AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

浅草花やしきでのチームA写真

2006-07-26 13:04:34 | Weblog
 2006年7月23日、浅草花やしきでの AKB48 チーム A ( + 卒業生 1 人 ) の写真を、トリミングしてまとめてみた。

 一応、チーム A 全員 ( 欠席の川崎さん除く ) と、卒業生の宇佐美さんが最低 1 カットずつ入っているはず。点数の多少や写りの良し悪しは偶然もあるのでご容赦のほどを。

 ちなみに、撮影は 300 万画素級のコンパクトカメラ 2 台。12 倍ズーム機能とレンズのそこそこの明るさに頼って、かなり遠くからフラッシュなしで撮ったものが大半なので、実は手ブレと被写体ブレの両方がかなり激しい。小さく切り出して縮小かけて、何とかごまかした次第。ブレ以外にも露骨に光量不足だったり、他人のフラッシュで白飛びしていたり、ピンボケだったりといろいろあるが、あまり突っ込まないでいただきたく(^_^;)。編集時に多少色をいじったり鮮鋭化かけたりしたものもある。

 なお、掲載に当たって正式な許可は取っていないので、24 時間程度の限定掲載ということで。その後は削除予定。

2006-07-27 13:52 追記:
 画像を外しました。まだ直接 URL を叩けば出るかも知れませんが(笑)、それもそのうち削除します。
 ちなみに、掲載時には 1024×768 ドットに縮小しましたが、元画像は 2048×1536 ドットで作ってありまして、そちらをハガキサイズにプリントしてみたら、なかなか良い感じでした(^_^)。

2006-07-28 03:13 追記:
 7/27 追記分の日付が間違えていたので修正しました。

A-3rdに向けての妄想・その3

2006-07-26 00:31:52 | Weblog
 話が前後してしまうが、A-3rdに向けての妄想の続きを書きたくなったので、こちらを先に。と言いつつ、A賞イベントでの出来事を踏まえての話になるのだが。

 まだ書いていないが、A賞イベントは劇場でのおにぎり大会の後、バス 8 台に分乗して花やしきに向かったのだった。で、メンバーも各バスに 4 人または 5 人ずつ乗り込んだのだが、バスの中ではそれぞれ、ちょっとしたゲームとかカラオケとかお菓子配りなどが行われたようだ。

 で、どなたのレポートで読んだか忘れてしまったのだが、高橋みなみさんや小嶋陽菜さんは、それぞれの乗ったバスで、カラオケで好きな曲を歌ったらしいのだ。高みなが中森明菜さんの「DESIRE」で、小嶋陽菜さんはハロプロの何か、だったらしい ( 違っていたらご指摘をいただきたく )。どちらも、でも高みなの方は特に、聴きたかったなあ(^_^;)。ちなみに私は別のバスで、も ち ろ ん 中西さんの乗っている 7 号車だったわけだが、実はカラオケをやると聞いた時に、中西さんに小泉今日子さんの「あなたに会えてよかった」を歌って!と叫ぼうとしていたのだった。ちなみに「あなたに会えてよかった」は、中西さんがもともと好きで、オーディションの時にも歌った曲だそうで、その話を公演の MC で聞いて以来、私はぜひ一度中西さんの歌で聴いてみたいと思っていたのだ。しかしあいにく、そのバスに備え付けのカラオケ本には「演歌しか載っていない」ということで、普通のカラオケはナシに。返す返すも残念。

 実は私も「あなたに会えて良かった」は大好きな曲で ( でも小泉今日子さんのファンというわけでもない ) 、当時シングル CD ( もちろんその頃は 8cm 盤 ) を買って、何度も聴いていたし、あの大ヒットで紅白に出さない NHK のダメっぷりに呆れたものだった。…というのはどうでも良いとして、私の中では、アイドルの楽曲としては指折りの名曲だと思っているほどなのだ。そしてまた、冒頭でいきなりサビの高音部から入るということや、A メロ、B メロが淡々としているようでありつつ万感を込めて歌い込む必要のあることなど、楽曲としての派手さはないけれども、いやむしろだからこそ、歌い手に非常に高い歌唱力を求める楽曲なのではないかとも思っている。加えて言うと、私のイメージ的には、中西さんがその曲を歌うと、も の す ご く ハマりそうなのだ。公演の MC でそれを聞いた瞬間、私は電気に打たれたような衝撃で、思わず「うわっ」と小さく叫んでしまったほどだった。それはどんなオーディションでも通るだろう、という感じ ( 言い過ぎ? )。

 ただその一方で、正直に言うと、今の中西さんが「あなたに会えて良かった」を歌って「十分な」深みが出るかというと、ちょっと物足りないだろうな、という気がすることも事実。あれは若さゆえに気まずくしか終われなかった関係を、大人になって振り返っている歌詞だから。そういう意味では、私の知っている ( 昔の ) 曲に当てはめてみると、南野陽子さんの「秋からも、そばにいて」みたいな曲の方が、今の中西さんには合うのかなあ、とか。

 また、先ほどの高みなについて言えば、私のイメージで言うと中森明菜さんの楽曲なら「DESIRE」よりは「ミ・アモーレ」か「ジプシー・クイーン」の方が合いそうな気がするんだけどなあ。つぶやくかのように ( 印象としての話ね ) 歌う部分もあれば、サビでは声を伸ばして歌い上げる必要があって、でも高みなの「星の温度」を聴いた衝撃からすると、きっと高みななら歌いこなせるんじゃないかと思えるし、かつ、高みなの雰囲気にも合いそうな気がするわけで。どちらも高みなが持っている ( と AKB 日誌で言っていた ) 中森明菜のベスト盤には入っていると思うし。とは言え「難破船」とか「駅」はまだ無理かなあ。特に「難破船」あたりは、中森明菜さんの背負った業の深さみたいなもので歌い込んでいる部分もあるわけで、テクニックの問題じゃないという気がするので。

 そんなことをつらつらと思っていたら、これはやっぱりそろそろ、A-3rd でソロ曲、それも楽曲とがっぷり四つに組んで歌うようなのを聴いてみたいなあ、という気がして来たのだった。前に書いた「全体曲か、多人数ユニット多め」という予想とは正反対のことを言っているのは承知の上だが、やっぱりソロも良いよなあ、とか。とりあえず私としては、やっぱりイチ推しの中西さん、次いで歌い手としての実力で高橋さん、の 2 人について聴いてみたいかなあ。ただ、現実的に言えば 20 人で約 80 分という公演の中に、ソロ曲をそんなに何曲も入れられるわけもないのだけれども。

 …という話を友人 ( 私と同世代 ) にしたら「それって、里菜てぃんと高みなが、俺たちの世代に馴染みのある曲を好きだと言ってくれているからうれしいっていうだけの話なんじゃないの?」と身も蓋もないツッコミが(笑)。いやそれもあるけど、それだけじゃないんだけどね(^_^;)。

