昨日は主人と実家に出かけた。
日曜日に実家で法要があるので母の着る服の準備やそのほか用事を兼ねて出かけた。
91歳の母は日差しが入る 内縁側にいた。
田舎の内縁は広くて太陽が出てるときは温室状態です。
母が日曜日の服を着てみた後 喫茶店に主人が行こうと言い出した。
母にとってはお出かけ。
さぁ大変とばかりに 化粧 入れ歯の掃除そして裸になって肌着からの着替え・・・
私は それはしなくていいというけどいうことは聞かない。
たんすの引き出しから洗ってあるのを出してすべておきがえです。
当然帰っていたら家着に着替えそれを洗うのが母のルール。
隔週でゆく お医者さんの時も同じです。ほんの1~2時間でも 家では家の服と決まっています。
草曳きやら 花壇に入ると衣類が汚れるからです。
戸締りをしていざ 喫茶店に。
店内は花が一杯飾ってあり 押し花が額に飾ってあったり、こじんまりとした 明るい 調度品も可愛い感じの店内。
お客さんは居なく3人で大声をだしても気になりません。
母は 今日 縁にいたら宅配の方が見え「雨が降ってきたから 洗濯物を入れるように」 と教えて貰らった と 嬉しそうに2回も話します。通り雨で次ぐまた日が射してきたとも。
宅配の方も 耳の遠い母にいつもこうしてハンコ貰っているのかと思うと 大変だと思います。
家の前や横にも人が通るとチャイムが鳴るようになっていますが電話のベルの音さえ聞こえない母
土間の奥のキッチンにいるとき玄関に人が来てもわからないことが多いのです。
天気も良く 母と幸せな時間を過ごせた私ですが、これから寒くなるけど 元気で過ごしてほしいと願うばかりです。
痛みのあるとこがあったり生きてゆくことは楽しいや嬉しい事ばかりではありません。
むしろ 苦痛やいやなことの方が多いもの 気弱で神経質な母が 生かされ 体重が 33K 身長も140センチに縮みました。 でも日々こうして 食べたり また歩けることは私にとって本当に有難くこの上ない幸せです。
疲れてさっと立ち上がれない日でも両手をついてお尻を揚げそっと立ち上がることも。転ばないようスリッパは履かない。
緒のある履物しか家では履きません。
また 手を貸してもらえないから自分でやらなくてならず体を常に動かし続けている そんな毎日です。