カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

続 世尊寺

2020年11月20日 | ちょっとおでかけ

 

世尊寺について、大淀町のHPよりお借りしました。

もとは、比曽寺とされていたようです。

比曽寺(比蘇寺)の創建は、多くの謎に包まれていますが、奈良時代(8世紀頃)には、東西に塔を配置する薬師寺式の伽藍を整えていたと考えられます。
比曽寺は、奈良時代に成立した歴史書『日本書紀』の欽明天皇14年(553年)条、「…今吉野寺放光樟像也」の一文にいう「吉野寺」の事だとされ、日本でもっとも古い仏像の伝承を残す寺院です。また、平安時代には「現光寺」とも呼ばれ、吉野地域を代表する仏寺巡礼地のひとつとして知られていました。
大淀町比曽の世尊寺境内には、比曽寺の塔跡の礎石が残されているほか、平成17年(2005年)の調査で、鎌倉時代から南北朝時代にかけての寺院の東端部分や、西大寺とのかかわりを示す瓦などがみつかりました。
比曽寺の東塔跡に建っていたとされる、高さ約25mの鎌倉・南北朝時代の三重塔は、文禄3年(1594年)、豊臣秀吉によって伏見に移された後、慶長6年(1601年)、徳川家康によって滋賀県の三井寺に寄進されました。現在は国の重要文化財(建造物)となっています。
その後比曽寺は、江戸時代半ばの寛延4年(1751年)、禅宗寺院の世尊寺として復興され、現在に至っています。昭和2年(1927年)にはその重要性が認められ、同年4月8日、国指定の史跡となりました。

本堂横のカエデが色よく紅葉していました。

桜の葉の紅葉です。青い空に伸びた枝の桜の葉が、まだ散らずに、花のようです。

可愛い猫たちが、お堂の縁側で日向ぼっこかしらと、そう思いながら近づいても

全くこちらに反応しません。

お寺の方が作られたねこちゃんたちでした。

本物みたいに温かい感じがしました。

コメント (2)
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