A賞イベントの私的記録・その1

2006-07-25 03:13:04 | Weblog
 基本的にイベントの類には淡白なもので、無理しない範囲の枚数 ( 私の感覚では 4、5 枚 ) を買って、運良く当たれば行くし、そうでなければ別に良いや、と思っていた。もちろん楽しそうだなとは思ったし、当たれば行きたいのだけれど、だからと言って必死に CD を何十枚も買うかというと、私の性格からして、それはしないよなあ、と。

 というわけで、普通に数枚買った程度では当たるはずもなく ( それで当たったという人もいるだろうけど )、ちょっと残念に思っていたら、締め切り少し前になって友人が、何と A 賞が 2 枚当たったからと、1 枚分の権利を譲ってくれたのだった。で、実を言えば、譲ってもらってすごくうれしかった(^_^;)。「行けなきゃ行けないで良いよ」なんて強がりを言いつつ、やっぱり行けるとなるとうれしいのは人の常ということで。

 で、無事当日を迎えて…。レポートはあちこちに上がっていると思うので、ここでは略。以下は普通のレポートとは違った、一個人の思い入れだけをたっぷり書き込んだ記録と感想なので、参加している人はもちろん、参加していない方が読んでも、あまりおもしろくないものだと思うので、予めご容赦のほどを。

 とりあえず全体として、すごく楽しかった!(^_^)

 いつもの私なら、混雑を避けて後ろの方から「ああみんな楽しそうにガッツいてるねぇ」とか言いながら見ているだけなんだが、この日はあえて、そういう気取りはできるだけ捨てて、ガッツく方向で頑張ってみた。まあそうは言っても、さすがにこの歳になると周りの状況を見てしまうところがあって、利己的なほどガッツくような真似はできないのだが、とりあえず私にできる範囲(^_^;)では頑張ってみた。だから楽しめた、のかも知れないけど、まあとにかく楽しかった。

 まず、劇場でおにぎり大会。花やしきは夜からなのに、15 時集合で何やるんだろう、という疑問に対して「スペシャルライブと握手会って感じじゃない?」というのが私を含めた大方の予想だったのだが、おにぎり大会は完全に予想外だった。友人と「握り ( 握手会のこと ) はあると思ったけど、まさかおにぎり握ってくれるとはねえ」とうれしい誤算を笑い合う。

 おにぎりは何よりもまず、イチオシの中西里菜さんのところに。浴衣姿で「どれくらいの大きさにしますか?」とか聞いてくれて、おにぎり握ってくれる…あー、幸せでトロけそう(^_^;)。握ってもらっている時にちょっと聞いたところ、食材を持って来るにあたってヒントは特になかったそうなのだが、里菜てぃんが単に好きな食べ物と言われたらチョコ ( 特にチロルチョコ ) を持って来ないわけがないので、弁当に入っていたらうれしいものとか何とか、その程度の限定はあったのか、はたまた、里菜てぃんが勘を働かせて、おにぎり大会を読んでいたのか。しかし、そこまで突っ込んで聞く間もなく握り上がり、周りにのりたまをまぶしたのをいただく。握り具合も程よく、のりたまなので普通においしかった。海苔がないので手づかみでは食べにくいという声もあったが、私は豚汁をもらいに行って、その箸で食べたので問題なし。ちなみにその時、隣の隣が高橋みなみさんだったのだが、具がマーブルチョコということで、高橋さんの熱烈なファンが数人並んだ後は、誰ももらいに行っていなかった ( 後になるとチャレンジ組は増えたらしいが )。

 中西さんのを食べた後、1 つもらえたからもう良いや、と思っていたのだけれど、まだ時間もあるようだし、どうせならもう 1 つくらい誰かのを…と思って見回したら、カフェにいる成田梨紗さんのところに、なぜか誰も並んでいない。え?と思って、近くで 5、6 人の列に並んでいる人たちに聞いてみると、それは隣の野呂さんの列だという。そこで成田さんのところに行って「成田さんの列はないの?」と聞くと「誰も来てくれないんですよ~」と軽く裏返り気味の声でお返事。ちょっとつまらなそうな表情が実にかわいらしい。しかし具を聞いて納得。きな粉だった(^_^;)。それは具の人気だから心配ないと思うよ、てなことを言ったものの、そこまで話したからにはいただきましょう、ということで、かわいらしくハート型に握られたおにぎりをいただく。きな粉は中に握り込んであって、周りに海苔はなし。ちなみに食べる前に、周囲にいた人にハート型を見せびらかしたら、あっと言う間に成田さんのところに列ができていた。逆境(笑)でも心をこめた工夫をして、ファンのハートをつかむ努力をすることが大事ってことですな(^_^)。成田さんエラい。ちなみに、きな粉のおにぎりは、食べてみたら全然変じゃなかった。そう言や、きな粉のおはぎとかあるもんな、と納得。ただあんまり味のある具じゃないので、2 杯目の豚汁をいただきつつ。

 それでもまだ時間があるだし、中西さんがのりたまから別の具になったという話もあったので、じゃあもう 1 回行ってみようか…と列を見る。写真の廊下まで列が続いていたが、意外と早く流れる列のようだったので、頑張ってみることに。で、列自体は遅滞なく流れたのだが、劇場に入ったあたりで、あいにく中西さん終了のお知らせが。そしてステージにちょうど到達したところで、普通に具 ( 牛肉の大和煮 ) がおいしそうだった隣の戸島さんも終了。ほか、具の種類はともかく、テレ電で話したことのある人たちも終わっていて、どうしようかと思ったのだが、たまたま小林香菜さんのところが空いていたので行ってみることに。しかしまさか「ブログで膝が硬いとか言ってごめんね」などと言えるはずもなく(笑)、話題も用意していなかったので会話らしい会話はできず。具はポテトチップ(^_^;)。でもそれ自体も塩味だし、握る時の手塩も程よくついていて、普通に食べられた。ちなみに海苔がついていたおにぎりは 3 個目にして初(笑)。

 そうするうちに今度は、おにぎりの終了したメンバーが豚汁とお茶のコーナーに来始めた。並んでいる列を見ると、みんな「何を」もらいたいかではなく、「誰から」もらいたいかが重要だというのが良く分かる。というわけで、どこに並べば里菜ちゃんからもらえるかが一目瞭然。私もその後ろについたわけだが、順番があと 2 人くらいになってようやく、里菜ちゃんの配っているのがお茶ではなく豚汁だったと知る(^_^;)。というわけで 3 杯目の豚汁をいただく。豚汁はおいしかったし、腹に余裕もあったので問題ないんだけれど、2 杯目の豚汁のカップを持ったままだったもので、なんかここぞとばかりにガツガツ食べまくったようなのがちょっと恥ずかしかった(笑)。でもそんなことは、イチ推しのアイドルが手ずからよそってくれることに比べたら何でもないのだ(^_^)。あー幸せ。

