端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

シッカロール

2018-07-29 | 思うこと

暑い 毎日が続いています。

断捨離をしなくてはと 毎日思うばかりでお宝もないのに物を捨てることもできません。

そんな中 洗面所の棚をかたずけていたら出てきました。

シッカロールです。

缶入りのもの 紙容器のもの そしてプラスチックの直接肌につけるもの 50年前の私の時代の子育てには欠かせないものでした。

夏の夕方 風呂から上がると 逃げ回る子供を抑えて 体中に真っ白いシッカロールをはたいていました。

何とも言えない赤ちゃんの 匂いでした。

母に 子育てを手伝ってもらい 仕事を続けるつもりだった私ですが長男が誕生を迎える前に 母は47才の若さで 旅立ちました。

もし もし 今でも元気だったら 100才になるはずです。 

それを思うと ありえない話だと ようやく気持ちに区切りをつけています。

シッカロールにまみれていた子供も 今はいいおっさんです。

親を見送り 子供を育てて 亭主にそりを合わせ 歳を重ね よぼよぼになり 土にかえっていく 人生。

シッカロールの缶の蓋をそーと開けると 五感とともに50年前の自分に返っていました。

今日 風呂から上がったら 首筋につけてみよう。

 

 

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猛 暑

2018-07-27 | 思うこと

毎日猛暑が続いています。

そんな中 血圧の薬をいただきに医院に行ったり 買い物に行ったり 暑苦しくなった髪を カットに行ったり 忙しい毎日です。

買い物のついでに寄ったスーパーの 100均コーナーで 顔見知りのお方と 偶然お会いしました。

あれー 顔は存じ上げていますが お名前が出てきません。

私の戸惑う顔を見抜いて 「私〇〇の妹です」と 名乗っていただきました。 あーすぐわかりました。

皆さん 高齢者に突然であったら 自分から名を名乗ってください。  助かります。

そんな猛暑の中 昨年加代子さんが縫ってくれた浴衣ブラウス なんと涼しいことか 日本の浴衣を改めて 見直しました。

でかい頭を 出す首元に 赤いポイント素敵でしょ。

風が 吹き抜け 肌も心地よい感じです。

夕方に洗濯し 翌朝はまた すまして着ています。

猛暑に へたばりそうになり 両脇に冷凍庫の保冷剤を抱えて 家の中をうろうろしています。

高齢者は気を付けなければいけません。

 

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茄子の辛し和え

2018-07-19 | 食べ物

夏野菜の代表 茄子の季節です。

生意気盛りのころ 親に叱られるとき 軽く聞き流していると 母が必ず口にしていました。 

親の意見と茄子の花は千に一つの無駄もない  と私に聞こえるように言っていました。

そんな茄子 あちこちからいただきます。

こんな猛暑の時 ぴったりの 辛し和えを作りました。

皮を少し剥いで 薄く切りすぐ水に離し 灰汁を取り 水を切って焼きミョウバンを少し入れ塩でもみます。

きつく絞って 味噌 砂糖 からしを混ぜて和えるだけです。

ツーンとくる このからし和えは 火も使わずこの猛暑に ぴったりのおかずです。

食欲の落ちる猛暑 お試しあれ。

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暑 い

2018-07-16 | 趣味

気象庁が 猛暑の予告をしていましたが 本当に暑い

今朝家事を済ませて 温度計を見たら 30度を 示しています。

それを見たとたん 気分が悪くなり 朝から熱中症か?

