愛国者の邪論

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五輪東京招致に天皇制を利用しなければならない安倍自公政権の苦悩と姑息、マスコミ応援団に大喝!

2013-09-04 | 東京五輪

またしても天皇家の政治利用が起こりました。この期に及んで、何をか況や!です。 

1.「震災支援への感謝」は、この場でなくても「結構毛だらけ猫灰だらけ」ではないか、です。何で、「今?」 前回何でやらなかった?姑息が透けて見えます。

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2.高円宮妃久子氏についても、何で今?です。やるんであれば、もっと前に!でした。「8月26日に風岡長官が下村博文文部科学相から直接要請を受け、杉田和博官房副長官からも首相官邸の意向」というようですが、この事実こそ、思いつき!と言われても仕方ないでしょう。だから皇室の政治利用と言われる!「招致活動と見られるのではないかとの懸念も持ったが、時間もせっぱ詰まるなか、やむをえないと判断したもので苦渋の決断だった」と言われるように、「苦渋の決断」には、安倍応援団ぶりも透けて見えてきませんか。ま、これだけではありませんが。 

3.下村文科大臣の発言も奮ってます。五輪は「五輪は平和の祭典で、政治利用には当たらない」は、モスクワ五輪を見れば明瞭!都合の悪いことは忘れてしまうのは、自民党、とりわけ、自由主義史観の人たちの得意技です! 

4.ヨーロッパの皇室が五輪に登場することを理由に今回の出席を正当化していますが、それらの国は日本国憲法と同じ憲法をもっていないでしょう。日本とは皇室に対する考え方も歴史も違っているのです。こうした発言が出ることそのものに、元首化を狙う自民党の姑息が見えてこないでしょうか? 

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5.このような苦し紛れの対応をしなければならない安倍自公政権のネライは何か、です。猪瀬発言・麻生発言・原発汚染水問題・歴史認識問題・財政問題などなど、いずれも解決に向けた展望が見えてきません。とりわけ、ナチス手口発言、慰安婦問題など、歴史認識問題や原発問題についての世界の空気と国内の空気の違いについて、日本国中が見えていないのではないでしょうか。 

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6.安倍首相のネライは、一目瞭然!今、安倍首相が集中しているのは、2020年東京五輪開催ということは、2020年まで安倍自公政権を続けようとするものです。この経過のなかで、憲法を改悪するというシナリオです。呆れます。こうしたシナリオについて、マスコミは一切語らず、東京五輪開催のみに国民の目を集中させているのです。 

東京招致に成功すれば、どういうことになるか、消費税増税も、原発も吹っ飛ぶことでしょう。アベノミクス成長戦略にとって、これほどの公共事業、景気刺激策はありません。そういうシナリオが目に見えています。ところが、失敗すると、どうなるか。だからこそ、一生懸命に頑張っているのでしょう。呆れます!この招致活動にどれだけの税金が使われているか、いっさい不問です。それで消費税増税なのです。福祉削減なのですから・・・。

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五輪招致への影響、指摘も  汚染水問題、各国が報道

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猪瀬東京都知事「中国も東京五輪招致を支持してほしい」=アジアのためと懇願―日本華字紙

五輪招致PRイベント/1日で1億円/東京招致委 - 日本共産党中央委員会 

久子さまIOC総会でスピーチへ  9月2日 22時38分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130902/k10014231191000.html

高円宮妃の久子さまが2020年夏のオリンピックなどの開催都市を決めるIOC=国際オリンピック委員会の総会に出席し、震災支援への感謝の気持ちを表すスピーチをされることになりました。高円宮妃の久子さまは3日から1週間の日程でアルゼンチンを訪れ、IOCの委員らと懇談して親善を深めることになっていましたが、新たに委員の投票で開催都市が決まる今月7日のIOC総会に出席されることが決まりました。
久子さまはオリンピックなどの東京への招致を呼びかける日本のプレゼンテーションの時間の冒頭でIOCによる震災支援への感謝の気持ちを表すスピーチをされるということです。これについて、宮内庁の風岡長官は文部科学省や官邸から久子さまのIOC総会出席への要請があったとしたうえで、「招致活動と見られるのではないかとの懸念も持ったが、時間もせっぱ詰まるなか、やむをえないと判断したもので苦渋の決断だった」と述べました。宮内庁は「招致活動には行政的な側面や他国との競争的な面があることは否定できず、象徴天皇制のもとでの皇室の在り方として関与には慎重であるべきだ」との認識を示しています。(引用ここまで

【五輪招致】宮内庁「苦渋の決断」 久子さまのIOC総会ご出席 - MSN産経 ...

