AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

地熱になれなくて

2006-01-29 03:12:05 | Weblog
 予想はしていたことだが、混んで来た。入場者数はコンスタントに 150 を超えるようになって来た、らしい。金曜夜に行ってみると、いつからそうなったのかは知らないが、以前は 7 列あった椅子のうち、後ろ 2 列がなくなり、つまり立ち見エリアが広がっていた。まあ妥当な、というか、少なくともやむを得ない措置だと思う。そこに立ち見の人が 3 列、4 列と層を重ねるように増えていくわけだが、あの劇場の場合、ステージが低く、客席の段差も少ないので、後ろの方はステージが何も見えなくなる。これは辛い。

 現在、座席は柱の内側が約 50 席と、両外側最前列に各 5 席で、計約 60 席。関係者向けの予約席が増えていることも考えると、座って見たければ整理番号 50 までが限界だろう。だったら AKB48 なんだから 50 じゃなく「under 48 or nothing」とでも名付けようか、と友人と話していたのだが、帰宅して考えたら、良くない事柄を語るフレーズに 48 の数字は使いたくないな、という気もした。立ち見で良いとしても、各列 10 人として、2 列目までが限界だろう。つまり整理番号が 70 を超えたら、もうまともに見られる状況ではない、ということだ。

 実際、私と友人は土曜昼の部に 90 番代で入場したのだが、ほとんど何も見えなかった。いつもの「皆さん『ノッていたら』いぇーと答えてください」に、私も友人も初めて無言を通したが、もちろん示し合わせたわけではない。ノリようのない場所なのだ。後で友人と昼飯を食いながら、彼は「今日、かやって出てたの? ずっと見えなかったけど」と言い、私は「今日から私のイチオシ二推しは渡邊志穂さんと篠田麻里子さんに決まりだな。後ろからでもこの 2 人の顔だけは辛うじて見えるから」と言うなど、それぞれブラックな冗談を言い合って苦笑いしたほどだ。

 誤解しないで欲しいのだが、これは劇場側を責めているわけではない。もともとあの場所 ( 天井が低く段差が少ししかつけられない ) に劇場があり、ハコ自体があの規模である以上は、いつか来るはずの事態だった。それは最初から分かっていて、そしてついにその日が来たというだけのことだ。ちょっと悲しいが、仕方がない。

 そして残念ながら、しかしこれもまた予想通りなことに、嫌な客も増えて来た。立ち見の後部、ステージがほとんど見えない場所に、ステージの進行に関係なく、おそらくはそもそもステージで輝く人たちを見るつもりすらなく、ただ奇声を発して無闇に騒げれば良いだけの人たちが巣食い始めたようだ。彼らにとっては悪い意味で安住の地になるだろう。

 ほんのちょっと前までは、厄介系の人たちでも、AKB48 のことを好きでやっているというのは感じられたから、楽しみ方の流儀の違いだと受け入れられた ( まあ、外してるだろ、と思うことも時々あったが)。先日このブログで「お見送り」のために走ることに文句を書いたところ、もしかするとここを読んだ人がいて互いに自粛しあってくれたのか、先週末くらいは無茶な走り方をする人がかなり減った…ような気がした。だがこの金・土はもう、脇目も振らずに突進する人たちがたくさんいた。

 おっさんが仕事終わってから開演ギリギリに駆けつけても、まだ当日のチケットを買えて、運が良ければ座れて、立ち見だったとしてもほどほどにメンバーの顔とダンスとを見られるくらいの場所で、良質な楽曲と一生懸命なステージを、アットホームな雰囲気で味わえる、っていうのが楽しかった。でもやっぱり、楽しい時間は短かったのかなあ、という気がしている。もともとメジャー志向のアイドルなんだから、それは当然の帰結なのだと思う。もちろん、今だって何時間もチケットに並ぶ根性があれば、私でも前の方で見ることはできるだろう。それは確かに公平だ。だが私の場合は、アイドルの応援だけに人生の時間を費やせるわけではないので、日々のその競争には参加できそうもない。

 AKB48 を盛り上げる「地熱」になれなくて、ごめん。それでもまだ、運良く時間が空いて早めの整理番号が取れそうな時くらいは、たまに会いに行くからね。

また小ネタ

2006-01-28 09:59:48 | Weblog
 まだ劇場に来たことのない友人に「今のうちに 1 回で良いから見ておけ」と強く勧めておいたところ、平日の間に見に行ったという。さすがにもうアイドルにハマりはしないけど、ステージとしてのクオリティの高さとか、私がハマる理由とかは「すごく良く分かった」との返事。うむうむ。

 そう言えば 1/26(木)で 48 回公演だったそうで、実は私も公演回数を密かに数えていたんだが、40 回くらいまで数えた後、すっかり忘れていた(^_^;)。48 回中、私が行けたのは 16 回。まあそんなもんか。マニアとしては少ないが、一般人からしたら十分過ぎるほど踏み外している数だよなあ。絶妙に中途半端。やはり平日にほとんど行けないのが痛いなあ。

 人気投票については、いろいろ思うところもあるのだが、まあ大体のところはいろいろな方のブログで語られているようなので、とりあえずここでは保留。そのうちまたいずれ。

 土曜昼の部は「星の温度」がジュニアユニットの可能性があるので、ジュニアユニット推進派(笑)としては見逃せないよなあ。飲んで帰って仮眠 2 時間なのでちょっとツラいが、チケット販売方法も変わったことだし、とりあえず 11:00 に行ってみるか、という気分。

 しかし、もし今日も峯岸みなみさんが引き続きお休みだとすると、また違ったパターンの可能性もありそう。たとえばジュニアユニットで欠員ありとか、ジュニアユニットに川崎希さんが混じるという逆パターンとか、あるいはオリジナルメンバーでおーいぇパートだけ増山加弥乃さんとか…。個人的にはこの最後が一番おもしろそうな気がするなあ。

 例の各 25 セット限定カンバッジ、友人はイチオシの子が含まれるセットだけ買ったという。私としては…うーん、表明してないけど内心イチオシ(^_^;)の子の入っているセットだけでも買おうかと思ったけど、それも「20 人全部を応援したい」という気分とは違うしなあ。だからと言って全部買うほどの気合いもない。

 しかし、たった 25 セット限定で作ったとか、さらにはそれがすぐに売り切れていないとかいうところを見ると、よほど物販が低調なんだろうなあ。劇場の入場料が安い分、物販でカバーしなきゃいけないだろう、という推測はつくんだが、作っても売れ残っちゃうようだと、さらに悪循環のような気が(笑)。そう思うなら何か買え、と言われそうだが(^_^;)。