 おにぎり大会について言えば、確か場内 MC で宇佐美さんが言っていたような気がするんだが、まさに学園祭の食販模擬店のような雰囲気だった。それも高校くらいの、手作り感のある感じ。ああ娘の学園祭に来るお父さんの気持ちってこんななんだろーか、という気もしつつ、いやいや、今日は自分も恋する少年の気分で!と思い直してみたり。あー楽し過ぎ。本当のことを言えば高校時代の私はオクテ過ぎて、好きな子のところにガッツいたりなんかできなかったんだが ( 今も大差ないけどさ )、まあそれはそれ。ちなみに余談だが、メイド喫茶系の店舗では、お店の女の子がハート型に握ってくれるおにぎり、みたいなメニューが店によってあったりするんだが、私はそういうのは全然「萌え」なかったんだよな。やっぱり思い入れのある子たちが握ってくれるからうれしいのか。それと、値段がついてオーダーできるサービスメニューじゃなく、特別な機会に特別に経験できたことだからうれしい、ってのもあるだろうな。やっぱり、お金で買えない特別、って大事なことだと思うんだよな。いやまあ元の CD を買う値段がいくら、てなことを言い出せばきりがないわけだが、イベントそのものに直接値段がついていない、ということが大事なわけで。

 さて、楽しいイベントはまだまだ続いたのだが、エントリはとりあえずこの辺で一区切り。

少女という存在の危うさを体現するアイドル

2006-07-21 14:27:33 | Weblog
 少女という存在の危うさ、というキーワードについて、ちょっと妄想してみた。と言っても、現実社会における少女という存在について考えると社会学的フィールドワークの領域になってしまうので、ここでは、アイドルという存在によって体現されるイメージとしての少女という存在、ということで。

 そういう視点で考えてみると、
山口百恵は「としごろ」ではなく「ひと夏の経験」でブレークし、
松田聖子は「裸足の季節」ではなく「青い珊瑚礁」でブレークし、
おにゃん子クラブは最初から「セーラー服を脱がさないで」でブレークし、
Winkは「SUGAR BABY LOVE」ではなく「愛が止まらない ~Turn It Into Love~」でブレークし、
中森明菜は「スローモーション」ではなく「少女 A」でブレークし、
小泉今日子は…少なくとも「私の 16 歳」ではブレークしなかった。

 こうして見てみると、アイドルがブレークする楽曲というのは、清く正しい青春ではなくて、やや際どいほどの危うさを孕んだ曲だ、と言えるのかも知れない。もちろんそうでない事例もあるだろうし、また「青い珊瑚礁」はそれほど危ういわけでもないだろうが、一方で、こうした危うさを孕んだ曲でブレークする事例はたぶん枚挙に暇がないほどあるだろうと思う。

 だからと言って、最初から際どいところを目指して行きさえすれば良いというわけではなく、そういうものが際どい縁を超えて品のない側に滑り落ちてしまう事例が後を絶たないのも周知のことであろう。

 では、際どさの「こちら側」に残るための何が必要なのだろう。それは作り手、語り手側に品があるかどうかだ、と言ってしまうのは簡単だが、それは安直な割に、何も説明していないに等しい。

 もうちょっと具体的に言うなら、純粋さの象徴としての少女という存在が、大人の世界に踏み込んで行きたい心理と、一方ではそれを引き止めている何かがある、という拮抗ないし葛藤の構図というのが、ドラマ性の根源であり変わらぬテーマだということなのだろう。そして楽曲ごとの物語の結末として、その拮抗を踏み越えて大人の世界に行くか、留まるかは、実はあまり問題ではない。まあ楽曲の中では結末そのものを語ることは少ないので、どちらの結末を予感させて終わるか、と言うべきか。

 以上の考察を踏まえて言うと、K-2nd の「Virgin Love」は確かに王道なんだが、もうちょっと歌い方の工夫をしないと、単なる「さっさと先に行きたい(のに行けずに焦ってる)だけの女の子の歌」に聴こえちゃう気がするんだよなあ。それがシングル候補と聞いて違和感がある点かも知れない。背伸びして見栄を張っているけれど、本当は現実はまだまだ、というところを、あまりにも力押しで、元気に(^_^;)歌ってしまっている気がする。その部分でもうちょっとタメを作った歌い方をしないと、「早く誰か来て」の気持ちが生きない気がするんだけれども。

A-3rdに向けての妄想・その2

2006-07-19 14:54:59 | Weblog
 前エントリのコメント欄で、すでにさらなるヒントをいただいてしまったりはしているのだが、それはそれとして、とりあえず私の妄想を先に書き切ってしまうことにする。

●個々の楽曲について

 A-3rd では、メンバーとアイドル楽曲のさまざまな可能性を探るとともに「その手があったか!」的なサプライズを狙って来ると考える。まず私が妄想しているのは、アカペラ曲の採用だ。それも、できるだけ印象的な使い方として、オープニングに持って来ると考える。メンバーについては後述。

 楽曲面でのサプライズとしては、これまでのパターンを破って、秋元先生以外の作詞者によるものが 1、2 曲入るのではないか。ただし、シンガーソングライター系の、詞と曲とをセットで作る人の楽曲を採用するという形で、ではあるが。

 なお、ここでシンガーソングライターという言葉で「ちるり?」と思った人も多いと思うが、さすがにそれはまだないだろう。確かに星野みちるさんはシンガーソングライター志望かも知れないが、まだプロではない。AKB48 で、あえて秋元先生でない人の歌詞を使うからには、それなりに実績のある人でないと無理だ。

 しかし、作曲者としてなら、星野みちるさんを起用するのはありかも知れない。作詞は秋元先生で、作曲と編曲を両方手がける人に補作曲と編曲を合わせて依頼する。そして歌うのも星野さんとは別の人。ただ、そういうプロセスを通じて、星野さんにプロとしての楽曲作りの実際を体験してもらうというのは、AKB48 全体と彼女自身の今後を考えると、どちらにとっても有意義な、良い意味でおもしろい試みになるのではないか。

 さて、また個々の楽曲の話に戻ると、多人数を別の形で生かした楽曲があるとおもしろいだろう。これまではユニゾンだったり、コーラスだったりするわけだが、せっかくグループなのだから、さらにいろいろなことを試したいはず。輪唱とは言わないまでも、ある人の歌っているフレーズが終わり切らないうちに、次の人のフレーズが半ば重なって始まるような、追いかけ、ないし、かけあいのある曲というのはおもしろいのではないか ( ラップ調ではなく、あくまでもメロディアスに )。

 以下は、予測というよりはほとんど馬鹿妄想だが、続ける。メンバーの可能性を試すという意味では、声域の限界に挑戦するような曲があってもおもしろそうだ。女声にしては低音のパートと、逆に女性でも出しにくいほどの高音パートがあり、どちらも、その声を出せた人 ( 複数いた場合には、比較してより低い or 高い声を出せた人 ) がパートを獲得できる、というような。

