すぐ庭に出ると、金木犀の蕾が木にびっしりとついている。
咲き始める頃が1番よく香る。
昨日は香ってなかったと思うのだが・・・
|
しかし今回は秋風景の中の五重塔を見るのが目的でなかった。
しかしせっかく来たのだから、秋の空の下の法隆寺をカメラに少し収めた。
その中で、南大門の前の石段の下にある「鯛石」だ。
いつかここを案内してもらった時にそれを教えてもらった。
法隆寺の7不思議の一つである。
7番目の不思議に「7.南大門の前に、意味不明の鯛石という大きな石がなぜ置かれているのか?」これである。
大水か、海水か、とにかく水が来てもここから中には入らなかったとか・・・面白いと聞いた時に思った記憶がある。
見れば見るほど鯛の形をした大石である。
この日の目的は宝蔵殿で、平成の玉虫厨子復刻版との対面だった。
上野運動公園で玉虫を見て以来、この復刻版を観たいとずっと思っていた。
洞爺湖サミット2008のサイトで
『玉虫厨子は法隆寺に約1300年前から伝わる国宝で、仏像などを安置する具。公開した「平成版」は、本物と同じ縦1・4メートル、横1・2メートル、高さ2・3メートルのヒノキ製。国内外から集めた色鮮やかなタマムシの羽約3万6000枚を使い、現代の蒔絵(まきえ)の技も取り入れた。
2004年、高山市の設計士中田秋夫さんや宮大工八野明さん、石川、京都の蒔絵師、彫師らが参加して復刻を始めた。
本物を模して5000枚の羽根を使った「復刻版」と、より豪華な平成版の2基をそれぞれ数千万円ずつかけ、4年がかりで完成させた。中田さんは完成前の昨年6月に76歳で死去した。
復刻版は法隆寺に奉納。』
と書かれていた。
秘宝展では、多くの法隆寺の秘宝のうち今回は78点、展示されており70番目に工芸品として、平成の玉虫厨子が展示されていた。
金細工の下に張り詰めているという玉虫の羽ははっきりと分からないが、素晴らしい工芸品として鑑賞に時間を費やした。
勿論撮影もスケッチも禁止であるから、脳裏に焼き付けておくしかないので、画像を探して上にリンクした。
『平成の玉虫厨子』で検索すると、当時の新聞記事に、多く記載があった。
とにかく目的を果たすことが出来た。
以前の玉虫の記事に コメントさせてもらい、厨子に思いを寄せた事を思い出しました。飛騨の高山のものと両方を是非見たいものです。
1昨日の同窓会の記事、私はほんのちょっとだけ後ですが、同じ感じです。同様に丸坊主とおかっぱでしたです。今年6月 中学の8組(偶然ですが同じ組数)合同で同窓会がありましたが、クラスでばらつきがあり、3人だけの参加の組もありました。クラス単位で実施されているのは凄いと思います。
金木犀のふくよかな香りがしだしましたね。
この香りが漂いだすと、日本の正しい秋を感じます。いい気候になりましたね。
念願の平成の玉虫厨子、飛騨高山の匠たちの作品、たっぷりとご覧になられたとのこと、満足されたことでしょう。
法隆寺の松並木、両脇の石柵は少しめざわりですが、短い参道ですが趣があり大好きです。
平成の玉虫厨子リンクの写真を
ゆっくり見せていただきました、
お魚の石をさりげなく入れてあるなんて
しゃれていますね、
さらに6不思議を知りたくなりました。
本物の玉虫厨子は、何度も見ていますので、本当に復刻版は作成の経過などもネット検索で知ることが出来ましたし、嬉しく思っています。
クラス会が出来るのは、当時のクラスの団結と先生への思いが、みんな同じに懐かしく、集まりたいというエネルギーになっているのでしょうね。
有り難うございました。
大好きな香りです。
前に教えていただいた、塔の鎌、と鯛の石。
それ以外も知ってみたいと思います。
またよろしくお願いします。
松並木の松、昔はもっと元気だったようなきもするのですが・・・
でも綺麗ですよね。
1. 法隆寺は蜘蛛が巣をかけない
2.南大門の前に鯛石とよばれる大きな石がある
3.五重塔の上に鎌がささっている
4.不思議な伏蔵(かくされた蔵)がある
5.法隆寺の蛙には片目がない
6.夢殿の礼磐(坊さんがすわる石)の下に汗をかいている
7.雨だれが穴をあけるべき地面に穴があかない
2番と、3番は、カメラに収め、ブログにも書いたのですが、今度行ったときには、形として残っているものの探検をしたいです。
本物は美しいのでしょうね。
本当にここ2・3日で、金木犀の香りがあちこちでしてますね。
一気に咲くのでしょうね。
1300年前の玉虫厨子も今は、古色の落ち着きですが、当時はこんなだったのだなぁと、古にも心を馳せながら長い時間そこで見つめていました。
金木犀ほど一気に咲く花はない様に思いますね。
香りが存在を教えてくれる木ですね。