 ただ、どうしてグッズが売れないか、ということについて考えてみると、もしかすると AKB48 にとっては、少なくとも劇場での物販については売れ行きの悪いのは宿命かも知れない、という気もする。ファンがどうしてグッズを欲するかと言えば、それを通じてその人を思い出したり、その人への思いを確認したりするためだ。つまり、その対象の人と遠く隔たっているからこそ、思いを媒介するもの、いわばイコンとしてグッズが必要なのだ。しかし AKB48 の場合、特に今劇場に通っている人たちの主流派であるリピーターの場合、劇場に来ればすぐ会えるから、イコンは要らないということになる。

 だから、全国区でファンを獲得できるようになったら、むしろ地方のファンほど「聖地巡礼」のお土産として買っていくとか、地方にイベントで行った時に売れるとか、または地方から通販を希望されるとか、そういうことはあり得るのではないか。

 ちなみに私がこれまで買ったのは、マグカップ、シールセットのみ。マグカップは初めて行った時に買ったもので、AKB48 のグッズだからというより、あのくらいの大きさのマグカップが私にとっては使いやすいからという実利的な理由(ぉぃ)。まあとりあえず、カンバッジの特定の色くらいはお付き合いしようかなあ。ほかにポスターや新 T シャツくらいは買うべきか、どうか。

 ではチケット買いに出かけます。

中毒性ないし強迫的な不安について

2006-01-28 06:33:05 | Weblog
 まず、木曜に書きかけてアップロードしなかった断片など。
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 相変わらず平日は劇場に行けずにくすぶっている。前線基地として秋葉原周辺に部屋でも借りようか、いやいっそ仕事場を引っ越してしまえば、などとつい妄想している独身中年男ってのは、我ながらイタ過ぎるなあ(^_^;)。いやほんとハマると身を滅ぼしそう。もともと踏み外しまくりの人生だから、これ以上踏み外しようがないのが救いか(笑)。

 で、今日はオリコンのサイトで「桜の花びらたち」の PV を延々とリピートしている。PV 上映の日に行けなかったので、「ですよねぇ。」エンディングでの短縮版しか見たことがなかったから、初めて全編を見た。あーもう、何度見ても良い。もらい涙がじわっとにじむ。しかし、つい見続けちゃって仕事が疎かになるのはマズいよな(^_^;)。
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 で、何でこんなものを今さらアップロードしたかというと、金曜にやっと劇場に行けて、帰りに友人とエールとパブフード ( でも日本の店だから普通に美味しい(笑) ) でオタ話をしている時に「思わず近所に引っ越したいとか妄想しちゃうよねえ」という話をしたら「いやもう本当に引っ越した人もいるらしいよ」だそうで。ううむ(^_^;)。

 その友人と、AKB48 にハマってヤバいのは「見に行きたい」気持ちが強まることではなく ( それはごく普通のことなので問題ない ) 、それ以上に「自分が見に行けない時に何が起きているか不安」ないし「自分が見に行けなかった時に何かあった場合の悶絶するほどの悔しさ」なんじゃないか、という話をした。友人の表現を借りれば「強迫的な気分になる」ほどの中毒性。ほんとにシャレにならないくらいの危なさ。

 正直言って私はこの 1 週間近く、がっくり落ち込んでいた。もちろん日曜夜のサプライズを逃した悔しさで。良い歳して何やってんだかなー、と思いつつ、湧き上がる後悔と失意はいかんともしがたい。何かもう、このまま見に行かないことにしちまえば良いんじゃないか、とりあえず 20 人時代は終わったってことで、ちょうど良いかも…などという気分になったりもしていたのだが、木曜に PV を初めて全部見て少し元気が出て、やっぱりまだ好きだよなあ、と。

 まあでもこのままだといろいろヤバいので(笑)、少しは落ち着こうとしているところ。他のことで気をそらそうとしても無駄なのは分かっているんで、好きなものは好きと自覚した上で、自分の生活の中で持続可能な程度に自己コントロールしていこう、ということで。で、金曜は午前中、無理をすれば午前中にチケットを買いに行けたのだが、無理はしないでおき、18:25 頃に劇場着、111 番。混むなあ。

 まあどうせもうじき、チケットが買いたくても買えない、見たくても見られないくらいになっちゃうだろうしなあ。それまでもう少しの間、この空間を楽しませてもらうことにしよう。

小ネタいろいろ

2006-01-25 13:25:14 | Weblog
 高橋みなみさんが誰かに似ているとずっと思っていたのだが、やっと分かった。キムタクだ(笑)。カフェで流れているオーディション時の映像 (茶髪) だと特に似ている。まさかと思う人はカフェであの映像を良く見てみてほしい。

 いつだったかの MC でみっちーが「あゆ姉とご飯を食べていた時、唐揚げがお刺身のお醤油に落ちて…」と言っていたが、個人的には「それはご飯じゃなく、居酒屋で飲んでたんじゃないのか」と激しく思った。どうして誰も突っ込まなかったんだろう(笑)。やっぱりアイドルとして酒飲みイメージは回避する方向なのかなあ。酒好きなアイドルってのもそれはそれでおもしろいと思うんだがなあ。…というか、一緒に飲んでみたいよなあ (妄想)。MC ネタで好きなお酒は?とは聞けないから、好きな飲み物は?にしておいて、みっちーだけお酒の中で何が好きかをコメントしてもらいたいなあ、とか。

 あー、まりこちゃん見に行きたい(^_^;)。特に彼女のファンだったというわけじゃないが、初ステージから数日以内に 1 度は、やはり見ておくべきものだと思うので。それはそうと、ニックネームはまりりんかあ。カフェで呼んでいた名前で呼びたい人もいるだろうなあ。私はたぶん 1、2 度ソフトクリームを買ったくらいで、ほとんどしゃべったりはしなかったけど。でももし最初から彼女がメンバーだったら、イチオシになっていたかもなあ。ルックス的にはわりと好みなので。

 カフェっ娘に食らいついている人って、本当に一握りになっている気がする。以前はオーダーの時にちょこっとくらいはしゃべれたのに、今ではその余裕もない。というより、最近はそもそも、あの粘着さんたちをかき分けて飲み物やソフトクリームを買いに行く気力が湧かない(笑)。彼女らの手が空いている時に多少の会話をするのは構わんと思うが、いくら何でも開場直前と終演直後の両ピークタイムにあそこから動かんのはどうにかしてもらえないものかねえ。

