背守り

 

暖かい　二月です。

加代子さんが　新しい素敵なリメイクの洋服を見せに来てくれました。

その作品ではなく　私の眼は　加代子さんの洋服にくぎ付けです。

背中の　ちょっと大きめの　福の字の　背守り。

刺し子の文字です。

リメイクの作品　一枚出来上がるごと　腕を上げています。

 

仕立てや

家裁だ　後見人だととびまわっている友達　布巾の刺し子を楽しんで

いましたが　バックを刺しないよ　との私の意見に　二枚の刺し子の布を

バックに仕立ててと　持ってきました。

裏に薄い芯張り　出来上がりました

 

あまり地味なので　ピンク刺繍糸で　名前のイニシアルをいれました。

全体は　こんな感じです。

口幅　32㎝　深さ　35㎝　底つまみまち5㎝です。

 

トートバッグ

ミシンが　すねていましたが　どうにかだまして　大き目のバック

出来上がりました。

派手な配色に　走っていた若いころと違って　地味な配色です。

底は13センチ幅です。

止めのボタンも　手作りです。

次何つくろうか思案中です。

ミシン

この年齢になって　頑張って生きています。

自分の　先祖は茶道の袋師だったのではないかと　思われるくらい

袋つくりに　専念しています。

残りの　人生どれだけ作れるか　ふと思い浮かぶ時があります。

小物は　作りためてちょっとしたお礼に　差し上げ喜んで　頂いています。

こんな　大きな袋は　まだ現役で働いている　友人に差し上げると

喜んでいただいています。

これが　私のボケ防止だー　と思っています。

さて　ここまで出来上がるともう　大丈夫　半日で完成です。

と思って　取っ手を縫い始めましたが　下糸が絡んで　調子が悪い。

あちこち分解して　油を差してやり直すが駄目です。

隣町の　ミシン屋さんと懇意の　加代子さんに電話して　ミシン屋さんに

明日連れていただくように　お願いしました。

頭の中は　福沢諭吉さんがぐるぐるめぐります。

こんな時　私の性格が出ます。

も一度　分解して必死でねじと格闘です。

わが人生三代目のミシンです。　十分働いてもらって　コンピューターの

助けをもらっている　ミシンです。

右に並ぶコンピューターのボタン　購入するとき惹かれてみましたが　使ったことは

ありません。

このボタン　あちこち押して　確認。

あっ　　調子復活。

慌てて　ミシン屋さん予約解消の　電話をしたのはもちろんです。

他人にわかってもらえない悩みが解決し　一件落着。

飛んでる後見人の友達が　団子持参で　お茶にしようと　春の草団子で

一服でした。

 

婆会

毎日の雑事に追われ　人生ゆっくり反省する時期なのに　トホホな人生の

私です。

それでも　友達が　「春が覗いているよ」と　フキノトウを届けてくれました。

天ぷらにしたら　美味しかったー　　春の味です。

毎月　一回婆会と称して気の合う四人とお昼を一緒にしていますが　

出来合いの弁当に　漬物持参ですが　話がごちそうです

今日は　料理自慢の秀子さんが　日向夏ゼリーを　作ってきました。

まだ寒い日が続きますが　春の足音が　近いようです。