 と急いで 冷蔵庫のガチガチの保冷剤を タオルで包み 両手の脇に挟みました。

田舎住まいですから 涼しい風が家の中を 吹き抜けていきますが 今年の暑さは違います。

保冷剤を 脇に挟み 昨日用意した塩飴を 口にして 気合を入れた私でした。

そして 出来上がった ポーチです。

いつも作る 18番ですが プレゼント用に 作ってためておきます。

夕方 いつものダスキン交換の Tさん 「熱中症に 気をつけてください」とお声をかけていただきました。

ありがたいことです。

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しっかりしてよ

2018-07-12 | 思うこと

今朝 いつもの通り朝の家事を済ませて 縫物の机の前に 座りました。

あれー いつもの電話の子機が充電器に座っていません。

朝 電話がかかってくることになっていたので ポケットに入れ 家を出たり入ったりしていました。

あちこち探してもない これはテレビのリモコン これはビデオのリモコン これはエアコンのリモコン  と確認して回りますが

ない。  

電話の子機がない。

それなら 携帯で我が家に電話するかーと いつも使ったことのない携帯電話のボタンを押します。

電話が応答し ベルが大きく鳴っています。

その音を頼りに子機を耳を澄まして探しますが 留守電にしていたのか ぷっつり切れてしまいます。

留守電を まずは解除して 再び 我が家に携帯から電話  ありました。

食卓のテーブルの 端に恥ずかしそうに 応答していました。

なんと朝の貴重な時間 無駄にしてしまいました。

これから こんなこと多くなるのだろうな 自分にカツを入れた朝でした。

先日オークションで手に入れた夏の留めそでです。

紋にはまだ 当て布がついていました。

上品な 色数の少ない中 涼しい感じの裾模様です。 昔の日本人のセンスの良さがしのばれます。

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ポーチ

2018-07-10 | 趣味

還暦を過ぎて 何かしなければと 縫物でもするかーと パッチワークを始めました。

本を師匠に 友達に習ったり 他人様の作品を 穴があくほど眺めたりして 覚えました。

おかげで 一に色合い 二に色合い 三 四がなくて 五に技術だと 近頃悟りました。

小さな布がたまると 作るポーチ 2cm四角を120枚 つないでいます。

大変ねーと 友達は言いますが そうでもありません。

小物入れに 友達にプレゼントしています。

幅 20cm 深さ 15cmです。 ファスナーは18cmをつけています。

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砂の器

2018-07-09 | 思うこと

今朝 俳優の 加藤剛さんが亡くなられていたニュースを ネットで見ました。

近頃テレビで拝見していて 少し痩せられたかなあーと 思っていました。

加藤 剛さんといえば 松本清張原作  野村芳太郎監督の松竹映画 <砂の器>が忘れられません。

ハンセン病の父と子がボロをまとい 日本海に面した海岸を 荒海の吹雪の中 歩いていくシーンや 主人公が一流の音楽家として成長し

オーケストラをバックに 演奏しているシーンは 今でもはっきりと脳裏に残っています。

昭和49年の作品だったようですが 映画館で見た私も 若かった 35才でした。

今朝 ネットで見たら 私より一歳上だったようで あの映画出演の時 36才だったようです。

味のある 昭和の俳優さんが また一人 旅立たれました。

以後 テレビでドラマ化されていますが やっぱりあのスクリーンで見た <砂の器> は忘れられません。

友達から ミョウガを頂きました。  ミョウガの子は季語です。

甘酢に漬けたミョウガを眺めつつ 一句できないかと 眺めていますが 凡人には 浮かびません。

 

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藍 染

2018-07-05 | 趣味

昨日 どうしても バックの磁気ボタンが 必要になり 手芸やさんに 行ったら 向かいのギャラリーで 隣町西佐土原 の青木幸雄さんの 染色の作品の展示会の 初日でした。

一級河川の一ツ瀬川を渡った隣町西佐土原町は歴史のある街です。

その街で デザイン 印刷の仕事をしておられる のですが ギャラリー「野の苑」のご主人で いつも色々な趣味人の作品を 公開中です。

藍染と柿渋に魅せられた 青木さんの作品は なぜか心に響きます。

絞の 技法を入れ 藍は藍の色を出し ジャパンブルーの世界です。

繊細なデザインは 本職です。

藍染の 作品の販売も 並んでいました。

お昼を過ぎ 気ぜわしく お暇しましたが ゆっくりもう一度 伺いたいものです。

 

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ショルダーバック

2018-07-04 | 趣味

ショルダーバックが 出来上がりました。 表側です。

八枚の 扇は末広がりで 使っていただく方の 幸せを願う私です。

反対側です。

無地の 藍色の布に 小さな刺繍をしました。

紐は 4cm幅ですが 長さを調節できるように 片方を短くしてリングを付け もう片方は 長くしていますので 使う方に決めてもらいます。

口には強力な 磁石のボタンをつけています。

取り掛かれば すぐできるのに それまでが あーでもないこーでもないと 脳みそを揺らして考えています。

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こぶし

2018-07-01 | 趣味

町の温泉の 休憩のテーブルには誰が持ってくるのか いつも季節の花が 飾ってあります。

寒い冬が 少しづづ暖かくなると こぶしの花が真っ白い花を 一番に咲かせます。

あの 千昌夫が歌う北国の春にも 

    ♬♬ こぶし咲く あの北国の 北国の~春~ ♬♬  歌っています。

可愛い白い花が 終わるとその名前の通り こぶしのような実をつけます。

何の実じゃろか と 聴かれる方が多いのか 売店のお姉さん 名札を下げていました。

袋を頼まれているのに 野暮な用事が多く 気乗りがしていませんが 雨は降るし 面白いテレビもないし

と針を動かしています。

ショルダーバックにするつもりです。

 

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