苦渋の決断として、受け入れることにした」。宮内庁の風岡典之長官は2日、庁内で記者団の取材に応じ、高円宮妃久子さまのIOC総会ご出席についてこう説明した。突然の方針転換にはためらいも残っている様子で、「天皇、皇后両陛下もご案じになっているのではないかと拝察している」とも述べた。 五輪招致は他国と競い合うなど政治的な側面もあることから、宮内庁は皇族が関わられることに慎重な姿勢をとってきた。今回も当初は、IOC委員とのご懇談とレセプションだけに限定する方針だった。 しかし、8月26日に風岡長官が下村博文文部科学相から直接要請を受け、杉田和博官房副長官からも首相官邸の意向を伝えられると、数日のうちに方針転換。両陛下には事後報告だったという。久子さまのご出発が今月3日に迫った時期の決断になったこともあり、風岡長官は「切羽詰まっていた」と釈明した。(引用ここまで 

久子さまIOC総会ご出席へ 被災地支援に謝意のスピーチ

宮内庁長官の苦渋発言、菅長官「両陛下の思い推測に違和感」

官房長官が宮内庁長官発言を批判 -   

会見で菅氏は、官邸から文部科学省を通じて宮内庁側に久子さまのIOC総会出席を要請したことを認めた上で「皇室の政治利用、官邸からの圧力であるという批判は当たらない」と反論。下村博文文部科学相も会見で「五輪は平和の祭典で、政治利用には当たらない」と強調した。久子さまにIOC総会への出席を要請した理由について菅氏は「日本サッカー協会名誉総裁をはじめ非常にスポーツ全般に多くの努力をされており、世界のスポーツ界にも極めて信頼の厚い方だ」と説明。「IOC総会を通じて震災復興への支援に謝意を表していただく」と述べた。(引用ここまで 

IOC総会出席「皇室の政治利用にあたらず」  9月3日 15時18分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130903/k10014246541000.html

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菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、高円宮妃の久子さまが、2020年夏のオリンピックの開催都市を決めるIOC=国際オリンピック委員会の総会に出席されることについて、皇室の政治利用にはあたらないという認識を示しました。高円宮妃の久子さまは、アルゼンチンで開かれる、2020年夏のオリンピックなどの開催都市を決めるIOC総会に出席されることになり、宮内庁の風岡長官は総理大臣官邸などから出席の要請があったとしたうえで、「招致活動とみられるのではないかとの懸念も持ったが、やむをえないと判断したもので苦渋の決断だった。天皇、皇后両陛下も案じられているのではないかと拝察した」と述べました。これについて、菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「久子さまにIOC総会でごあいさつをいただくのは、震災復興支援に対する謝意をできるだけ多くのIOC委員に表するのにふさわしい場だからで、大変ありがたい。皇室の政治利用にあたるとか、官邸からの圧力であるとか、そうした批判はあたらない」と述べました。そのうえで、菅官房長官は、「現に、スペインの皇太子は現地に入っている。また、ロンドンオリンピックでは、エリザベス女王が大きな役割を果たしている。宮内庁長官が、両陛下の思いを推測して言及したことには、非常に違和感を感じている」と述べました。また、下村文部科学大臣は、「IOC委員の1割以上はヨーロッパの王室関係の方々であり、久子さまは、個人的に親しくされているという経緯もある。招致のプレゼンテーションでなく、ごあいさつなので、政治利用には全くあたらない」と述べました。(引用ここまで 

以上、皇室のあり方に端を発した五輪東京招致問題から何が見えてくるか、一覧していました。次は、安倍自公政権の天皇の政治利用について、記事にしてみます。



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