彼岸花は、この時期一度にぱっと咲く。
昨日一日出かけていたので、裏の田圃の見える窓を開けなかった。
今朝窓を開け放つと、真っ赤な色彩が飛び込んできた。
蝋燭の灯ように、茎の先に付いていた蕾が、一斉に開いた。これは、傍に行かないと目に付きにくいので、離れた場所からは、緑色のあぜ道だったのに、彼岸花の開花と同時に、畦道が真っ赤に彩られる。
刈り取りを待つ稲穂の黄色と、すでに刈り取られた褐色の田を、彼岸花は、赤い縁取りで飾る。
残暑の昼間を避けて、朝夕の涼しさの中で、開花するのだろうか~~~
確かな季節の歩みを、この花は伝えている。
昨日一日出かけていたので、裏の田圃の見える窓を開けなかった。
今朝窓を開け放つと、真っ赤な色彩が飛び込んできた。
蝋燭の灯ように、茎の先に付いていた蕾が、一斉に開いた。これは、傍に行かないと目に付きにくいので、離れた場所からは、緑色のあぜ道だったのに、彼岸花の開花と同時に、畦道が真っ赤に彩られる。
刈り取りを待つ稲穂の黄色と、すでに刈り取られた褐色の田を、彼岸花は、赤い縁取りで飾る。
残暑の昼間を避けて、朝夕の涼しさの中で、開花するのだろうか~~~
確かな季節の歩みを、この花は伝えている。
町中に暮らしているとあまり見る機会がないけど怖いくらいに鮮やかな赤ですね。
むかし確か「梅干と日本刀」という本の中に彼岸花には毒があって食べられないが、飢饉の時その根を水でさらすか、なにかの処理をして最後の食料にすると書いてありました。その記憶が「怖い」と思わせるのかな?
曼珠沙華ともいいますよね。
花にあるのか、根にあるのか、汁にあるのか、分からないまま、毒のある花と思い込んでいました。
飢餓の時の食料にしたのだから、根には無いのでしょうね。
球根を刻んでいて、寝込んだと書いてありますから、タマネギの強烈なの、みたいなのかな?
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/4673/higanbana.html
愛知県半田市に「ごんぎつねの里」というのがあって、そこでは100万本の彼岸花があると知りました。
今度の土曜日、晴れていれば行って来たいと思います。(デジカメ入手前なのが、残念・・)
やはり球根に毒性があったのですね。澱粉が多いのは、戦時中、球根を取って、糊にするために集めているということを聞いたのを、覚えています。
ごんぎつねの里はあの、新見南吉のお話の里なのでしょうね。
人間が好きな、ごんは、人に近づきながら、死をもってしか、通じ合えなかった悲しみが、最後の場面の、猟師の鉄砲から出る青い煙に象徴されていて、とても好きな童話でした。教材として教えた時、読み聞かせの段階で、涙を流してしまう、そんな、教師でした。
やはり、私の町ではあまり見かけません。
昔、大津の雄琴で、この季節、よく見かけました。ドキリとする色ですね。叔母の句にこんなのがあります。
赤あかと 畦あかあかと 曼珠沙華
そんな先生に教えてもらえた生徒さんは、なんてしあわせなんでしょう。。羨。。
叔母さんの俳句、いい作品ですね。素晴らしい感性の方だったことと思って、拝見しました。
「赤あかと」さらに「、畦あかあかと」と曼珠紗華の赤がこれ以上ない表現ですね。
たそがれさん
有り難うございます。
ついでにもう一つ「いぬい とみこ」の「川とノリオ」これも感動しながら子供たちと学んだ作品です。機会があったら、お読み下さい。
「飢饉の時の最終食糧」というにはあまりに平和的な光景です。こんな歴史的な事実は過去のことになってしまって本当に良かったですね。
「ごんぎつねの里」私も子供たちに読み聞かせしました。
読み聞かせしながら、涙し、共感する。すてきです。
今の教育界には感動することが、教師に欠けているような気がします。もっとも、教師を文部科学省は、そのように追いやっている気もしますが。
お散歩してみたくなりました。
彼岸花の赤が目に眩しそう…
ごんぎつねの里、行った事があります。
夫の実家が近いですので…
空が広くて、とても景色の良い場所ですよ。
確かに去年の秋、道の向こう側にいっぱいの彼岸花を見た覚えがあります。
そこからほんの少し離れた場所に「ごんぎつねの湯」がありますよ。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/ja2fva/gongitunenoyu.htm(紹介文)
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/cs/catalog/th_255/catalog_23002724_1.htm(@nifty温泉)
お帰りの際にどうぞ♪