 ついでに、嫌な話を一つ。確証もないので、いつ見たとははっきり書かないでおくが、私が前の方の席に座っていた時の話。いったん入場した人 A が、友人らしい B と C からチケットの半券を借りてカフェに出て行き、しばらくして戻って来た後、B には返していたが、C には返していなかった。盗み聞きするつもりはなかったが、あまりにも近くだったので聞こえてしまったところでは、出て行く前、誰それがもうすぐ来るから、という会話をしてチケット半券を借りていたので、C の半券は、別の人間を入場させるのに使われたのではないかと思われる。しかし私は現場を見たりはしていないので、繰り返しておくが確証はない。しかし、もし推測が当たっているとすれば残念。

 それはそうと、前のエントリで書いたフリまねネタについて、友人から早速携帯メールで「あんなにほめたたえるほどメロメロなんだったら、さっさとイチオシ宣言したらいいのに」とツッコミが入った(^_^;)。そうか、分かる人には分かるか(笑)。おかしいなあ、ルックス的には ( すごい美少女だけど ) 私の好みではないはずの人なのに。実際、クリスマス前までは私的イチオシ候補にも入っていなかったほど。でもそれって重要なことで、ルックスで一目ぼれしたわけじゃなく、「桜…」のフリがきれいだったとか、ステージからの目線もらったのがうれしかったとか、つまりステージの上で輝いて見えた人を好きになったということなんだよな、と自分で自分を納得させている。

 とは言え、特定の 1 人とか数人だけを推す気には、やっぱりなれないんだよな。今の 20 人 ( とつい癖で書いて、そうかもう 21 人なんだよなと気がつく ) みんなを応援したいと思うし。この気持ちは、早いうちから見ていた人には共通なんじゃないかなあ。中でも、あの大晦日の幸せな終演時を味わった人なら、特に。21 人目については、まだステージを見ていないので何とも言いにくいけど、見に行く前の気持ちとしては、この最初期の秋葉原 48 劇場という時間と空間を共にした人ってことで、スターティングメンバーと一緒に考えても良いんじゃないかなあ、という気分。

 で、最近妄想しているのは、この「最初期の秋葉原 48 劇場」のノベライズをしたいなあということ。劇場ブログの初期あたりからプロジェクト X 風に語り起こして、後半はオーディションから劇場デビューまでのスターティングメンバーにフォーカスして、劇場デビュー後も続く努力と、ステージに立つ喜びへの目覚め、なんかを語って、大晦日くらいまでかな。ドキュメント風だけど、あくまでもフィクションとしてノベライズするということで。

 でもってさらに妄想を勧めると、それを映画化またはドラマ化するんだが、ここからがミソ。後半のキャストに、オーディションを通ったばかりの 3 期生とかをあてる。スターティングメンバーがレッスンで苦闘したシーンに、そのままその 3 期生たちのレッスンと苦闘とを入れるという、虚実入り混じる構成にする。つまり映画またはドラマでのそのシーンは、現実のスターティングメンバーや既定のシナリオにあてはめるのでなく、3 期生たちのドキュメントになるというわけ。もろんそのために、3 期生たちにも、あえて 1 箇月でステージに立つ!という目標を設定するわけだが。

 2 期生のオーディションもまだなのに、今から 3 期生の妄想までするなって?それは失礼。

フリまねの細部における差異

2006-01-25 08:43:28 | Weblog
 平日はほとんど見に行けないので、つまり書くネタが少ない。なので、またどーでもいい小ネタを書いてみる。

 最近思っているのは、フリまねをする時に「誰の」まねをして憶えたかで、客によって微妙に流儀(笑)が違ったりするんじゃないか、ということ。もちろん「青空のそばにいて」のように、最初から人によってフリが違う場合は当たり前。だが、共通フリのところでも、実は個々に細かい差異があって、あるメンバーのフリまねで憶えていると、席または立ち位置によって別のメンバーと向かい合いになった時に、ビミョーな違いに気がついたりすることがある(笑)。

 たとえば「桜の花びらたち」のサビ、フリまね講座にもなっているあたりのことで言うと、親指と小指だけ立てた両手を 3 回クロスして上げていく時に、3 つを同じ大きさにしている人もいれば、2 つ目と 3 つ目の間がちょっと大きい人もいる。何でそこだけ大きくなるかと言うと、ちょうどその間でマイク ( ないしは顔の前 ) を飛び越しているからだ。とは言え、スタンドマイクのところにいる人が全員そうだってわけでもないんだが。誰がそうなのかは内緒にしておくので、劇場で良く見比べてみるとおもしろいと思う。

 また、同じ「桜…」のサビの歌詞 2 番、「この頬を流れ落ちて」の後の「歩き出す」で手を 2 回クロスするところ。指を硬めに揃えてきっちり端と端で止めを作る人もいれば、しなやかな感じに流れを作る人もいる。これはどっちが良いということではなく、それぞれに違っていておもしろいなあ、ということで。個人的な好みでは、両手の時はしなやか系かなあ。ついでに言うと、スタンドマイクの両手バージョンとアンコールでの片手バージョンとで、この 2 タイプを使い分ける人もいたりする。で、片手の時は硬めで止めの方がメリハリがつく気はする。

 ほかに顕著に出やすいのは、再三書いている「星の温度」での右手のフリかなあ。あえて誰がどう、というのは言わないでおく(^_^;)。そのほかにはたとえば、「毒リンゴを食べさせて」で加弥乃ちゃんばかり見てフリを憶えた人は、ほんのわずかリズムを早く取りに行くとかもありそう(笑)。

 あと、これは特徴というよりは、良い悪い、に近いと言って構わないと思うんだが、再び「桜…」のサビに戻って、「桜の花びらたちが咲くころ」の「が」と「さ」の間のどこで手を開くかというのがある。ほとんどの人は「ち」で両手をコツンとしたあと、「が」から「さ」にかけて、手首を返しながらだんだん指が開いていくのが普通なのだが、20 人 ( 21 人目はまだ見ていないので保留 ) のうちわずかな人だけ、「が」では軽く握ったまま手首を返すだけにして、「さ」のところでパッと手を開いている。これも誰が、とは言わないでおくので、見比べてみて欲しい。私は後者の方がきれいだと思うので、フリまねもその流儀でやりたいなあと思っている(笑)。

 …そんな細かいところまで気にする方がどうかしている、というツッコミはご容赦のほどを(^_^;)。でも、歌とフリを通じたアイドルその人の「魅力」ってのは、そういうところで醸し出されるものだと思う。一方、ここで挙げた事例がそれぞれ誰のことか分かった人は、ステージを良く見ている人ということで(笑)。

