脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

過活動膀胱そっくり病

2009年07月17日 | 他の病名との関連性
一日8回以上の頻尿、
夜間の頻尿
急に尿がしたくなりガマンが難しいなどの、
切迫性尿失禁などの症状の陰には

脳脊髄液減少症が隠れているという事実は
多くの人たちにあまり知られていないと思います。

私は
現状では、脳脊髄液減少症の一症状である排尿トラブルについて、

「過活動膀胱(OAB)」などとという病名をつけられかねないと思っています。

つまり、
脳脊髄液減少症は「過活動膀胱そっくり病」です。

ちなみに このチェックシートを、
私はブラッドパッチ前の最悪の状態の時を思い出してチェックしたところ
「重症の過活動膀胱の疑い」と出てしまいました。

(男性の方は こちらのチェックシート

脳脊髄液減少症はその多彩な症状でその本性をひた隠し、
多の病名がつけられてしまうなど、医師と患者をまどわせます。

脳脊髄液の減少によって、人の体と心のコントロール中枢である脳が
機能異常を引き起こすのですから

精神状態にも身体状態にもさまざまな症状が起こっても何も不思議はないのですが
そのことに医師も患者もなかなか気づくことができません。

排尿トラブルは
単なる齢のせいでも、
膀胱のせいでもなく、

脳が原因であることもあるのです

脳脊髄液減少症でも起こるのです。

それは時には尿崩症そっくりの
一日数リットルの多尿症状、激しいのどの渇きの多飲症状もでます。

しかし、
脳脊髄液減少症性の尿トラブルであれば、
ブラッドパッチ治療後、それらの症状は次第に治まってきます。

そのことはブッドパッチで尿に関する症状が治まった
私の経験からも明らかです。


ですから、排尿トラブルに関わっている製薬会社の担当者の方がたや
泌尿器科の医師の皆様にも、

「頻尿」「多尿」「切迫性尿失禁」などの症状からの
脳脊髄液減少症の早期発見のためにも

脳脊髄液減少症と排尿トラブルの関係について学んで知ってほしいし、
脳脊髄液減少症患者のために、お力を貸してほしいと
願っています。

でも、現状では
頻尿などの症状から、病の本性が脳脊髄液減少症だと最初に気づくのは
今だ悲しいかな患者本人だと思います。

脳脊髄液が漏れたままで、ブラッドパッチ治療をしないまま、
泌尿器科の治療を受けても頻尿などの尿トラブルは治らないと思います。

また、真実の病の原因の治療から程遠い、
方向違いの治療がさらに体調を悪化させる危険もあると思います。

まず患者自身が自身が脳脊髄液減少症という
全身や精神状態にまで、多彩な症状を引き起こす病の存在を知り、

排尿トラブルも引き起こす脳脊髄液減少症の尿症状が

「泌尿器科疾患だと誤診される」ことにはくれぐれもご注意ください。

過去記事

排尿トラブル改善.com

アステラス製薬さんのサイトの「排尿トラブルに関連したその他の病気」の項目に

「脳脊髄液減少症での排尿トラブル」や
正常圧水頭症の排尿トラブル」などの

脳脊髄液の増減による疾患の説明が
どこにも見当たりません。

脳脊髄液減少症の排尿トラブルは知らないかもしれませんが、
脳脊髄液が増えすぎる水頭症での排尿トラブルは
まさか製薬会社ですもの、ご存知でしょう?

脳脊髄液の量の異常や、
下垂体など脳の異常でも
排尿トラブルはひきおこされることをきちんと一般の人たちに
説明してあげてほしいと思います。

これでは
脳脊髄液減少症の頻尿は「心因性の頻尿」にされてしまいます。

「おしっこが近い、おしっこで起きる」
おしっこの悩みにユリナール

いえいえ、
脳脊髄液減少症で夜間に3回も4回も、
日中に5分ごとにトイレに駆け込むほどの頻尿がでるのですよ。

だから
「おしっこの悩みにもブラッドパッチ治療」が
効くことがあるのでですよ小林製薬さん。

アステラス製薬さん、
小林製薬さん、

脳脊髄液減少症の一症状としての頻尿についても、
患者さんが気づきやすいよう、もっと脳脊髄液減少症について学んで
正しく情報を流してあげてください。

よろしくお願いいたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 脳脊髄液減少症の否定派の皆様へ | トップ | 今日は「海の日」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。