
映像:サロベツ原野付近は朝霧が濃く垂れ込めていた。左中央部にサロベツ原生花園ビジターセンターが微かに見える
豊富温泉での一夜は熟睡だった。目が覚めると一面の霧。朝霧の濃い日は…摩周湖でもそうだったが後に快晴となる。霧が晴れると視界が開けるのだ。前日雨曇りで観察できなかった利尻富士に期待を寄せ、取り敢えずサロベツ原野を目指す。
サロベツ:アイヌ語の「サルオペツ」(アシの生える川)の転化語。泥炭性の低湿地、上サロベツ原野と下サロベツ原野に分かれ、後者は利尻礼文サロベツ国立公園の特別保護地区でペンケ沼、パンケ沼など沼地が点在。