愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

アメリカ脳から脱却しない限りアジアの平和は難しい!日本国民の負担軽減はない!日米軍共同訓練に喝

2013-06-16 | 日記

とんでもないニュースが報道されました!しかし、今の日本では、ほとんど問題になっていません。慣れっこになってしまったのでしょう!またか!という声すらあがらないほど、無関心になってしまいました。今回の訓練が、次のステップへの重大な事件として記憶されなければなりませんね。 

しかし、このような既成事実を積み重ねていっても、失敗するでしょう。ベトナム・アフガン・イラク戦争でもそうでした。アメリカの引き起こす戦争は、当初の「理由」、実は「口実」が不正義であったことは、後で証明されているのですが、日本は、この屁理屈に、いつも賛成し、協力し、憲法をないがしろにして、自衛隊を既成事実化してきました。そうして今回のような軍事訓練を平気に行えるようになってしまったのです。 

この訓練の前後の小野寺防衛大臣の発言は、バラバラのような印象操作で行われていますが、実は、今回の訓練の規制事実化を正当化、合理化するためのもの、「オスプレイは安全であるぞ」ということであったことが、ニュースで判ります。この事件をどこの新聞が社説で各課!検証して見たいと思います。 

もう一つあります。アメリカがシリアに武器を供与すると決めたとたん、安倍自公政権も同様に支援すると表明しました。こういうのは「すばやく」でした。

シリア武器供与  内戦の激化を憂慮する

http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/index.html

日本、シリア反体制派に直接支援…医療分野など(2013年6月11日12時58分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130611-OYT1T00507.htm?from=ylist

しかし、オスプレイの「日米合意」違反調査は、以下にみるように、きわめてゆっくり!サボるのです。 

では、記事を掲載しておきますので、ご覧ください。日本のマスコミが「事実」を垂れ流しながら、既成事実化に貢献していることが、よく判ります。 

海自艦でオスプレイ訓練 日米が安全性アピール2013年06月16日

http://www.47news.jp/movie/general_national/post_9148/

陸海空3自衛隊と米軍が米カリフォルニア州で行っている離島奪還訓練で14日(日本時間15日)、米軍の新型輸送機MV22オスプレイが、海上自衛隊の“空母型”ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」を使って発着艦訓練をした。オスプレイの海自艦での訓練は初。(引用ここまで) 

海自護衛艦にオスプレイ着艦の訓練  6月15日 16時58分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130615/k10015327711000.html

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海上自衛隊の空母のような形をした大型護衛艦の甲板に、アメリカ軍の新型輸送機オスプレイを着艦させる訓練が、アメリカ西海岸で実施中の上陸訓練の一環として行われました。

アメリカ・カリフォルニア州で行われている日米共同の上陸訓練には、海上自衛隊のイージス艦など3隻と、陸上自衛隊の離島防衛専門部隊などの、合わせて1000人の自衛隊員が派遣されています。
14日は、海上自衛隊の、空母のような形をした大型護衛艦「ひゅうが」の甲板に、アメリカ軍のオスプレイを着艦させる訓練が行われました。
海兵隊員が操縦するオスプレイは、プロペラを上に向けながら「ひゅうが」に近づき、自衛隊員の誘導を受けながら、ヘリコプターのようにゆっくりと着艦しました。

このあとオスプレイはプロペラや翼が折り畳まれ、縦20メートル、横13メートルの大型エレベーターを使って、甲板の下にある格納庫に運び込まれました。
艦内では、自衛隊員がオスプレイの給油口の大きさや形などを調べ、護衛艦から給油できるか確認していました。
日本の護衛艦にオスプレイが着艦するのは今回が初めてで、この日は合わせて2機が着艦しました。
日米両政府は、自衛隊とアメリカ軍が情報の共有だけでなく、互いの施設や装備を共同で使用することで連携を強化する方針で、今回の訓練はその一環とみられます。
自衛隊側の指揮官で、海上自衛隊第2護衛隊群司令の湯浅秀樹海将補は、「オスプレイは災害時の救援活動などに極めて有効だと思う。アメリカ軍のオスプレイが護衛艦でも運用可能だと確認できれば、日米にとってプラスだ」と述べました。