 また、K-2nd ではいろいろな曲調が実験されているが、まだ演歌調はない。さすがにセットリストの中に演歌が丸々 1 曲入ると浮くので、曲全体ではなく、ややコミカルな曲の B メロあたりに、ちょっと演歌風味のコブシが回る部分を入れる程度でも良いだろう。

●ユニットについて

 せっかくセットリストを一新するからには、ユニットについても、これまでになかったメンバーの組み合わせや、これまでになかった起用の仕方を試すべきだろう。

 たとえば、これまで増山さんと峯岸さん、平嶋さんの 3 人は、セットで起用されることがわりあい多かった。もちろん全体のバランスということで必然的な部分はあったのだが、今後、あえてこのパターンを崩すことは必要になって来るだろう。というわけで、たとえば半年前にも考えた「最小と最大」ユニットの現在版として、増山加弥乃さんをセンターに、両脇に渡邊志穂さん、篠田麻里子さんという 3 人ユニットはどうだろうか。

 また、前述のアカペラ曲は、あえて「歌に命を賭けている」星野さんや「意外に歌が上手い」大江さんは入れずに、平嶋夏海さん、大島麻衣さん、前田敦子さん、成田梨紗さんの 4 人で。しかも、あえて声かぶせなし、という逃げも隠れもできない状況で頑張ってもらってはどうだろうか。さすがに 4 人のユニゾンで良いと思うけれども、誰かが声を出していないと、すぐばれる、ということで。そして前述の通り、オープニングで起用してほしい。

 試練という意味では、おとなしめに見える人たちに、「Blue Rose」に負けないくらいハードな曲を歌ってもらう、というのもおもしろそうだ。具体的には、中西里菜さん、浦野一美さん、川崎希さん、佐藤由加里さんあたりか。浦野さんは今も「JESUS」でなかなか激しい動きを見せているし、佐藤さんもすでに「涙の湘南」でカッコイイ面を見せているし、中西さんはああ見えて九州女の強さを隠し持っているような気がするし、川崎さんはセレブならではの強気さを見せてくれそう…と考えると、実はなかなか期待できるのではないか。

 一方、得意を生かす方でも、たとえばおなじみの「あゆ + ちる」といった組み合わせは意図的に崩して、これまでになかった組み合わせを作っていって欲しい。たとえば私なら、星野みちるさん、高橋みなみさん、大江朝美さんという、歌声に魅力のありそうな 3 人で、朗々と歌い上げるような曲を聴いてみたい気がする。フリは「青空のそばにいて」のように、ほとんどを手だけというくらいで、各自の裁量でやってもらえると良いと思う。

 また戸島花さん、折井あゆみさんという、声の個性の違いが際立つツインボーカルに、ダンス多めのコーラスとして峯岸みなみさん、板野友美さんの 2 人を組み合わせるユニット、というのも見てみたい気がする。峯岸さんと板野さんは、A-1st のアンコールにおける「スカート、ひらり」で印象的であり、2 月のユニットシャッフル時には一緒にスカひらユニット入りしたものの、峯岸さんは数日限りだったということがあった。つまり、実はユニットではほとんど一緒になっていないのである。そしてこの 2 人と、前述の 2 人との組み合わせも異色と言えるだろう。

 最後になったが、駒谷仁美さんと小嶋陽菜さんには最強にふわふわした異次元 MC を期待しつつ、埼玉県を郷土として賛える歌…というのは冗談として、郊外に住む女の子の、気持ちは東京志向だけどやっぱり地元も好き、みたいな歌を歌ってもらうと、結構ハマりそうな気がしてみたり。シブヤ最高、ハラジュクも好き!だけど、でも大宮にだって×× ( 何かランドマーク的なもの ) はあるし、浦和にはレッズがいるもん!といった感じでどうだろう。ほか埼玉県出身のメンバー有志が参加可能にするとか(笑)。

 …以上、セットリストを妄想するというよりは、断片的な思い付きを片端から並べただけになってしまったが、とりあえずここまで。まあ笑って読んでいただければ、ということで。

A-3rdに向けての妄想・その1

2006-07-18 12:55:18 | Weblog
 K-2nd での大外しにも関わらず、今回も懲りずにチーム A のサードシーズンないしサードセットリスト ( 以下、A-3rd と略記 ) についての勝手予測を、何回かに分けて書いていこうと思う。

 別のエントリのコメント欄で、一部ヒントをいただいていたりはするので、それを参考にしつつも、しかしこのブログでは、もともと予測を当てることが目的ではないので、「それはあり得ないだろ」的なネタまで含めた、文字通りの「妄想」を、恥を忍んで(^_^;)展開してみたい。

●セットリスト全体の狙い

 全体曲の多かった 1st に比べ、2nd はユニット曲が多く、出番の多少もメンバーによって大きく差がつけられていた。私の妄想では 3rd からだと思っていた、事実上のソロ曲まであった。ごくごく普通に考えれば、3rd ではさらに小人数ユニット化が進み、ソロ曲が最大 3 曲程度は入ってもおかしくない…というのが順当なところだろう。が、しかし、A-2nd でも K-2nd でも、そういう「順当な」選択はしていないように思うので、ここはあえて逆張りということで、そういった「全体→小人数」という流れに意図的に逆行して、全体曲もしくは多人数ユニットを多用して来るのではないかと予測しておこう。

 もっとも、メンバーによる出番の多い少ないの差は引き続きあるだろうし、また A-2nd で示された「序列」に、あまり大きな変動はないものと考える。ただヒントにもある通り、篠田さん、峯岸さんあたりはポジションを上げて来ると思われるが、その代わりにポジションを下げられる人がいるかというと、トップクラスは A-2nd でも概ね良い仕事ぶりだったので、やや迷うところ。可能性があるとしたら、最近やや疲れの見える気がする A-2nd でのワントップに、いったん下がって英気を養ってもらうこと、くらいだろうか。

 また全体の狙いとして、メンバーの良いところを伸ばすべく、得意そうなパートを割り振っていくのか、それとも、弱点を乗り越えられるかどうかのチャレンジとして、あえて本人のイメージとは遠い、苦手そうなパートを割り振っていくのかという点については、「ファンからブーイングを受けるようなセットリスト」というヒントに力を得て、後者だと妄想しておく。ただしこれには裏があって、2 ヶ月ほど過ぎた時点でのシャッフルを前提にしておくのだ。その条件のもとで、あえて苦手にチャレンジさせ、シャッフル後は逆に各自の得意なパートを割り振るようにするのではないか。

●楽曲の傾向について

 セットリスト全体の季節感としては、初秋から初冬までの約 4 ヶ月をカバーすることになるだろう。いずれにせよ秋が中心になることから、センチメンタルなスローバラードがやや多めになると思う。ノリノリの楽曲で騒ぎたい系の客からは、やや不満に思われるだろうが、実はそれらの楽曲は、歌い手側の実力を計りつつ、歌っていくことでどこまで実力を伸ばせるかを見るための試金石、といった位置付けになるのではないか。