1/21(土)の「星の温度」

2006-01-24 04:08:33 | Weblog
 今さらという感はあるが、1/21(土)昼の部と夜の部の「星の温度」について書いておく。

 この日は川崎希さんがセンター試験でお休み、また大江朝美さんは以前から土曜昼の部は学校の都合でお休みということになっていたので、ジュニアユニット再現の可能性は高そうだと思っていた。が、考えてみたら、センター試験の日は高校は休みになるよな(^_^;)。というわけでおーいぇは休まず、つまりオリジナルメンバーは 3 人いたわけだが、それでも昼の「星の温度」はジュニアユニットだった。ということは、今後も土曜昼の部のジュニアユニットは続くものと思って良いんだろうか。なーんて期待するとひっくり返されそうな気もするけど(笑)、まあ悪い方に裏切る劇場ではないから心配ないか。

 で、本題。昼の部ではさすがに登場が予想できたこともあり、扉の向こうにジュニアユニットが浮かび上がっても、場内にさほどの動揺はなし。初めて見る人もいただろうから、おおお、という声は少し上がっていたし、私も「よし来たっ!」という気分で小さく拳を握っていたりはしたのだが(^_^;)。

 しかし参った。増山加弥乃さんの歌い出しが、明らかに前回より向上している。もちろん「まだ若いな」という印象が拭い去れるほどではないのだが、ただ少なくとも、前回感じたような「違和感」は、格段に減っている。単に私が見たのが 2 度目だから、ではないと思う。ステージの上で「表現する」ってことがどういうことか、きっちり分かってるんだろうなあ。すごいよ。1 曲を通じて、だいぶ自然に見て、聴いていられるようになったと思うので、今後も土曜昼の「星の温度」に出続けて、表現を高めて行ってほしい。

 平嶋夏海さんは、パート別に見たオリジナルメンバーとの年齢差が最大ということもあって、厳しいところはあると思う。ナーイスバディが売りのお姉さんと比べられるのはちょっと気の毒というもの。ただそこで、上手にやろう、うううに近付こうとするより、13 歳なりにあの歌詞を解釈して、気持ちを作ってみる方が良いんじゃないかと思う。そういう思いを篭めながら歌やフリを練習し、土曜昼のステージに立つようにすれば、誰かの真似や「代役」ではない、平嶋夏海さんなりの「星の温度」になっていくと思う。

 峯岸みなみさんは、歌にはまだちょっと硬いところも残るが無難に歌いきれていたし、フリについては安心して見ていられた。特に良いのは、フリらしいフリのない時の立ち姿や歩き方にまで、ちゃんと緊張感を持続していること。そういうところでの演じ手の気の緩みは、どうしても透けて見えるものなので。前回も書いたが、曲の最後でステージの下手側をぐるっと回ってから中央にハケていくところで、きっちりと自分の後ろ姿に客の視線を集めるよう意識できているところは、実にすばらしい。

 なお夜の部では、オリジナルメンバー 3 人に加えて、のぞフィスパートに峯岸みなみさんが入っていた。おーいぇとうううの歌は、やっぱり「まだ」ジュニアユニットよりも安心して聴けるなあ。シリアスな顔をしている時のおーいぇは、実は結構美人だし、歌の雰囲気は出る。

 一方、おーいぇのフリについては、いろいろツッコミどころがあり過ぎるわけだが、とりあえず肩が内向きになっていないか。もっと肩を開いて、大きく胸を張るようにしたら良いと思う。日頃から意図的に背筋を伸ばしてあごを引くイメージを持ち続けると良いんじゃないかなあ。

 しかしみぃちゃん…オリジナルユニットに混じっても違和感ないんですが(^_^;)。私の気のせいでなければ、歌も昼の部に比べて、声が伸びていたように思う。考えてみると、他のパートに比べて、のぞフィス→みぃちゃんというのは身長差とか年齢差とかが目立ちにくいんだよな。

 ちなみに 1/20(金)に見た時には、のぞフィスが「星の温度」でかなり気合いを入れているように見えたので、やっぱりのぞフィスにも刺激になったのかなあ。まだみぃちゃんがすぐ取って代わるほどではないと思うけれど、ジュニアユニットとの差が一番小さいパートであるとは思う。

 別に「星の温度」だけが特に好きというわけではないのだが競合があり、比較があると語るべきネタは多いよなあ。やっぱり次のセットリストでは、部分的にダブルキャストとか日替わりパートとかの仕組みを取り入れるとおもしろいと思うんだけどなあ。メンバーのメンタルストレスは大変だろうけど(^_^;)。

新メンバーについて

2006-01-23 00:46:32 | Weblog
 後出しにならないように急いで書いておく。私自身は見逃してしまって本当に悔しいのだが、昨日の夜の部、サプライズで新メンバーの発表があったようで。

 新メンバーはカフェっ娘からの登用。「カフェっ娘について」というエントリで述べていた通りの展開で、いやー、ほんとに「こうなれば楽しいなあ」ってのを、まんまやってくれるってのは、ファンとしてはうれしくて仕方がない。というか、もともとヒントを散りばめておいてくれるから、読み筋を間違えなければ、次の一、ニ手くらいは予測できるというのもあるし。

 加えて、登場の仕方も「11 人いる!」型 ( 今回の場合だと 21 人いる!だけど ) と、まったくもって「こういうことがあればおもしろい」と思う通りのやり方。見ていないのでどの曲とどの曲にいたのか知らないんだが、オフィシャルブログの記事に載っている写真を見ると、マイクスタンド MC からという感じだろうか。「桜の花びらたち」と「青空のそばにいて」の 2 曲だった、のかな。

 実を言えば私は、この辺のコメント欄でも書いたように、サプライズでの新メンバー発表があるとしたら誰かの代役でやると予想していて、つまり実は土曜 (必ずしも一昨日という意味ではなく) 昼の部の「クラスメイト」花パートでの登場を疑っていたのだが、まあそれは外れた。「桜…」と「青空…」の 2 曲からというのは無難だし当然とも言える、のかな。

 で、見てもいないのに急いでコメントしたかったのは、他の人たちが何か言ってから書くと、気分を悪くする人もいるかも知れないからだ。

 私ごとき者ですら、前述のようにカフェっ娘からの登用 ( という形 ) を予測していたわけで、つまり見る人が見れば、この展開は十分に読めたはずだ。カフェっ娘とたくさん会話をしていた人なら、もっとはっきりと予兆を感じ取っていたのかも知れない。そしてまた、そこで「本当にただのアルバイトだったのか」とか「実はきっちり仕込んであったんじゃないの?」というのも、誰もが感じることだと思う。

 ただ、私に言わせれば、そういうことを言うのは「事前」だから意味があるのだ。事後にはむしろ逆に、そのストーリーを額面通り受け取って楽しむ方が、より楽しめると思う。と言うか、事後になって、さも裏を知っている風に「どうせ作り話でしょ」などと言うのは、ただの野暮だ。

