先日も書きましたが、脳脊髄液減少症について知りたければ、
まずつい最近、
7月3日発売、
雑誌フォアミセス8月号をぜひお読みください。
(売り切れ注意!うちの近くの書店では翌日に売り切れていました。いつも少ししか仕入れないらしい。)
「なまけ病と言われて」
病と闘う女たち「脳脊髄液減少症」。
三谷美佐子
激しい頭痛とめまいで起き上がれない…!
突然発症したこの病は…!?
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こどもが脳脊髄液減少症を発症した場合、
その多彩な症状からでは、
普通の医師には「髄液漏れ」という正しい診断に
なかなか至れないために、
精神的なものが原因での不登校と誤解されることがあります。
世の中のお母様たちは、ぜひお読みください。
ただし、
このマンガに書かれている症状は、
脳脊髄液減少症の多彩な症状のごく一部です。
頭痛がまったくなく、他の症状が
「起きて活動いているとしばらくして起こってきて、
横になると楽になる。」という特徴があったりもしますし、
寝ていても何しても治まらない症状があり、
人によりさまざまです。
決して「起立性頭痛(体を起こすと頭痛がして、
横になると楽になる。)だけの症状が特徴ではありませんのでご注意ください。
要するに、どんなに検査しても原因不明の症状の影に
脳脊髄液減少症が隠れていることがあります。
私みたいに。
放置すると体を起こしている時間がどんどん短くなり、
しまいにはほぼ、一日中寝たきりになります。
本当です。
くれぐれも、たかが原因不明の激しいだるさ、体調不良とあなどらないでください。
また、脳脊髄液減少症の症状は多彩なため、その症状のひとつひとつに別の病名がつけられることもあります。
目の痛みなどの症状で、眼科にかかり、目が動きにくくなっていたり、目が乾いていることに眼科医が気づけば、それなりの病名がついたりします。
ホルモン障害が出れば、婦人科や内分泌科で、その症状にあてはまる病名がついたりします。
しかし、根本原因は脳です。
脳脊髄液が漏れて減ったために、脳がさまざまな機能障害を起こした結果の全身、精神に及ぶ症状がでます。
くれぐれも、脳脊髄液減少症の身体症状、精神症状を全く知らない医師が患者の訴える症状ごとにつけた病名に惑わされないようにご注意ください。
たとえ、すでに他の病名がついていても、
髄液漏れの専門医を一度も受診したことがない、検査したこともない人は、一度相談されてはいかがでしょうか?
髄液漏れが長年放置された結果としての、症状かもしれませんから。
私みたいに。