 K-2nd では学校メタファーから離れたことが特徴の 1 つだったが、これは夏休みという時期的要因が大きかったと見るべきだろう。10 代から 20 代の女の子たちにとっての現実的な日常生活のうち、学校という場での時間が少なからぬ部分を占めるのは事実であり、そしてまた、同性異性を問わず多くの人間と出会う場である以上、数々のドラマが生まれる場でもある。したがって A-3rd では、学校メタファーから全面的に離れることはない、と見る。ただし、A-2nd との比較で言えば、よりその色彩は薄まる、とは思う。

 なお、A-3rd の末期は 12 月ないし 1 月になると思われ、クリスマス前の時期に入ってくるわけだが、スタートは 8 月。したがって「あなたとクリスマスイブ」は、1 ヶ月ほど前になってから何かの曲と差し替える形で入れられるのではないか。「あなたとクリスマスイブ」再演は、1 年前の約束なので、外すことはないと思っている。

●あえてタブーな発言をしてしまうが

 ところで、これを書くと最悪、出禁を食らうんじゃないか(笑)と思って書かずにいたのだが、K-2nd を見て、私が思っていることが 1 つある。それは

「本当に良い曲は A-3rd 用に取っておいたのではないか」

ということだ ( あーあ、書いちゃったよ ) 。

 A-2nd がシングルカットできそうな曲揃いであったのに対して、K-2nd がアルバム曲という印象を受けたのはすでに述べた通り。K-2nd が悪いというつもりは毛頭なく、全般に高い水準にはあるが、ただ突出した曲がないのも事実。多くの候補曲の中には、きっとそういうものもあっただろうと思うのに、K-2nd は今のチーム K のメンバーにとって順当な高さのハードルを並べたという印象がある。

 一方、チーム A は劇場デビューからすでに半年以上を経て、3 つめのセットリストに入ろうとしている段階だ。A-2nd から、さらに高いハードルが設定されることになるだろう。とすれば、A-3rd はまさに「シングル曲ばかりを集めたベスト盤」のようなクオリティになっていくのではないか。

 …とりあえずここまで。「その 2」では個々の楽曲やユニットなどについての妄想を語る予定。

チームKにとって難しい点

2006-07-17 22:30:10 | Weblog
 例によってお断りだが、このブログはあくまでも「私には」こう感じられた、「私が」こう考えた、ということを述べているので、記述内容が事実と違っている可能性は少なからずあるし、また人によって見解の違いは多々あるだろうし、もちろん私の感想自体が的外れということも少なくないだろうと思う。なので、私の書いたことについて、自分の考え方とは違う、という表明をしていただくことは構わないが、穏当な言葉遣いの範囲でお願いしたいと思う。

 さて、このところうっかりチーム K 公演を何度も見てしまっているわけだが、私がチーム K を見ていて、というか、正確にはチーム K 公演という「場」を体験して思ったことは、客が優し過ぎるのではないか、ということだった。

 1st セットリストである「PARTY が始まるよ」公演を通じて、チーム A を見続けて来たファンからは何かにつけて比較され、時には不当な ( とチーム K ファンには思えるような ) ことまで言われる中で、チーム K ファンが「彼女たちをもっとほめてあげよう、良いと言ってあげよう」として来た気持ちは良く分かる。

 だが、せっかくのソロパートで周囲の人が歌を聴き取れないほどの大声を張り上げてコールをしたり、彼女たちのフリの細部を見る以上に踊りまくっていたり、MC がすべったりトチったりしても、何でもかんでも「かわいいよー」といったフォローをしてしまうことが、果たして彼女たちのためになっているのだろうか。

 奇しくもチーム K が登場した直後に書いているように、表現者にとって最もモチベーションが向上するのは、自身の表現が理解されることだ。個々人が頑張った、努力したところを客がきちんと見つけて、それに対してレスポンスを返すことが重要なのだ。それはつまり「普段より良く出来た時」にこそ特別な反応をしてあげることが大事なのであって、出来が良い時も悪い時も同じように騒いで盛り上がってしまう客は、長い目で見れば必ずしも「良い客」ではないと思うのだ。

 彼女たちの今日の歌がどのようなものであり、今日のフリがどうであるか、ということを、きちんと見て聴いて、日々の出来の良し悪しをアンケートなどで返してあげる客は、一体どれだけいるのだろうか。あるいはブログなどで、高所から断じるかのようにメンバーを批判するのでなく、愛情をこめて彼女たちの「今日特に良かったところ」を見つけて述べて来たサイトは、どれだけあるのだろうか。ここで「どれだけあるのだろうか」と言っているのは、必ずしも反語ではなく、単に私が知らないがゆえの疑問形である。だがしかし、あの劇場での反応や、チーム K メンバーの客席に対する「警戒」ぶりを見ていると、そういう客の存在が、あまりメンバーに意識されていないように「私には」思えたのも事実だ。

 ちなみに余談だが、撮りおきの声をかぶせている歌の日々の良し悪しなんて分かるものか、みたいな言い方をする人もいるが、それは半分しか当たっていない。確かに非常に分かりにくい ( そのためにかぶせるのだから ) が、生歌を完全に混ぜないのでない限り、何度も聴いていれば、生歌部分の違いもある程度は聴き取れるようになる。私のように音楽的な耳がまるでダメな人間でも多少は分かるのだから、普通の人は、そのつもりで聴いていさえすれば、きっともっと分かると思う。

 話を戻すと、チーム K メンバーに限らず、表現者一般に、と言って良いと思うのだが、自分の良いところ、工夫したところをきちんと見つけてくれる客がいるということは、大きな喜びであると同時に、今後そういう客の前で疎かなことはできないという、良い意味での警戒、緊張感にもなる。一方、悪いところを見つけられた時は、しまったなとは思うが、次は自分がその失敗をしないようにしようと思うだけで、悪いところを見つけた客に対しての敬意を ( あまり ) 持ちはしない。また、良いところを見つけてくれる客がいなかった時はがっかりするが、悪いところを見つける客がいなかった時は安堵しつつも客を軽く見る気分になる。繰り返して言うがチーム K メンバーだけがそうだということではなく、表現者というものはおおよそそうしたメンタリティを持つものなのである。

 見る目のある客こそが、表現者を育てる上で最も大きな力を持つ支援者なのだ。だからこそ、劇場での日々の公演によってアイドルを育てようというのが、AKB48 プロジェクトなのではなかったのだろうか。アイドル候補の女の子たちが試されているのと同じように、私たち客にも、客として何ができるかが問われている場所なのだ。もちろん客の方は、その問いに答えても答えなくても良いのだけれども。

 そういう視点からすると、チーム K のメンバーは「親切な客」の視線に慣れ過ぎない方が良いように思う。今は 2nd セットリストが始まって日が浅いこともあり、全員が良い緊張感の中で公演を務めていると思うが、客席への「警戒」が少ないと、どうしても緊張感は緩んでくるだろう。それを防ぐための手段としては、個々人が毎公演、自分自身のステージの出来不出来を反省してノートに必ず書き留めるとか、さらにはチーム内で互いの出来不出来について、遠慮なく言い合うとかいった工夫が必要なのではないか。