 ただのファンである私は、どうしたって真相を知ることができない以上、たとえ作り話であろうとも、そのファンタジーを共有して楽しめば良いだけだと思っている。もちろん人によっては、これじゃ楽しめないよ、という人もいるだろうし、そういう考え方を批判するつもりはないけれども、どっちが楽しいかなあ、と考えた時、私はファンタジーを受け入れる方を選ぶ。

1/20(金)・21(土)の私的記録

2006-01-22 11:57:25 | Weblog
 金曜、土曜昼、土曜夜と 3 回見た。やっと養分の補給(^_^;)が出来た気分。で、相変わらずレポートとか書いたりはしないが、この 3 回で気がついたことなどを、個人別に。いつもいつも繰り返していることだが、あくまでも一ファンの感想と妄想なので、念のため。

 この 3 回を通じての全体としての印象は「みんな良くなっている」ということと、その中でも特に「実力派の巻き返し」かなあ。本当は実力派だろうと思うのに、他の人の急速な伸び幅に比べると、ちょっと印象が薄くなりかけていた人が、本来の力を発揮し始めている気がした。

 大島麻衣さんは、だいぶ意欲が前面に出て来た印象。フリも大きくなる一方、細部で「決める」部分にもかなり気を遣えるようになって来たんじゃないかなあ。また、ファンの視線にたじろがず、強い視線でファンを惹きつけるようになって来た。「スカート、ひらり」でのはつらつとした可愛らしさと、「キスはダメよ」での色っぽい動きとの演じ分けが向上しつつあるように思うので、どんどん頑張って欲しい。

 高橋みなみさんは、年少組では破綻のないしゃべりができるし、笑顔が自然になって来た気がする。どなたかのブログで評されていたように、高橋みなみさんの持ち味は「クールビューティ」だと思うので、無理に笑顔を作るとかえって不自然だが、笑顔がまるでないのもアイドルとしては厳しい。その点、今はちょうど良いバランスだと感じた。もともとの実力派だが、自分のポジションに納得したというか、この劇場、このファンの前で頑張る!という気持ちが表面に出て来た、ような気がする。そういう意味で、ぐいっともう一伸びして来そうな印象。陰アナでは、途中まではちょっと澄ました感じの声で淀みなく話せていて良かったが、途中で軽くつっかえた後、照れが入ったのか、くだけたコドモ声になっていたのが、ちょっともったいなかったかなあ。あと、MC で早口になりがちなので、少し気をつけると、なお良いと思う。

 成田梨紗さんはこれまで、笑顔が 1 種類で固定的だったんだが、ここに来てようやく、楽曲によって、また楽曲の中でもその部分の歌詞に応じて、表情を調節できるようになりかけて来た…ような気がする。まだ工夫の余地はかなりあると思うけど。あと、身体の可動範囲を知っているというか、きちんとソツのないフリができる人なんだけど、もうちょっと貪欲に大きく動いても良いんじゃないかなあ、という気はする。

 駒谷仁美さんは、歌っている時に拍と拍の間に独自の空間を作れる人で、初期から安心して見ていられたんだが、一時期ちょっと、目線が前の方の一部ファンだけに行きがちで、まずいんじゃないかなあ、と思っていた。が、最近では広く会場全体に目配りして、その中でファンの視線とのロックオンもできるようになっていて、さすがだなあ、という印象。MC だけは今ちょっと後退している感があるが、それが型通りのことを言うだけでなく、工夫しよう、良くしようという思いが裏目に出てしまっているせいだというのは、リピーターなら分かるはず。「頑張れ」って言うと余計にプレッシャーになりそうなのがファンとしても歯がゆいんだが、もうちょっとリラックスして臨むと良いと思う。

 峯岸みなみさんは、もともとのダンスの上手さを活かして、フリを自分なりに消化して、独自の表現に高めて来ている印象。みんな同じフリをやっているはずのところで、明らかに峯岸みなみさんの解釈ないし主張を感じ取れるあたり、ちょっとすごい。ま、楽曲によっては過剰になっているというか、必要以上にクネっちゃってるところもあるが、そのあたりはきっと、今後調整して来るだろう。決めポーズの視線もバシッと決まるし、歌もそこそこ無難にこなしている感。目線配りとか MC とか、さらに改善すべき点もあるけど、総合的に見れば今の段階としては十分過ぎる水準。加えて、壁新聞の「上半期の目標」に書いてあった「観せる人から魅せる人へ」ってのは、良いこと言った。その意識の転換が早くも出来ているあたり、実に末恐ろしい。

 ほかにもいろいろ書きたいことはあるけど、とりあえずこの辺で。

表現者であるということ

2006-01-22 07:42:48 | Weblog
 このエントリはなかなか重い内容なので、書く側にも気力が必要だった。本人宛てのお手紙を書こうかとも思ったのだが、こちらが励ますつもりでも、かえって堰を切ったように総崩れになってしまうおそれもあるので、あえてこういう場で書いておくことにした。

 こんなところに書いて、たとえ間接的にでも本人に届くかといえば、まずあり得ないことは承知の上なので、あえて誰に、ということでなく、一般論として書いておく。だから逆に、私が意図した誰かでなくとも、この内容が該当する人は他にもいるかも知れない。

 AKB48 劇場がグランドオープンして 1 箇月半が経ち、CD 発売直前の今、メンバーにもスタッフにも、ほんのちょっとだが「一息つける」心の余裕が出来てきているのではないかと思う ( いつも言っているように、あくまでも一ファンとしての妄想である )。

 スタッフの人たちにとっても、もちろん次から次へと新しい展開をしていくプロジェクトに目が回りそうないそがしさであったことと思うが、大人の人たちはまだ、それなりの能動性もあり、展開の先を読むこともできるだろうから、さほど不安感はなさそうだ。

 だが、特にメンバーにとってはオーディション合格以後、いろいろな物事が、自分自身の運命までもが、ジェットコースターのように目まぐるしく動いて、無我夢中だっただろうと思う。そして今、そのジェットコースターが上下動の少ない場所にいる束の間に、個々人の感情が戻って来ているのではないだろうか。

 おそらくメンバーたちは、華やかな場所に立つことの代わりに、いろいろなものを失ったり、手放したりしなければならいことを知り始めただろうと思う。いや、頭では知っていたかも知れないが、それを身を持って感じるようになって来たのではないかと思う。

 とりわけ、あの世代の彼女たちにとって最もつらいであろうことは、家族や友人と過ごす自由な時間だろうと推測する。それまで、あまりにもありふれた、当たり前のものであり、改めて顧みることすらなかっただろうものが、どれほど貴重なものであるか。それを差し出さなければステージに立ち続けられないことは、若い彼女たちにとって、非常に大きな精神的負担であろうと思う。

