Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●石原慎太郎元東京「ト」知事「記念」豊洲市場…「それでも何とかして豊洲の土地を手に入れたかった」

2017年02月22日 00時00分38秒 | Weblog


日刊ゲンダイの記事【証拠文書を入手 豊洲は都が“見せかけ汚染対策”で用地取得】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/199656)。

 《日刊ゲンダイは、豊洲の用地取得で、都が土地の鑑定評価を“ゴマカしていた証拠文書”を入手した》。

 豊洲問題で処分された「トカゲの尻尾」、その根元(責任者)は石原慎太郎元東京「ト」知事ですが、なかなかそこまでたどり着けないようです。現都知事は、どこまでやる気があるのやら。
 (室井佑月さん)「そもそもなんで市場を豊洲に移すことに決めたんだっけ?」が問題の本質だと思うのですが、その意味で「石原慎太郎元東京「ト」知事「記念」豊洲市場」です。
 《都は将来的に土壌汚染が出ることを承知したうえで、それでも何とかして豊洲の土地を手に入れたかった。そういった何らかの『密約』があったのではないか。当時の都知事だった石原氏の責任は大きいでしょう》…正に、その通り。

   『●覆土していれば土壌・地下水汚染問題は解決していた?…
              「空疎な小皇帝」石原慎太郎元「ト」知事のドブ金
   『●豊洲への築地市場移転問題: 盛り土なしで「環境影響無し」なんて、
                       いまさら、評価書を「修正」出来る訳がない
   『●室井佑月さん「そもそもなんで市場を
           豊洲に移すことに決めたんだっけ?」
   『●室井佑月さん「それとこれは別です」: 
     東京の五つのダークな輪と3.11東電原発人災と共謀罪と…
   『●「10・23通達」と教育破壊: 
     「石原都政では、教育行政も歪められた。…愛国心教育を強制」
   『●ベトナム、核発電建設「延期」…
     ハノイ・アジア大会開催権返上といい、至極真っ当な判断
   『●後藤雄一さん「対策工事後2年間…問題は
      そのモニタリング期間中に、環境基準を超えるベンゼンが検出」
   『●宇都宮健児さん、「小池さんが東京でカジノをやろうとしたら、
           猛烈な反対運動をやらなければいけないな」
   『●豊洲問題で処分された「トカゲの尻尾」…
        そう、その根元(責任者)は石原慎太郎元東京「ト」知事

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/199656

解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
証拠文書を入手 豊洲は都が“見せかけ汚染対策”で用地取得
2017年2月17日

      (「土壌汚染の有無」に怪しい表現が…(C)日刊ゲンダイ)

 豊洲市場問題で、都議会特別委の参考人招致に応じる考えを示した石原慎太郎元知事。「いろんなことが分かってきた」と記者に明言したが、本当に「いろんなことが分かって」いるのか。日刊ゲンダイは、豊洲の用地取得で、都が土地の鑑定評価を“ゴマカしていた証拠文書”を入手した。

 問題の文書は、専門家が土地の買収額の適否を判断する「東京都財産価格審議会議案」(2006年1月20日付)だ。不動産鑑定士を含む17人からなる財政審は、青果棟が立つ5街区の約半分に当たる土地の価格を「241億円で適正」と判断した。1平方㍍あたり約63万円。実は価格の算出には土壌汚染対策分が考慮されていなかった

 なぜなら、この文書にはカラクリがあった。【土壌汚染の有無】と題された細かい但し書きに怪しい表現が出てくるのだ。

   〈調査の結果、土壌汚染対策法に定める汚染物質<シアン化合物>の
    存在が判明した。しかし、土壌汚染対策については、(中略)東京ガスが、
    平成18年(06年)3月までに汚染物質を掘削除去することとなっているため、
    評価に当たって土壌汚染対策に係る要因は考慮外とした


■都の担当者は「適正な審議が行われた」

 06年当時は、既に「土壌汚染対策法(土対法)」が成立しており、この文書を読む限り、あたかも土対法に基づいた適正な汚染対策が施されるように解釈できる。ところが、実際に施されたのは、土対法成立以前の都条例に基づいた古い対策のみ。これじゃあ、財政審のメンバーに新たな対策をしたと思わせる、まるでミスリードを誘うような文書ではないか。この問題を都議会で追及した伊藤悠元都議はこう言う。

