端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

イミテーション

2021-05-24 | 趣味

布を整理していたら 出てきました。

大漁旗を コピーした布です。

世間の 古布ブームに乗って 町に出回っている布です。

多分 裏布にでも使えるのではと 買っていたものです。

脳みそを空にして 財布を作りました。

小銭入れに使ってね 大きいお金は銀行にね といつものセリフで

差し上げています。

それにしても 近隣の綾町で開催されていた骨董市がコロナで お休みです。

再開が 待たれます。

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冷や汁

2021-05-22 | 食べ物

子供たちの 丈の短いネルの寝巻が終わり 洗いこんだ 浴衣の寝巻に

代わるころ 我が家の朝めしに 冷や汁の登場でした。

夜明けが早くなった朝 耳に飛び込んでくる 台所のすり鉢の音

目ざとい私は 眠い目をこすりつつ 台所の母のもとに 座っていました。

田舎生まれだった母の冷や汁は だしも作り方も 田舎流。

今高級な料亭などは 焼き鯛のすり身が使われたりしていますが

我が家は フライパンで焦がしたいりこでした。

いりこも 近くの漁港で天日干しの 新鮮なものを 背中の大きな籠で

行商で来ていました。

すり鉢のいりこが いいころ合いになると味噌 トーフ を入れ熱湯を少しづつ入れ

好みの味を見つつ 夏の薬味を これでもかと入れていました。

朝の飯台に 座っていると 父が「おっ 冷や汁か」と一言。

我が家の 朝飯の始まりでした。

都会に就職した弟 冷や汁好きでした。 一足早く黄泉の国に行きました。

ふと 母に代わって 姉ちゃんの冷や汁 食べさせたかったと 鼻水垂らしています。

お手玉 5個出来上がりました。

 

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軽 い

2021-05-19 | 趣味

気象庁の 見立ては正解でした。

確かに 梅雨の雨です。 しとしとと いやな雨ですが 田んぼや畑 山の木々には

大切な雨です。

生協の お兄さんはトラックから 濡れながら走って 荷物を届けてくれます。

雨やコロナで 外出がままならない分 針を動かしています。

単純な 仕事ですから いやになり いつも口にしない 飲み物で 自分を

だましたり 布の整理をしたりします。

小さい布が 出てきたので お手玉を作り始めました。

五個 出来そうです。

あれをしたり これを作ったり 軽い人間です。

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ワクチン

2021-05-18 | 思うこと

貴方も 年寄りだから 皆さんより少し早く コロナのワクチンを

予定していますので しかるべき申告をして 日程を予約するように

役場から お便りが来ていました。

わかりました。 

まだ電話が混んでいるだろうから 一週間ほど 待ってからに

しようと 我慢していました。

そして 昨日朝9時を待って コールセンターに電話しました。

「本日の ワクチン予約は終了しました。」

の 冷たい返事。

なに?  今9時なのに どうゆうことだ  高齢になり皆様にお世話になる

ことの多くなった私 自分を抑え ご迷惑をかけないように 

と心がけているのに と怒りがわいてきます。

確か 携帯でもいいと 書いてあったことを思い出し 

急いで携帯と向き合いますが 友達登録5人の私に 

役場を友達に登録しろなんて 恐れ多くて出来ません。

携帯を使いこなしている 加代子さんに友達登録の仕方を 

電話で教えてもらい ようやく LINEに たどり着き いつも友達に

メールするように 質問事項にこたえていきます。

途中で こちらがもたもたしていると 向こうもイライラして 

失礼な言葉を発します。

どこの医院にするかの質問に  戸惑っているとき空きのある医院が

出てきません。

とうとう私は いいました。

そんな 失礼な言い方はないでしょう。 こちらは82歳の高齢者よ 

といい 携帯を閉じました。

もう 先も短い身 いつお迎えが来てもいいなどと うそぶいている私は

どこに行ったのか。

熱いお茶を飲んで 自分を反省し出直しです。

そして お昼を済ませ 携帯電話を横目に 電話したら OKでした。

無事 予約完了です。

今朝 新聞を広げたら 多くの高齢者が携帯で予約ができないとか。

わかりやすい 使い方を 指南してほしいものです。 

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反 芻

2021-05-17 | 思うこと

向田邦子さんが 飛行機事故で 黄泉の国に逝かれて 40年が過ぎました。

51歳でした。 私より10歳先輩でした。

その才能は 生前の彼女の作品はもとより 今もエッセイを繰り返し 

読み返しています。

そのたびに あー そうだったのだーと 発見があります。

そんな 読者がおられるようで 選りすぐりのエッセイや 自己流の解釈の

評論家がおられるようで 今なお 時折本が出版されています。

アマゾンで 検索して 見つけるのも楽しいものです。

鋭い目と 唸った舌 軽妙なタッチのペン 今なお健在な 向田邦子さんが

います。

海苔と卵と朝めし  河出書房新社  1650円

 