 だが、残酷なようだが、彼女たちの本当の寂しさは、まだこの先にやって来る。いくら大好きな友人や、自分を愛し支えてくれる家族であろうとも、ステージの上に立って表現し続けることの辛さと寂しさを、すべて理解できるわけではないからだ。もちろん悩みや悲しみを受け止め、慰めてくれるだけでも、大きな助けにはなる。だがその一方で、心の深いところでの辛さを本当に分かち合えるわけではない寂しさを感じることも増えて来るだろう。

 そして、今はそれを互いに共有し、共感し合えているはずのメンバーどうしでさえ、AKB48 に最初から組み込まれている選抜システムによって、お互いの運命が分かれてしまうことがある。ある人はいち早くメジャーデビューするかも知れないし、ある人は 2 軍に落ちることもあるかも知れない。そうなった時、どちらにとっても、それまでのように屈託なく仲良しでいられるかどうか。たとえ「いつまでも友達だよ」と誓い合っても、立場が変わり、見ているものが同じでなくなれば、それぞれの思いを分かち合えなくなってしまう。そしてその時に、より一層の寂しさを背負わなければならないのは、先に進む側だ。

 何かを表現する仕事というのは、本質的に孤独なものだ。その孤独に耐えながら、表現者は何かを伝えようとする。むしろその孤独こそが、人をより強く輝かせる。表現によって無数の見知らぬ客と共有する時間だけ、表現者はその絶望的なほどの孤独から、束の間、解き放たれるからだ。

 ステージというのは、そういう場所だ。華やかな場所に立ち続けるというのは、そういうことだ。寂しく、辛いだろう。だが、その思いを内に秘め、孤独を輝きに変えて行ってほしい。あなたたちは、誰もが立てるわけではないそういう場所に向けて歩み始めたのだから。

小ネタをいくつか

2006-01-20 03:07:33 | Weblog
 日に日にアクセス IP 数の減っていく(笑)当ブログを、それでも時々読みに来たり、コメントを残したりしてくださる皆さん、本当にありがとうございます。最初から言っている通り、ここは私の勝手な妄想を勝手に書き散らかす場で、読んでくださる方のためには全くならないと思いますが(^_^;)、そんなのでもよろしければ、たまに見に来てやってください。

 で、どうでもいい小ネタなど。

 CD 発売イベントのスケジュールが発表されたわけだが、いろいろ疑問点が。まず、池袋と新宿、渋谷と池袋、というようなスケジュールの並びには、どう考えても移動時間が入っていない。ということはつまり、最低 2 つくらいのグループに分けて別行動になるんだろうか。まあインストアのステージで 20 人並べるところってほとんどないと思うんで、妥当なのかな。

 また、同じ秋葉原の中でだって、30 分刻みにイベントって、ちょっと無理がありそう。イベントを 10 分で切り上げて衣装のまま (寒いから上着くらいは羽織らせてあげて欲しいが) 移動するものと考えても、ファンが取り囲んでいるところから普通の道を行かなくちゃいけないんだから、移動に最低でも 10 分はかかっちゃうだろうし。移動後に上着を脱いで髪とか着崩れを直して、ごく簡単に進行の申し合わせをしたら、もう次のイベントが始まっちゃうわけで。10 分のステージって、挨拶して 1 曲歌ったら終わっちゃうと思うんだが…。イベントでは単に挨拶くらいで、歌ったりはしないのかな。それとも、やっぱりこれも複数グループでやるのかなあ。ただファンの方は走れば(笑)ぎりぎりで掛け持ちできるように別時間帯にしてある、とか。

 次に、「星の温度」の衣装の話。

 私が読ませていただいている何人かのブログでは、たいてい「衣装は本人用のもののようだった」と書かれているのだが、本当にそうなんだろうか。推測で反論しても何の意味もないし、ファンとしては確認もしようがないんだが、私はあれはオリジナルメンバーの衣装を使い回したんじゃないかという気がしている。各ユニットの衣装まで 20 人分全部用意してあるかなあ? と考えると、いくら何でもそれはないだろう、という意味で。

 で、あの衣装の場合、丈は誤魔化しようがないので、裏の合わせで調整するしかない。そう考えると、実は加弥乃ちゃんが着ていた衣装は、意外にもうううの物だったのではないかという推測が成り立つのだ。ほかは順当におーいぇ→みぃちゃん、ノゾフィス→なっちゃんということで。この話をしたら、友人には「いくら何でも胸のところは立体裁断してるでしょー、ほかはともかく、宇佐美→かやは無理だよ」とあっさり却下されたのだが(^_^;)。まあ加弥乃ちゃんについては、あるいは、ともちん用の予備があれば、それを借りるという手はあるかも知れない。

 さらに、土曜昼の話。

 一部の人が (って私もだが) 勝手に期待しているように、土曜昼の部だけ「星の温度」をジュニアユニットで…というのが実現するのかしないのか、とりあえず今度の土曜昼の部は見逃せないような気がする(^_^;)。

 また、だったら「クラスメイト」はどうなるかと妄想してみたりもしたのだが、その後ますます妄想が膨らんでしまった。誰か 1 人に決めず、出られるメンバーのうち、希望者が手を挙げれば良いのだ(笑)。で、そこだけ毎週、誰が代役に入るか、ステージを見るまで分からないというのはどうだろう。前後の曲に参加しているメンバー以外は可能だろうから、「星の温度」とのかけ持ちすらあり得るだろう。

 いつも「デビュー前のプレアイドル」とは思えないほど充実した内容であるためについ忘れがちだが、本来 AKB48 劇場と日々のステージは、彼女たちの可能性を試し、ステージ経験を積むための修練の場でもある。あまりにも未熟なままであれば別だが、そうでなければ、彼女たちがより多くの経験を積むべく努力しているプロセスとして、いくぶん完成度の低い状態でステージに出て来たとしても、むしろあえてそのポジションを取りに来る意欲をほめてあげたいと思うのだが、どうだろう。

 まあ、そもそもそこに代役を入れるかどうか自体、妄想なんだが(^_^;)。でも、むしろ代役ということでなく、春からのステージリスト変更で、そういう「日替わりパート」が予め取り入れられていたら楽しいんじゃないかなあ、とかいう気もしてみたり。

やさぐれています

2006-01-19 00:18:10 | Weblog
 平日はやっぱり劇場に行けないのでやさぐれています。私もうううの行った島に行きたい気分です、ええ。里菜ちゃんと一緒に行けるなら、帰りの船が 1 週間どころか 2 週間や 3 週間来なくても平気です。ていうかむしろずっと来なくて良いです。

