どんな思いを抱いて彼らが自刃したのか。そんなことを、中学生の遠足の時に当地を訪れた時に考えたことがあった。当時の自分はどう思ったか、そしてまた、今思うとどうか。そんなことに思いを馳せながら参道を行った。
そんなことから自分はどこか重たい空気を感じ、自然に口数も減っていたのだが、他の二人は、いつもと変わらない様子だったことが、なぜか自分に後ろめたい気持ちを抱かせた。寄ろうと言いだしたのは自分であり、この機会に訪れる場所ではなかったかと自責の念に駆られる。
やはり、人は歴史を学ばなくてはならない、海外の世界遺産を周るときも同じような思いを抱くだろうか。
遺産、史跡というものを見て周る我々の意味は何なのか、この日の帰路、一人、後部座席でそんなことを考えてしまった。
おおっととと、話が反れましたww
その飯盛山から白虎隊と同じように鶴ヶ城を眺めました。
ライトアップされた鶴ヶ城を遠くに確認し、一同、鶴ヶ城へ!!
途中スーパーに寄ってトイレ休憩し、無事到着。
そこでちょっとした異変に一同あ然。
次の写真を見ていただきたい。
華やかな建物があるのがお分かりいただけると思います。そして、それが水面に映っている様子も分かると思います。左の影は石垣ですね。
これ、なんと立っている建物はラブホテルで、映っている水面は、鶴ヶ城のお堀。
なんということか。
二年前に訪れたときには気づかなかったことを考えても、恐らく一年かそこらの間で建ったモノなのでしょう。
これには一同複雑な思い。
文化財が目の前にあるのに…しかも、どう考えても観光客の目がすぐに向くところに立地している。
なんだかなぁ。地元で絶対に反対とかあっただろうに。おかしい。
と、なんかもやもやする気持ちを抑えつつ…
降りしきる雪の中、ライトアップされた鶴ヶ城を望んできました。
雪の降る様子と相まって、素晴らしい景観でした。
そして22時近くになり、会津の商店街を通って帰路につきました。
はぁ、あれだけラーメン食ったのに、写真を見てたらまたラーメン食いたくなってきた…
やっぱりラーメンは最高ですよね。
というわけで、長文読んでいただきありがとうございました!