抽選の恩恵に与って来た

2006-07-15 17:55:57 | Weblog
 初めてのメール抽選入場。12:30 ぎりぎりにチケットを買って、ほどなくして入場抽選開始。なるほど確かにこれは楽だ。もっとも、去年は抽選もなしに、これくらい気楽にふらっと来てたいてい座れたし、1 月くらいまでは座れなくても入場はできたんだけどね、と今さら言っても何の役にも立たない昔話をしてみたり。

 事前に予測していた通り、常連にもそれなりに当たっているようなので、並びたくないから抽選をやれ、と主張していた人にどれだけ当たっているかは分からないけれど、まあ確率の問題だから、出し続けていればそのうち当たるだろう。今の抽選制も、申し込みメールの受け付け時間帯が結構狭くて不便なのは事実だが、まずは出し忘れないように努力して欲しいところ。それくらいは努力と言っても大したことじゃないんだし。

 ちなみに、チケット申し込み抽選で運を使い果たしてしまったのか、入場順の抽選はほとんど最後だった(^_^;)。そしてさらに、より当たって欲しかった日曜のチーム A 公演はどうやら昼夜とも外れた模様。そんなもんか。これで月曜のチーム K 公演がまた当たったりしたら、一体どうしたものかと…(笑)。

 公演の内容についての感想は、今は書く時間がないので、とりあえず概要だけ。全般にかなり良かった。細かく言えばいろいろ思うところはあったが、チーム K メンバーが今の気持ち、今のクオリティを出発点として、今後、日々の公演を通じてさらに表現の質を上げていく、ということができれば、もともと芸達者な分だけ、そう時間はかからずチーム A と名実ともに対等になれると思う。逆に、今の緊張感が緩み、日々の公演をルーティンワークのようにこなしていくだけになってしまったら、いつまでもチーム A の後塵を拝し続けることになる。そのあたりは、チーム K の集団主義っぽいところを生かして、互いに緊張感を維持しあうようにすると良いのではないか。

 ちなみに私は今日これから、久しぶりにホンモノの家に行かねばならないのだった。と言っても片道 40 分弱で行けるんだが。ニセモノの家からの所要時間で言うと同じくらいの秋葉原にこれだけ通っておきながら、ホンモノの家にはほぼ 4 ヶ月ぶりって、親不孝な中年息子ですまん> 老父母。しかも明日朝のチケ並びのために、今日のうちにニセモノの家まで戻っておこうとか…(^_^;)。そう言えば中高生くらいの頃はホンモノの家から秋葉原まで時々遊びに行っていたが、今とは目的がぜーんぜん違うなあ(笑)。中学生の頃はオーディオ、高校生以降はパソコン目当てだったので。…って最後はどうでも良い話になってしまったが。

ペースダウンの見込み

2006-07-14 12:30:53 | Weblog
 いろいろあって、見に行く回数を抑えることにした。といっても、別に AKB48 を応援する意欲が萎えたとか、見に行く意欲が続かなくなったということではない ( と、先にお断りしておかないと、またご心配いただいてしまうので… )。ただ、ちょっと生活面に問題が出て来たのは事実なので、やっぱり無理をしない、ということで。

 もっとも、これまでも月に 10 回ちょっとのペースだったし、これからも週 1、2 回は行ってしまうだろうから、まあ大した違いでもないのだが。で、実を言えば今日の午前中も、チケットを買いに行きたくてうずうずしていたわけだが、今日は我慢。とか言ってると日曜にチケット買えなくて「やっぱり金曜日に行っておけば」とか後悔したりしそうだが(笑)。

 その週 1、2 回のうち、少しはチーム K の方に振り向けようと思っているので、チーム A の方は週に 1 回くらいになって来そう。考えてみると 3 月も、やっぱり週 1 回ペースだったんだよな。でも結局、3 月は宇佐美さん卒業があったりして、千秋楽に向けて大変なことになって行ったわけだが。今回も A-2nd が残り 1 ヶ月余り。しかし今回は千秋楽まで平穏に行きそう、と希望的観測。

 そういうわけで、このブログも、この 1 ヶ月ほどはできるだけ毎日更新するようにして来たが、いくらかペースダウンする見込み。現場に足を運ばずにブログばっかり書いてても仕方がないわけで。とは言え、K-2nd の時と同じように、今回も大外しを覚悟の上で、A-3rd についての勝手予測をやるつもりではあるし、書くネタはそこそこあるかと。

チケット販売新方式初日

2006-07-13 11:55:49 | Weblog
 抽選を取り入れたチケット販売の新方式初日は、何と 19:00 までチケットが残っていたという。メンバーの誕生日にしてその売れ行き、というのは、ちょっと驚く。

 人によっては「値段が倍になって、公演の内容が何も変わらないんだから、見る意欲が萎えるのも当然でしょ」と言っている。加えて「それだったら新セットリストで意欲まんまんのチーム K を見た方が良いって人は多いんじゃない?」とも言っていた。

 しかし私としては、初日だけで判断するのは早すぎる、と思っている。当日販売が 240 枚から 160 枚に減った上に、さらにメンバーの誕生日ともなれば、11:00 前に並びに来られなかった時点で、もう買えないものとあきらめた人が多かったのではないか。また、抽選当選者のキャンセルが結構多く、その分が埋まりきらなかったとも聞くが、最近はキャンセルがごく少なくなっていたから、あえてキャンセル待ちに賭けようと思う人が少なかったのだと思う。

 新方式での売れ行き動向が分かって来れば、皆それに合わせて行動するようになるだろう。そしてまた、状況の読み合いと「チキンレース的循環」が始まって、じわじわと完売時刻が早まっていくことになるだろう。値上げ効果は今後、少しは出て来ると思うが、もともとが安過ぎただけで、あのステージを見るのに 2,000 円を払う価値がないと考える人は、たとえ 1,000 円のままでも 2 度 3 度と来ることはない人なのではないか。

もう少し現実的に物販を考えると

2006-07-12 13:18:53 | Weblog
 浴衣は 2 ショットポラがついた途端にすごい売れ行きである。そういう売り方が良いか悪いか、といったような話は、もはやほとんど誰もしなくなった。気に入らなければ買わなければ良いし、一方、喜んで買う人たちがいる以上、ニーズがあることは事実だ、という認識が広まったのだろう。まあ論評するのは引き続きありだと思うが、それもすでに何度も繰り返されて、済んだ話ということなのだろう。

 で、それならばこの際開き直って、長期間にわたって在庫している ( ←配慮した表現(笑) ) グッズやポスターについても、同様のインセンティブを付加して販売してみてはどうだろう。まあとりあえず浴衣が一通り済んでからになるとは思うが。

 具体的には、さまざまなグッズを、定価ベースで 22,000 ~ 25,000 円分くらいで 1 セットにまとめ、中身の分からない袋に入れて「福袋」として 20,000 円で販売する。そして言うまでもなく、購入者には 2 ショットポラ撮影特典をつけるのだ。