 …などというキモチワルイ妄想をしながら、だらしなく「えへへ…」と画面に向かって笑っている中年男は、本当に救いようがないダメ人間だなあ。いや他でもない自分のことなんだが。大体「やさぐれて島流し」ネタも劇場帰りの友人から聞いたのであって、自分が劇場で直接聞いたわけじゃないあたりがかなり悔しい。

 ごくたまに冷静になってこのブログを見ると「私はどうしてこんな、自分が直接関わっているわけでもないことについて、肩に力を込めて語っているのだろう」という思いが脳裡をよぎったりするわけだが、「遊んでいる最中は正気に戻ったら負け」ということも分かっているので、今後とも全力で無駄に熱く語り続ける所存。

 そこで早速語るわけだが、中西里菜さんはコメントのまとめ方がさり気なさ過ぎておもしろい。いかにもアイドルぽく「わあ、きゃあ」と反応するのでなく、さらっと流してはい次、みたいな素っ気なさが、かえって良い味になっている気がする。実はかなりサバサバした性格の人なんだろうか。でもその中にちらっと寂しがりやっぽいところなんかが垣間見えたりすると、ファンはコロッと参ってしまうわけだな。無理にキャラを作る必要はないけれど、今の雰囲気は割と良いと思う。逆に「さみしいです」発言を封印する必要もないんじゃないかなあ。

 あ、でも中西さんは、スチル、それもニコパチでの写りの悪さは改善した方が良いかも。動いてるとあんなに可愛いのに、写真は「これ誰?」って感じだもんなあ。シャッターの瞬間にベストの表情でオーラを出せるように、毎日 10 分以上、ちょっと大きめの鏡の前で表情の作り方 ( 顔の筋肉の使い方 ) の研究と練習をした方が良いと思う。バッチリ笑顔を作り込むか、力を抜いた自然な笑顔でいくかはご本人の選択次第ということで。

 一方、キャラのおもしろさで言ったら、やっぱりおーいぇが突出しているかなあ。ただの天然ボケキャラかと思いきや、大晦日の一本締めや先日のケーキが象徴するように、ふとした瞬間に人の気持ちを(あざとい計算によってでなく)ガシッと掴まえることについては、まさに天才としか言いようのないものを持っている。それはまだ彼女自身も自覚しておらず、従って使いこなせてもいない才能だろう。ただ、これは誰かが教えられるものではなく、また意図的に伸ばすこともほとんどできない。そういう美点を持っているという意味では、実はおーいぇの可能性はものすごく大きいのだ。

 確かに、ダンスや歌については 大 幅 に 改善の余地があると思うが、それは練習すればそこそこに上達できる。それに、ダンスや歌が上手ければ必ずアイドルとして成功するってわけでもない。おーいぇの良いところは大事にして、足りないところは伸ばすよう努力していけば良いのだ。焦らず、しかし油断もせず、日々のステージとレッスンを大事にして力をつけていって欲しい。

 …などと語っていたら、やさぐれていた気持ちもいくらか癒されて来たような気がする(^_^;)。まあでもやっぱりできるだけ早く、また劇場へ、20 人みんなに「会いに」行きたいなあ。

だったら「クラスメイト」はどうなるか

2006-01-16 13:20:31 | Weblog
 昨日、うっかり夜の部を逃してしまった悔しさもあって(しかも今日は見に行きたくても休演日だ)、妄想が止まらない(^_^;)。このエントリも笑って読み飛ばして欲しい。

 仮に土曜昼の部に「星の温度」のジュニア版を継続するとしたら、同じく学校の都合で今後とも土曜昼の部を休む見込みの戸島花さんの代わりに、「クラスメイト」に誰か入るかも…というのも気になって来るところ。とか書いている割に「里菜ちゃんが毎回センターから出て来て長く歌ってくれれば良いじゃないか!」という心の声が聞こえて来たりもするわけだが、私は「まだ」中西里菜さん一推しというわけでもないので、ここは冷静さを取り戻して(笑)話を進めることにする。

 「クラスメイト」の場合、他の人まで入れ替える必然性はないし、それだけの人数もいないので、とりあえず花パートに誰か代役を入れる、ということになるだろう。このままステージリスト変更まで「あなたとクリスマスイブ」のところに別の曲を入れないのであれば、星野みちるさんか折井あゆみさん、というのが順当な線か。個人的にはみっちーの歌と「オンリーワン♪」のフリでクラクラしてみたいんだが、あの衣装はあゆ姉に合いそうだよなあ、という気もしてみたり。

 しかし、意外な選択肢もあるかもしれない。もし土曜昼の「星の温度」がジュニア組になるのだとしたら、その時だけ、宇佐美友紀さんや川崎希さんが、逆にこちらの代役を取りに来るという手もあるからだ。出番が減ったら別のところで取り返す!という気合を入れて来たりするとちょっとおもしろそう。うううは大人だけにそういうアピールも過不足なくできそうだし、一方ノゾフィスは「クラスメイト」の楽曲の雰囲気に意外に合いそうな気がする。

 ただ、この「代役」は、うまくやらないと、彼女たちの和を乱したり、プロモート側への不信感を持たせることにもなりそうだなあ。欠員分はユニット内でカバーしあって来たのが、代役が入ることになると、どうしても「競争」の匂いが漂って来る。また、学校優先で無理をさせない、という思いやりのはずが、代役を立てることで、かえって彼女たちの危機感を煽ってしまう可能性もある。ま、ファンが心配してもどうしようもないことなんだが。いやそれ以前に、代役立てるかどうかも含めて全部妄想だしな(^_^;)。

「星の温度」ジュニア版は継続するか

2006-01-15 20:06:09 | Weblog
 昨日無理をしたせいか、はっきり風邪ではないが、このままだと多分ヤバいな、という感じになって来たので、予防的に風邪薬を飲んだら居眠りしてしまい、気がついた時には行くつもりだった夜の部に間に合わない時間だった。ちと残念。

 で、仕方がないので(笑)、また妄想ネタでもつらつらと書いてみる。いつも言っていることだが、このブログでは私の妄想を書いているのであり、これから書くことについても、単なる一ファンの妄想なので、あまり目くじらを立てずに読み飛ばして欲しい。

 土曜昼の部の「星の温度」代役の件は、ちょうどそういう話をしていたばかりだったこともあり、個人的にはとっても楽しかった。そして気になるのは、別のエントリのコメント欄でも指摘されていたように、この「星の温度ジュニア」ユニットが続くのかどうかということ。

 同日夜の部ではユニットとしてはオリジナルで、ただお休みの宇佐美友紀さんの代わりに平嶋夏海さんが入っていたとのこと。つまり今後、「星の温度」は板野友美さん以外の 3 人については、誰が休んでも代役がいる状態が確保されたと言って良い。特に、大江朝美さんは今後とも土曜昼の部を休むことになる見込みだから、そこに増山加弥乃さんが入るだけでなく、土曜昼だけは「ジュニア」ユニットが揃い踏みする…というのも、あり得るんじゃないかと思う。