また、アメリカ側の指揮官で、第1海兵機動展開旅団長のジョン・ブロードメドー准将は、「日米の相互運用能力を示すよい実演になった。オスプレイは救援活動を含めたさまざまな活動を支援できるだろう」と述べました。
訓練は今月26日までで、今後、沖合の島に上陸する訓練などが行われることになっています。

米軍「歴史的な瞬間」

アメリカ軍は14日、今回の訓練について発表し、「日本の艦艇にオスプレイが初めて着艦したことは、海兵隊にとって歴史的な瞬間だ」と表現しています。
そのうえで、今回の上陸訓練について「日本との関係をさらに広げる機会を与えてくれた。そして、オスプレイの能力を知らしめることになった」と位置付けています。

訓練参加の自衛隊員は9年前のイラク派遣に匹敵の規模

今回の上陸訓練に参加している自衛隊員は、陸海空合わせておよそ1000人に上り、9年前の自衛隊イラク派遣に匹敵する規模の隊員がアメリカに派遣されています。
自衛隊は、南西諸島などの防衛態勢を強化するためとして、7年前の平成18年から毎年、陸上自衛隊の部隊をアメリカ・カリフォルニア州の海兵隊部隊に派遣し、上陸作戦のノウハウを学んできました。
当初は泳ぎ方やボートの乗り方など基礎的な訓練が主でしたが、ことし2月の訓練では、自衛隊員がアメリカ軍の艦艇に乗り込み、オスプレイを使って上陸するなど、内容が本格的になっています。

しかし実際の上陸作戦では、陸上部隊だけでなく、自前の大型艦艇やボート、それにヘリコプターなどを組み合わせた、アメリカ海兵隊のような、いわゆる「水陸両用部隊」が不可欠とされています。
このため今回は、海外での上陸訓練では初めて、海上自衛隊の、空母のような形をした護衛艦や、エアクッション揚陸艇を搭載した輸送艦を派遣し、自衛隊独自の水陸両用部隊を編制しました。

この結果、隊員の数は、ことし2月のおよそ280人から、今回の1000人へと、3.6倍に膨らみ、9年前の自衛隊イラク派遣に匹敵する規模になりました。

オスプレイ導入へ情報収集か

防衛省は、アメリカ軍の新型輸送機オスプレイの導入を検討していて、今回の訓練を通じ、護衛艦でも運用が可能か、情報を収集しているものとみられます。
アメリカ軍は、ヘリコプターに代えて、海兵隊や空軍でオスプレイの導入を進めていて、防衛省も今年度予算に調査・研究の費用として800万円を計上し、導入の検討を始めました。
また、自衛隊の装備を決める「防衛計画の大綱」を巡り、自民党は今月11日、安倍総理大臣に対し、中国の動きを念頭に、離島の防衛態勢を強化するため、オスプレイや水陸両用車を備えた海兵隊のような水陸両用部隊を新設すべきだと提言しています。
このため防衛省は、今回の訓練を通じて、甲板への着艦の手順や機体整備の方法などを確認し、護衛艦でも運用が可能か、情報を収集しているものとみられます。
一方で、オスプレイは去年、沖縄のアメリカ軍普天間基地に12機が配備されましたが、地元では安全性への懸念が指摘されています。引用ここまで 

オスプレイ、「ひゅうが」に着艦=海自護衛艦で初、手順を確認-米国で共同訓練  (2013/06/15-09:23)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013061500098

米サンディエゴ沖の日米共同訓練で、海自護衛艦「ひゅうが」に着艦した米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイ=14日(防衛省統合幕僚監部提供)