   「当時、財政審の委員を務めていた不動産鑑定士に確認すると、
    『都から〈新基準に基づく対策を行った〉との説明は受けていない』
    と言っていました。それなのに、都の担当者は『適正な審議が行われた』
    『委員に説明した』と言うばかり。決してゴマカシを認めようとは
    しませんでした」

 結局、08年5月に環境基準の4万3000倍のベンゼンが検出され、豊洲の土壌汚染対策費には858億円ものカネがかかった。1平方㍍あたり約23万円。1平方㍍あたり63万円で購入した土地に、それだけの税金が追加で投じられたのである。

   「都は将来的に土壌汚染が出ることを承知したうえで、それでも何とかして
    豊洲の土地を手に入れたかった。そういった何らかの『密約』があった
    のではないか。当時の都知事だった石原氏の責任は大きいでしょう」
    (伊藤悠元都議)

 慎太郎氏はどう説明するつもりなのか
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●豊洲問題で処分された「トカゲの尻尾」…そう、その根元(責任者)は石原慎太郎元東京「ト」知事

2017年01月02日 00時00分14秒 | Weblog


リテラ田部祥太氏による記事『豊洲問題で石原慎太郎が「文藝春秋」に責任転嫁の言い訳手記を発表! 一方「週刊文春」は石原とゼネコンの癒着指摘』(http://lite-ra.com/2016/11/post-2712.html)。

 《当時の市場長である中西充副知事ら幹部8人の処分を発表したが、これはトカゲの尻尾切りに過ぎない。この盛り土問題の最大のガンは、言わずもがな石原慎太郎である。だが、石原は再三にわたるヒアリング要請を「高齢」「体調」を理由に拒否。東京都は先月25日、石原に送った質問状への回答を公開したが、そのほとんどが「記憶がない」「聞いていない」というゼロ回答で、「晩節を汚す行為」と非難を浴びた》。

 晩節も何も、政治屋人生の大半が「汚れっぱなし」な石原慎太郎元東京「ト」知事。いまさら「老人」「病人」を言い訳にする醜悪さ。これまで「空疎な小皇帝」(©斎藤貴男さん)氏をマスコミは放置し、甘やかせてきた、そのツケだ。4期に渡って、投票した支持者の人を見る目の無さだ。
 「そもそもなんで豊洲に移転」問題の責任者は、石原氏でしょう。《幹部8人の処分を発表したが、これはトカゲの尻尾切りに過ぎない》…そう、トカゲの尻尾の根本は石原慎太郎元東京「ト」知事です。その「そもそも豊洲問題」の真実を明らかにし、石原氏に責任をとらせることが絶対に必要。

   『●覆土していれば土壌・地下水汚染問題は解決していた?…
              「空疎な小皇帝」石原慎太郎元「ト」知事のドブ金
   『●豊洲への築地市場移転問題: 盛り土なしで「環境影響無し」なんて、
                       いまさら、評価書を「修正」出来る訳がない
   『●室井佑月さん「そもそもなんで市場を
           豊洲に移すことに決めたんだっけ?」
   『●室井佑月さん「それとこれは別です」: 
     東京の五つのダークな輪と3.11東電原発人災と共謀罪と…
   『●「10・23通達」と教育破壊: 
     「石原都政では、教育行政も歪められた。…愛国心教育を強制」
   『●ベトナム、核発電建設「延期」…
     ハノイ・アジア大会開催権返上といい、至極真っ当な判断
   『●後藤雄一さん「対策工事後2年間…問題は
      そのモニタリング期間中に、環境基準を超えるベンゼンが検出」
   『●宇都宮健児さん、「小池さんが東京でカジノをやろうとしたら、
           猛烈な反対運動をやらなければいけないな」

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http://lite-ra.com/2016/11/post-2712.html

豊洲問題で石原慎太郎が「文藝春秋」に責任転嫁の言い訳手記を発表! 一方「週刊文春」は石原とゼネコンの癒着指摘
2016.11.19

     (石原慎太郎公式サイト「宣戦布告.net」より)

