日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

お山の大将ではなく。

2017-02-27 12:39:48 | 発達応援
 珍しく、積込みで右側の脊柱起立筋のどこかを痛めました。
ふいに立とうとすると、痛みが走ります。

 寒い中、面倒くさいと思いささっと荷物を積んだのがよくなかったようです。
はじまったばかりの一週間。
悪化しないように気をつけようと思います。

 表面上は色々なことができるお子さんというのは、
親御さんの期待していることも、なんとなく、感じているし、
でも、それに答えるには自分の力が不足しているなぁ、と感じているように感じます。

 また、表面上、穏やかで何も問題がないようなお子さんでも、
同じ年齢のお子さんたちと比べると、とても幼い部分があって、
その幼さが色々なできごとを引き起こしている、という可能性もあるのかなぁ、と、
感じることもあります。

 先日、教室で木製のブロックのようなもので、
工作をしていたときに、一緒にしていた中学生のお子さんが、
私が作っているものを「貸して、貸して!」と言っていました。

 「今、私が作っているとこだから、他のやつで作って」と言っても、
聞こえないのか、自分のアイデアを早く再現したいからか、
ちっとも、聞いている感じではありませんでした。
私は貸さずに、材料だけ教えて自分で作ってもらいました。

 自分がやってみたい!と思ったらそれがやりたい!と曲げないところは、
おとなしいその子の、本来なら認めて褒めてあげたいところなのですが、
同じようなことが、慣れ親しんだ環境や人の中のみで出るのであれば、
それは、まだまだ、その子が幼児のわがままな部分を宿し、成長していないところでもあります。

 やってみたくても、やり方をよく見て、別のもので作ってみる、終わるまで待つ…。
そういうこともできなくては、社会の中で困ったさんになってしまいます。

 また、慣れた場所だけではお山の大将のように振舞っても、
その他では、消えるようでも困ります。

 社会の中で、その子らしく、
本人のペースで暮らす力をつけていけるといいなぁ、
そのために、何をしていくか…、と考えることでした。




 
コメント
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