 自衛隊と米海兵隊などが米カリフォルニア州沖で行っている共同訓練で、海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイ2機が15日(現地時間14日)、海自の大型護衛艦「ひゅうが」に着艦、作業手順を確認した。防衛省によると、オスプレイの海自護衛艦への着艦は初めて。 米国内外で墜落事故を起こしているオスプレイをめぐっては、日本国内での運用に配備先の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の地元などから大きな反発が起きている。自衛隊はオスプレイ導入を検討しており、護衛艦での着艦訓練の実施は波紋を広げそうだ。  この日は災害救助を想定した訓練で、米サンディエゴ沖に展開したひゅうがの艦上にオスプレイが着艦。救援物資を運び出したり、機体を格納庫に収納したりした。 ひゅうがは甲板が艦首から艦尾までつながった空母に似た船体で、海上司令部としての機能も備える。自衛隊制服組トップの岩崎茂統合幕僚長は「日米の相互協力体制を構築するためにも非常に大切な訓練だ」としている。 共同訓練は米軍が実施する「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃戦)」の一環で、中国が領海侵犯を繰り返す沖縄県・尖閣諸島の防衛などを想定し、26日まで同州サンクレメンテ島で着上陸訓練などが行われる。(引用ここまで

防衛相 島防衛に水陸両用部隊を  6月15日 21時37

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130615/k10015331091000.html

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小野寺防衛大臣は長崎県大村市で講演し、沖縄県の尖閣諸島など島しょ部の防衛を強化するため、アメリカの海兵隊を参考に自衛隊に水陸両用部隊を設ける必要があるという考えを示しました。

この中で、小野寺防衛大臣は沖縄県の尖閣諸島などの島しょ部の防衛について「今までは通常の陸上自衛隊で対応するという考えだったが、今後は離島防衛のための部隊の装備や編成をもっと拡大しなければならない」と述べました。そのうえで、小野寺大臣は「アメリカの海兵隊とまでは言わないが、水陸両用の部隊が必要ではないか」と述べ、島しょ部の防衛を強化するため、アメリカの海兵隊を参考に自衛隊に水陸両用部隊を設ける必要があるという考えを示しました。島しょ部の防衛を巡っては、自民党が今月11日に、水陸両用車や新型輸送機オスプレイを保有する水陸両用部隊の新設を求める提言を安倍総理大臣に提出しています(引用ここまで) 

「水陸両用部隊が必要だ」と防衛相 海兵隊機能を拡大を表明 2013.6.15 23:17 自衛隊

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130615/plc13061523240017-n1.htm

 小野寺五典(いつのり)防衛相は15日、長崎県大村市で開かれた自民党の会合で、「離島防衛のために水陸両用部隊が必要だ。装備や部隊編成をもっと拡大しないといけない」と述べ、陸上自衛隊の海兵隊機能を拡大する意向を表明した。 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で相次ぐ中国による領海侵入を踏まえた発言。自衛隊は、これまで西部方面普通科連隊(長崎県)に米軍の海兵隊機能を持たせ、離島防衛の専門チームとしていた。防衛省は、離島奪還部隊の創設を検討している。(引用ここまで

「水陸両用部隊が必要」小野寺防衛相  2013年6月15日21時31分

http://www.asahi.com/politics/update/0615/TKY201306150223.html

 小野寺五典防衛相は15日に長崎県大村市で講演し、尖閣諸島などの離島防衛強化のため海兵隊的機能を備えた「水陸両用部隊が必要ではないか」と語った。陸上自衛隊には離島防衛を専門とする西部方面普通科連隊(同県佐世保市)があり、「このような装備、部隊編成をもっと拡大しないといけない」と強調した。 また、小野寺氏は同日の東京都内での講演で、年内に作る新防衛大綱について「敵基地攻撃能力を含めたあるべき防衛力の検討を行っていく」と述べた。自民党は11日に安倍晋三首相に提出した新防衛大綱策定に向けた提言で、水陸両用車やオスプレイを備えた水陸両用部隊の新編や、敵基地攻撃能力の保有を盛り込むよう求めている。(引用ここまで

これで、本当に島が守れるでしょうか?軍事論的に考えてみてどうでしょうか?日本の島を中国から軍事的に守るために新しい兵器を購入するのです。

「島を守る」ために何が必要か!戦前の戦争が貴重な教訓を教えてくれています!しかし、小野寺防衛相の発想は、何ら学んでいません。これはアメリカの代わりに上陸作戦をする、或いはアメリカと一緒になって上陸作戦を展開するためのお膳立てです。対象は中東か、アフリカでしょうか?中国はみせかけの口実です。米中会談をみれば、明瞭です。