 さらに試験的に 30,000 円 ( 定価ベース 33,000 ~ 36,000 円分 ) の福袋も用意し、そちらを買った場合には 3 ショットポラが撮れる、というのはどうか。3 ショットはメンバー側、ファン側のどちらが 2 人でも構わないということで。ただしチームをまたいでのメンバー 2 人指名は不可。3 ショットポラは 2 枚もらえることにしておく必要があるかな。

 こういうことをやった場合、もちろんいろいろなことを言う人はいるだろうと思うが、でも喜んで買う人も結構いると思うんだけどなあ(笑)。

 ちなみに、私は買わないと思う。どちらかというとアンチポラ派なので(笑)。だったらこんなネタ考えるなよ、というツッコミはご容赦願いたく(^_^;)。

妄想というより馬鹿話

2006-07-11 22:20:39 | Weblog
 今日があるメンバーの誕生日だから思いついた、というわけではないのだが、でも「AKB48 始まってからはあの子も『あれ』に行けていないんだろうね」という話から思いついた話なのは事実なので、関係がないわけでもない。いや、その人が本当にそこに行っていたかどうかも知らないんだが。

 というわけで、毎年お盆近くには、ヲタの祭典と呼ばれる同人誌即売会イベントが東京ビッグサイトで行われている。そのイベントには「企業参加」という枠があって、限定グッズなどの物販が行われていたりするのである。そこで AKB48 のグッズとか売ったらどうなるかねー、という馬鹿話を友人たちとしていたのであった。AKB48 のファン層とは重ならない気もするのだが「すぐ近くのお台場で CX イベントにも出てるだろうし、メンバーもファンもかけ持ちできるよね」ということで。

 で、その場合はもちろん、そのメンバーに陣頭に立ってもらって(笑)事務所スタッフとともにブースを仕切ってもらう。メンバーの警備のために HGSS の人にも来てもらうが、会場での行列の整理は、基本的にそのイベントのスタッフが行うはずなので、彼らの見事な手際を見られるのではないか、とか。ただし「あれはあのイベントのルールを知っている参加者相手だから成り立つわけで、厄介系のアイドルヲタ相手だとどうかなあ」という懸念が表明されたわけだが。

 また別の心配な点として、そのメンバーの場合、自分のブースはそっちのけで、買いたい同人誌の列に並びに行っちゃうんじゃないか(^_^;)、という意見も出たが、これについては「いや、それはファンが分担して代わりに買っておいてあげれば良いんじゃないかな」「なるほど。カタログにいっぱい印とかつけてあったりするのか」ということで一致を見た。男が買いに行くにはつらそうなものもあったりしそうではあるが(笑)。

 まあ実のところ、今度の 8 月に開催される分については、さすがにもうとっくに締め切っているので無理なわけだが、年末 ( 見込み ) に開催される次回は、8 月下旬までの申し込みになるはずなので、今から準備すれば間に合いそうだ。

 …いや、あり得ないと思うけど(笑)。

どの日も特別な1日

2006-07-10 16:05:21 | Weblog
 初日から 2 日目は、徹夜だの始発だのでチケット購入に奔走して、ブログで感想書いている暇がないって人が多かったような気がする。

 私の場合、土曜の初日を運良く見られた後、軽くビールを飲みつつ食事をして 22 時半頃に帰り、日曜の朝 3 時に起きて、始発で出る前にとりあえず第一印象を書いておこうと思ったら、うっかり 6 時を過ぎていた。この時間じゃもうチケットもないだろ、とあきらめてしまったのだが、後で聞くところによると 9 時頃まで大丈夫だったらしい。日曜で増える分と、初日ではないから減る分、でも再度のサプライズを期待して増える分…などと細かく考えたのだが、結局ハズレ。初日は始発でもダメだったなどと書いてしまったせいで、ライトユーザーが最初から見送ってしまったのかも(^_^;)。

 まあしかし、おかげで日曜は午前中ぐっすり眠れて、かなり元気にはなった。夕方、カフェ観覧に向かう。出がけにちょっとぐずぐずしていたもので、カフェに着いた時には 3 曲目の途中だったが、そのまま最後まで見た。初日を思い出してみると、私は3曲目の星がどうとかいう曲と、「日付変更線」の 2 曲で、思わず手が動いていたのだった。この 2 曲と、本編ラストの打ち上げ花火の曲、それと「転がる石になれ」あたりが好きな曲かなあ。まあ私の場合、今の一般的なアイドルファンの好みとは違って、たぶん好みが古めだと思うんだけれど。

 で、そうこうするうちにあちこちのブログで、そろそろ感想が出て来たようだが、評判は今ひとつ芳しくないようだ。私も A-2nd の時のように手放しで絶賛というわけじゃないので、あまり人のことは言えないのだが、でも、セットリスト全体としては結構楽しいと思ったし、「チーム K もたまには見ておかないとなあ」ではなく、素直に「時々は見に来たいな」と思っている。ただ、病みつきになるほど「また見たい」欲がそそられるかというと、今ひとつなのは事実で、それはやっぱりメンバーのパフォーマンスにかかっているんじゃないか、と思っていたりする。「転がる石になれ」は全員かなり力が入っているので、要するにあの意気込みで全曲をやってくれれば良いんだと思うけどなあ。

 これはチーム K だけの問題でなく、もちろん A にも共通することなのだけれど、パフォーマーとして大事なことは、そういう「特別な時」に無意識に発揮されるようなパワーを、毎日、全曲で、意識的に発揮できるようにすること、だと思う。日々のステージが「日常」になってしまったら、今日は昨日の、明日は今日の繰り返しでしかなくなってしまう。そして特に AKB48 劇場は、客の顔ぶれもあまり変わらなかったりするから、ついルーティンをこなしている心境になってしまうかも知れない。でも、客の中にはその日が初めての人もいれば、その日が大切な日 ( 誕生日とか ) の人もいるはずで、毎日が誰かにとって「特別な日」なのだ。その特別な日にかける思いに応えるためには、舞台の上の人は、常に一期一会の心がけでステージを務めなければならないのだ。

 私たちファンが何度も劇場に足を運ぶのは、昨日とは違う今日の姿を見るためだ。昨日と同じステージを見たいだけなら、DVD を何度でも眺めていれば良い。だが、たとえ同じセットリストで演じていても、生身の人間が演じている限り、昨日と今日は同じではないと思うからこそ、劇場に通うのだ。まして、日々のステージで成長していく ( はずの ) メンバーたちによるステージであれば、なおさらのことだ。昨日が昨日で特別な 1 日だったように、今日はまた別の、特別な 1 日なのだ。

