あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

トーマスとなかまたちの動輪

2016年11月13日 | 展示品のご紹介
最近、トーマスとなかまたちの動輪を見ていて気づいたことがあります。
一部の貨車や客車を除いて、蒸気機関車にはすべてスポーク動輪が使われています。
当館のトーマス、エドワード、デュークの動輪の写真を順に紹介します。







スポーク動輪というのは古い形式の動輪で、日本では主に大正時代までの機関車で使われていたものです。
きかんしゃトーマスという物語は、蒸気機関車の全盛時代の物語で、トップハムハット卿などという「爵位」を持った人物が登場するくらいですから、日本で言えば、明治、大正時代頃の話なのかもしれませんから、動輪のタイプが古いのも納得がいきます。