椿かな・山茶花かなと、花を見ながら足元の地面を見て、花弁を散らしているのが山茶花で
ぽとりと花の形のまま落ちているのが、椿だと境内散策をしながら、それぞれの花が、あまりに
大きく見事に咲いているので、木だけ見上げていると、分からなくなってしまうほどです。
銀杏かしらと近づいてみますと、黄葉した楓でした。
境内から見た二上山です。
もっと近くへ行ってみたくて、山門を出て長い、漆喰の築地塀に沿って山に向かって歩きました。
太陽の位置から、もっと綺麗に秋の装いに見えるはずですが、目視の方がずっと綺麗でした。
いつ歩いても綺麗な石光寺の塀です。
誰も歩いていないこの道が好きで、次第に近づいてくる二上山をゆっくり眺めながら歩きます。
塀の中から覗いている白い実は、なにでしょう。
南京櫨の実によく似ています。
山茶花も塀の中から顔を出して、存在感を示しています。
寒牡丹を見る頃は、冷たい風が二上山から吹いてくるのですが、この日は陽の温もりのある
いい散策日和でした。