そこで、防衛相の発想の誤りを指摘しておきます。まず、

1.中国が日本の島に軍隊を派遣する可能性があるかどうか。

2.現在のように領海侵犯行為について、中国と真剣に外交交渉しているでしょうか?中国とは、あの盧溝橋事件のような「不幸な衝突」が起こらないように協議すべきです。

3.経済水域に中国船が来ていることが報道されますが、あれは公海ですから、何ら問題はないのですが、日本では領海侵犯のように報道されています。印象操作です。これでだって、中国からすれば、中国船が日本の領海を侵犯しないように見張っていると言われたら、それでオワリです。

4.中国の太平洋進出については、日本がどうのこうの言える立場でしょうか?アメリカは太平洋をはるか越えて東アジアまで来ているのです。中国艦船がハワイを越えてアメリカ東海岸まで空母や潜水艦などを派遣しているわけではないのです。

5.尖閣の問題ついては、日本の領土であるとする根拠と中国側の根拠を公海の場でかみ合わせしていくべきです。

 防衛省 オスプレイの日米共同訓練を打診  6月13日 4時17分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130613/k10015264021000.html

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アメリカ軍の新型輸送機オスプレイを巡って、防衛省は、日本維新の会共同代表の大阪市の橋下市長が提案した八尾空港での訓練は難しいものの、沖縄の基地負担は軽減する必要があるとして、オスプレイを使った日米共同訓練の本土での実施をアメリカ側に打診しました。沖縄の普天間基地に配備されているアメリカ軍の新型輸送機オスプレイを巡っては、日本維新の会共同代表の大阪市の橋下市長が、先週、安倍総理大臣と会談し、飛行訓練の一部を大阪の八尾空港で受け入れることを提案しました。これについて、防衛省では検討を行ったものの、八尾空港は滑走路が短く十分な規模の燃料の補給施設もないこと、さらに、地元の理解も得られていないことなどから、訓練の実施は難しいとしています。一方で、沖縄の基地負担は軽減する必要があるとして、オスプレイを使った日米共同訓練の本土での実施をアメリカ側に打診しました。防衛省は、今後、訓練の拠点の選定などに向けた調整を進めることにしていますが、オスプレイを巡っては、安全性に対する懸念が強く、訓練の受け入れ先の住民らの理解を得られるかは不透明で、調整に時間がかかることも予想されます。引用ここまで) 

訓練やってるじゃないか!ってところですね。 

防衛相 オスプレイの夜間飛行3件確認  6月14日 17時55分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130614/k10015299861000.html

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小野寺防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、沖縄県のアメリカ軍普天間基地に配備されている新型輸送機オスプレイについて、騒音防止のために制限されている夜間の飛行が3件確認されたとして、在日アメリカ軍に事実関係を確認する考えを示しました。この中で、小野寺防衛大臣は、アメリカ軍普天間基地に配備されているオスプレイについて、「今月10日、11日、12日の3日間、防衛省の職員が夜間飛行を確認した」と述べ、日米両政府が合意している騒音防止協定で制限されている午後10時以降の飛行が3件確認されたことを明らかにしました。そのうえで、小野寺大臣は「どのような状況だったのか、詳細について問い合わせをしたい」と述べ、在日アメリカ軍に事実関係を確認する考えを示しました。また、小野寺大臣はアメリカ上院の外交委員会の議員が、沖縄県の尖閣諸島を巡って、日本の施政権を損なういかなる行為にも反対するとした決議案を提出したことについて、「日本の立場を支持する決議案が出されたことを歓迎したい。日本の対応が広く評価されることは重要だ」と述べました。(引用ここまで) 

対応が遅いですね。詳細について問い合わせしている間に、共同訓練をして情報を収集、確認してしまっているのです。姑息の最たるものです。民主主義に悖る行為と言わなければなりません。



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