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リメイク

2021-05-15 | 食べ物

時々 思い出したように ゴボウのきんぴらが食べたくなる時があります。

スーパーでは すぐ使えるように ささがきのものが並んでいますが

私の好みではありません。

包丁を ゆっくり砥いで ごぼうの土を落として 椅子を準備して ささがきが

始まります。

唐辛子にピリリと 働いてもらいます。

一日目は きんぴらで食べ 残りは冷凍庫で保存し 今夜おかずは~と 

思いつかない時は 冷凍庫のきんぴらの出番です。

かき揚げに 変身です。

これがおいしいのです。だから痩せません。

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スイートコーン

2021-05-14 | 食べ物

昨夕 友達がトウモロコシを2本 持ってきてくれました。

子供の頃 田んぼのあぜ道に 田舎では自家用に植えてあるのを 

よく見ていました。

いつの頃からか 高級なおやつに変身し 産直などでは箱詰めで

マダムたちの 熱い視線を集めています。

縫物友達と毎週集まっていた時 一人が

「スイートコーンの収穫が始まったので当分休むよ。」

と この時期宣言していました。

甘みを保持するため 収穫は朝暗いうちから始まり 午前中には

都会に向けて出荷です。

「畑は 朝は濡れているじゃろ」 と言ったら 「なに 私は朝飯炊きよ。」

と笑っていました。

頃合いを見て 作業小屋でにぎやかな朝ご飯のようです。

日本が 戦争を終わらせた夏 小学一年生だった私 トウモロコシを見るたび 

本当の空腹や 本当の人間の暖かさを 学んだ気がします。

スイートコーンのように 甘くなくもっちりして 腹ごたえのあるあの頃の

トウモロコシに 会いたいと この時期思い出します。

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花ちゃん

2021-05-13 | 趣味

所帯を持って以来 欠かさず梅やラッキョウを漬けていました。

母の後ろ姿を見ていて そんなものだと思っていました。

たくさんの瓶が 出番を待っていますが 高齢になると 大きな保存瓶も

動かすのが 危なくなりました。

季節の団子 梅干し ラッキョウ漬け 季節外れの西瓜 お金さえ出せば 

なんでも手にすることができるようになりました。

友達が届けてくれた ラッキョウ半日かかって 小ぶりの瓶に収まりました。

保存食は食べるだけでなく 眺めて楽しむのもいいものです。

欲に任せて 買い置きの布が出番を待っています。

花ちゃんの出来上がりです。

大人の手も入ります。  お菓子を入れてコロナが終息したら 出かけたいですね。

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梅雨仕事

2021-05-12 | 食べ物

地元の温泉に 飽きもせず通っていたころ 知り合った友人が居ました。

ご主人は 中国で勤務中で 自分の時間は家庭菜園でした。

私のパッチワークの袋は 新鮮な野菜に化けていました。

そのころから この季節 取れたての土付き葉つきのラッキョウを届けてくれます。

昨日 半日かかって 処理しました。

ミツカン酢も 砂糖も 唐辛子もスタンバイです。

選別していませんので 大きなものは 大口の私用 小さなものは おちょぼ口の

友達へ行く予定です。

台所は ラッキョウのにおいでいっぱいです。

いつもの 小物が出来上がりました。

私の地方 梅雨に入ったようだと 気象台がテレビで 言っています。

例年より 早いとか。

コロナだ 熱中症だ ワクチンだといいつつ 忙しくしています。

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初 夏

2021-05-08 | 思うこと

私の住む 九州も少しづつ季節が変化しています。

火山灰の黒土畑は 焼酎の原料のサツマイモのつるが 畝にさされ 緑へと変化しています。

以前はたばこ畑が広がっていましたが タバコが肩身の狭いすることになり 今は

黄金千貫の芋畑です。

高齢になり 寒さに弱くなりました。

まだフリースのベストが 手放せません。

熱い 新茶をすすりつつ 自分の人生を反省しています。

切り溜めた 端布 飽きもせずまたまた 巻きとじの ポーチを作りました。

ダーツを入れて 底を膨らましています。

 

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