 ただ正直なところ、増山加弥乃さんを歌い出しでもあるおーいぇパートに持って来たあたり、あんまり継続するつもりはないのかなあ、という気もした。ここに峯岸みなみさんを入れ、増山加弥乃さんはうううパートに、そしてノゾフィスパートに平嶋夏海さん、というのが、私としては納得しやすい配置かなあ。どうして、と言われると困るけど、何となく座りが良さそうに思える。

 じゃあ何で増山加弥乃さんがおーいぇパートになったのか…ということを考えると、私の推測としては、1 つにはサプライズをより大きくするためかなあ、という気がする。最初に出て来て歌い出すところに、一見してそれと分かる増山加弥乃さんを配置すれば、客はおおお、と反応するだろう。実際その通り反応していたと思うが、私の立っていた位置からだとちょうど柱の陰だったんだよ(^_^;)。その瞬間だけちょっと残念(笑)。

 そして、もう 1 つはジュニア組のガス抜きのためじゃないかなあ、などと考えている。おーいぇ (名指しして申し訳ないが) とジュニア 3 人組を見比べた時、おーいぇには悪いが、ダンスでの実力差は歴然としている。歌唱は楽曲によっても違うだろうが、そう大きな差はないだろう。にも関わらずおーいぇはユニットに入っていて、ジュニア 3 人組は入っていない。ジュニア 3 人組、その中でも特に加弥乃ちゃんは、そのことにかなり不満を持っていただろうと思うのだ (しつこいようだが私の妄想なので念のため)。だからこそ、あえておーいぇのパートに加弥乃ちゃんを入れて、彼女のプライドに応える必要があったのではないか、ということだ。

 では、今回の代役、結果としてどうだったか。ジュニア 3 人組は良くやった。どのくらいの期間で仕上げたか知らないが、十分にその才能と実力を示して見せたと思う。ただ「星の温度」の世界を表現するには、やっぱりまだ若過ぎる気がしたことも事実だ (私としては、あえて「幼い」という単語は使わないでおきたい)。そしてそれは、3 人の中でもやはり増山加弥乃さんにおいて際立ってしまっていたことは否めない。

 増山加弥乃さんは、現時点でもすでにエンターテイナーとしての資質が豊かだと思うが、それでも人には、年齢を増すことによってしか獲得できない何かがあるのだ。それは決して多くはないが、しかし時として、とりわけ表現者においては、決定的に重要な事柄であったりもする。そしてそれは、どんなに焦っても悔しがっても、時が過ぎる以外の何によっても本質的には解決され得ないのだ (ま、他の要因で少しはカバーできるけどね)。

 そういう意味で、歌い出しでもあるおーいぇパートに、最年少の増山加弥乃さんを入れてしまったのは、サプライズとしては効果が大きかったが、「ジュニア」ユニットを継続する上ではマイナスだったのではないか…という気がするのだ。まあリピーターなマニア向けに「土曜昼の部だけは特別」ってことにするなら、それはそれでアリだろうという気もするし、個人的にはぜひまた見たいんだけれども(^_^;)。

 もっとオソロシイ想像としては、土曜昼だけのジュニアユニットが継続されたら、数回のうちに「若さ」が気にならないほど表現が練れて来るのではないか、というのもあるんだが…(笑)。あの 3 人のポテンシャルならあり得なくはないような。板野友美さんと 1 つか 2 つしか違わないわけだしなあ。

やっぱり文句を言っておく

2006-01-15 00:47:26 | Weblog
 1/14 は 1 曲目が始まった直後くらいに飛び込んだので、下手側後ろで立ち見。実は立ち見は初めてだった。

 で、やっぱり行儀の悪い人たちに文句を言いたくなった。

 列の端の席を確保して、立ったり座ったりを繰り返すのは、他の客からすると相当目障りだ。左右の立ち見エリアで飛んだり跳ねたりするのは、それぞれの楽しみ方のスタイルだから、度を越して他の客に迷惑をかけない限り、座り見型の人間としても許容すべきものだと考える。しかし、だったらずっと立っていてくれ。

 座ったり立ったりするのは、視覚的にも煩わしいが、それだけではなく、座席と立ち見エリアとで 2 人分の空間を無駄に消費していることでもある。あの小さい劇場で、すでに座席が埋まる状態になりつつある現状を良く考えれば、明らかに迷惑だ。

 また、立ち見だからと上手と下手の間を何度もごそごそ動くのも、かなり迷惑だ。立ち見客がほとんどいない時に、こそこそっと動く程度なら、まあ黙認できる。しかし立ち見客がある程度いる中では、移動は明らかに迷惑だ。しかも、立ち見をしている私の目の前を堂々と通ったやつまでいたのは呆れた。私の前より後ろの方がずっと広かったにも関わらず、近道のために、だ。戻って来た時ににらみつけたら、さすがに後ろを通ったが、その後も何度も上手と下手を往復していた。

 さらには、上記 2 つの合わせ技までやっているやつがいる。たとえば下手側に座っていながら、立ち上がって上手側立ち見エリアまで行ったり、戻ったりするのだ。自分の席を離れるな、というルールを「自分の頭で」解釈したら、どうすべきかくらい分かるだろう? 劇場側から禁止されるまで気付かない、あるいは気付いているのに自粛できないってのは、AKB48 のファンとして恥ずかしいと思ってくれよ。

 秋葉原 48 劇場は、メンバー、スタッフ、ファンが一体となって、劇場という一つの場を共有して物語を創って行く場じゃないのか。その空間には、同じように金を払っている、楽しみ方のスタイルが異なる他の客がいるのだ。そこでは自分の楽しみも重要だが、それ以上に、他人の楽しみを不当に損ねないことが重要なのだ。私に言わせれば、自分のことしか考えられないやつは劇場に来るべきではない。

 ついでに。終演後の「お見送り」のための場所を確保したいがために、前にいる人を突き飛ばす勢いで (というか実際何人かに体当たりされたが) 走って行くやつらも、ちょっと頭冷やせ。そんなんで誰かを突き転ばしたら「お見送り」自体がなくなるんだぞ。さらに怪我でもさせたら、公演自体がしばらく休止になることだってあるんだぞ。分かってるか?

 劇場がいろんな客にとって安全に日々の公演を重ねられることと、あなたの「お見送り」ポジションがほんのちょっと前か後ろかということと、どちらを大事にするべきなのか、良く考えて、ふさわしい行動をとってくれ。