 そして、感動というのは、そういう客の思いと、それに応えるステージ上の演じ手の思いとが出会ったところに生まれるものなのだ。

K-2ndについての第一印象

2006-07-09 06:17:55 | Weblog
 先にお断りしておくが、このブログはいつも言っている通り「私には」こう見えた、このように思えた、ということを書いているだけであり、事実と異なっている場合がある。また、ステージの内容などについて、詳細なレポートをするつもりはないので、見ていない人には不親切かも知れない。しかし他方、ネタバレになってしまう部分もあると思うので、まだステージを見ておらず、自分の目と耳で見聴きするまで内容を知りたくないという人は、読まないことをお勧めする。

 K-2nd は既存曲をまったく使わず、すべてがチーム K 用の新曲というぜいたくな内容。夏をイメージした楽曲をずらりと揃えている。曲調はロック風あり、ハワイアン風味あり、フラメンコ風味ありと多彩。衣装もレザーというかビザールな感じのするセパレートからお姫さまドレス、着ぐるみにパレオ、浴衣と、これまた実に多彩。おもちゃ箱をひっくりかえしたような「何でもアリ」のにぎやかさ。

 楽曲の世界観としては、1st で色濃く打ち出され、A-2nd でも強く残っていた学校メタファーの縛りを解いた印象。「まあ夏休みだし(笑)」とは友人の弁。そして、これまでは控えめだった「具体的な」恋愛、それも冒険したい少女の危うさを前面に出した曲が多くなったように感じた。季節感は夏に絞ってあるようで、このセットリストでいつまで引っ張れるのかな、というのがちょっと気になるところ。

 私の感想としては、A-2nd が「シングルカットできそうな曲ばかり」であるのに対して、K-2nd はアルバム曲で全体を構成している、という印象。コンサートとして、全体を通しての満足感はあるものの、個々の曲で魂をつかまれるという感じではなかった。どの曲にも、印象的なメロディーないしフレーズはサビを中心とした部分に存在するのだが、1曲を通して強く印象に焼き付けられるという感じではない。転調する曲が多いような気がした ( 気のせいかも知れないが ) のも一因か。

 セットリストとしては良く出来ており、約 1 時間半と長めだが、時間の過ぎるのを忘れる楽しさはある。ただ友人たちの意見では、聴き慣れていないせいかも知れないが、と前置きした上で、特に冒頭 3 曲を中心に、1 曲あたりの時間の長さを指摘する声があった ( 私自身は気にならなかった )。また、A-2nd がセットリスト全体として「この劇場には収まり切らない」印象を持ったのに比べると、K-2nd は、後述するチーム K メンバーのパフォーマンスと併せて言うと「この劇場をちょうど満たし切る」程度の印象に留まった。

 パフォーマンスについては、1st に比べるとかなり頑張っているように思うのだが、ただ「表現として」成立しているか、ということについて、やはり疑問を覚える部分があったことは事実。初回ということを割り引いても、どうも「与えられたパートを破綻なくこなす」ことに重点が置かれてしまっている気がする。教えられたことを舞台上でなぞるだけなら、どんなに上手でもそれはお遊戯だ。たとえ少々下手でも、自分が舞台の上に立つ人間として、客に向けて何を訴えかけたいか、という自意識を持って臨むならば、それは表現の域に足を踏み入れたことになる。

 そういう視点で見ると、梅田さんが抜きん出ていた。ステージに立って、歌とフリとを通じて自分自身を出していくということが、一番出来ていた。正直言って、私は 1st でのこの人をまったく評価していなかったのだが、ゴメンナサイという感じ。次いで早野さんが良かった。この人はやっと本来の実力を発揮し始めたというところかも知れない。大堀さんは 1st に引き続き意欲も感じられ、表現も良いが、もともと甘ロリ風のルックスゆえ、表情のバリエーションにさらなる工夫が欲しい。増田さんもかなり良いが、もっとぐいぐい意欲を前面に出すとなお良いと思った。また、今井さんも 1st では埋没していた印象で、K-2nd でも端の方にいることが多いのだが、意外に ( という言い方はかなり失礼だが ) 良かった。好印象はこの 5 人。

 大島さん、野呂さん、小野さんは手慣れた上手さを感じるし、前述 5 人より総合点で言うと高いのかも知れないが、彼女たちの実力の 80~90%の範囲で無難にまとめている印象が拭えない。もっとも 1st では 60~70%程度しか出していなかった気がするので、そういう意味ではずいぶん良くなったのだが。秋元さん、宮澤さん、河西さんは一生懸命さは感じるし、そこそこの上手さもあるのだが、ただ手持ちの表現パターンが少なく、どの曲でもそれを頼みにしてしまっている気がする。秋元さん宮澤さんは力押し一辺倒、河西さんはフェミニンで切なげなイメージに頼り過ぎ。自分の武器を生かしたい気持ちは分かるが、いつ行っても 1 種類の料理しかないレストランは長続きしない。

 一方、もうちょっと頑張りましょう、なのは小林さん(^_^;)。もういっぱいいっぱいで、他の人をちらちら見てばかりいるし、せっかくの素材がもったいない。やっぱりダンス苦手なんだろうなあ。ただ、1st の最初に比べればダンスもずいぶんマシになっているし、ステージで客に「見られる」ことには慣れたようで、笑顔も自然になっていた。1st の終盤ではいろいろな点でかなり良くなっていた、と友人から聞いたので、K-2nd でも日々の公演を重ねるうちに良くなっていくことを期待したい。

 …と、書いていたら、今日はチケット並びに行けなかった(^_^;)。まあとりあえず1回見て、第一印象は語り切ったので、それで良いとするか。

K-2nd初日、チケット等の状況

2006-07-09 05:54:25 | Weblog
 チーム K の 2nd ステージ ( 以下、K-2nd と略記 ) 初日について、先にチケットの話から。私は始発で行ったもののキャンセル待ち番号 40 番台という状態だった。どう考えても入れないと思ったのだが、結果から言うと、追加入場の最後の方で辛うじて劇場に入って見ることができたのだった。

 まず、チケット販売時間中に来なかった人が 4、5 人いたらしい。ついで、女性・児童専用席の余りが 1 席分あったようだ。ここまでが抽選対象。その後、まず 10 人分を追加販売。番号を呼ばれても来ていない人が少しあり、ここでキャンセル待ち番号 10 番台の終わりまで。

 その後、さらに追加で 15 人分を販売。これは改修に伴っていくらか余裕ができたから、ということかも知れないし、初日ということで、普段は余裕を持たせている分をあえて入れてくれたということかも知れない。ともあれ、キャンセル待ち番号 20 番台以降は呼ばれる番号の 3 人に 1 人がいないといった感じで、最終的に 40 番台の頭まで入ることができたのだった。最後で入った人がキャンセル待ち券をもらった時刻は 5:50 だったようだ。

 当然、私が中に入った時はもう満席、どころか立ち見エリアも人があふれている状態であり、かつ、この日は終演後に握手会があって、立ち見エリアの客が先に出されたので、劇場の改装状態についてはほとんど分からなかった。

 で、チケットだのの話はどうでも良くて、ステージの話をしたいのだが、それは次のエントリに分けた。