 昨日18日、小池百合子東京都知事は、築地市場豊洲移転は早くて来年の冬になると発表した。一方、騒動の発端となった「盛り土」問題は、今月1日に第2弾となる自己検証報告書を公表。盛り土ではなく地下空間への方針が決まったのが2011年8月の中央卸売市場の新市場整備部の部課長会であるとし、当時の市場長である中西充副知事ら幹部8人の処分を発表したが、これはトカゲの尻尾切りに過ぎない。この盛り土問題の最大のガンは、言わずもがな石原慎太郎である。
 だが、石原は再三にわたるヒアリング要請を「高齢」「体調」を理由に拒否。東京都は先月25日、石原に送った質問状への回答を公開したが、そのほとんどが「記憶がない」「聞いていない」というゼロ回答で、「晩節を汚す行為」と非難を浴びた。
 まあ、石原はとっくの昔から晩節など汚しまくってきたわけで何をいまさら、という感じだが、ここにきてさらに自らの手で顔に泥を塗るという自滅行為に出た。
 というのも、石原は今月10日に発売された「文藝春秋」に手記を発表。そのタイトルはズバリ『「豊洲問題」わが回答の真意』というもので、石原は言うに事欠いてくどくどと“言い訳”を書き連ねているのである。
 その出だしは、こうだ。

   〈今年の九月以降、築地市場の豊洲への移転問題に関連して
    私の身辺が突如として騒がしくなり、往生して体調を崩してしまう
    始末だった〉

 豊洲は石原が任期中に移転が決まり工事が開始された問題で、当然、説明責任がある。しかし、あたかも不当にメディアが騒ぎ出したせいで「体調を崩した」と言わんばかり。逆ギレはこの人の持ち芸だが、一行目からこの調子なのである。
 そして、例の「ゼロ回答」の文書について〈私はそのひとつひとつについて、記憶をさかのぼりながら誠意をもって回答した〉と胸を張り、〈新聞やテレビはそれを部分的にしか報じず、私が重要と考えるポイントについて報じたものはなかった〉とメディアを批判するのだ
 では、石原は何を「重要なポイント」だと考えているのか。まず石原は“知事に就任したときには築地市場の移転は都庁内で既定路線だった”とし、豊洲の土地を所有していた東京ガスとの折衝を〈難儀の末に辣腕のトラブルシューターである浜渦武生特別秘書(後に副知事)にバトンタッチされ、彼と当時の東京ガス副社長の間で縷々交渉が行われてきた〉という。そしていかに浜渦氏に対する期待が厚かったかを滔々と述べ、こうまとめている。

   〈以後の豊洲への移転交渉は彼に任せ、結果として仮契約ができた
    後に議会も裁可した本契約のみという最終的結末を、知事として
    了承したわけである〉

 「重要なポイントを伝えていない!」と憤慨するから何事かと思えば、「秘書の浜渦に一任していたから俺は知らないよ」って……。さらに石原は、〈議会が承服しない案件を理事が知事に上げてくるということは原則としてあり得ない〉とし、それゆえ質問状にも〈私としては端的に「知らぬ」「聞いてはいない」と答えるほかなかった〉というのだ。
 しかし、呆気にとられるのは、このあとだ。
 それは東京都からの質問のなかで“豊洲の土地に土壌汚染が出た際に東京ガスに費用請求しないと約束したか。していたとしたらそれは「瑕疵担保責任の放棄」あるいは「権利の放棄」に該当するおそれがあると考えたか”と問われたことを、このように言及するのだ。

   〈この点について私は知事として判断を求められたことがないので、
    「分からない」としか回答しようがなかったのだが、この点は極めて
    重要で、この問題の根の深さを暗示していると思われる。
    これはどう考えても、売り手側にとって格好な条件で、世間一般の
    取引ではとても考えられることではないだろう。つまり、売った方に
    どんな不正インチキがあっても後から買った方は一切咎めない
    ということだ。
     この一例を見ても、豊洲問題の大きく暗い背景がうかがえるような
    気がしてならない

 いやいや、あなたがその土地売買における責任者だったんですけど。石原は以前も「これは僕、騙されたんですね。都の役人は腐敗している」などと被害者面をしていたが、一体どの口でこの人は「大きく暗い背景がうかがえる」などと言っているのだろうか。
 この石原の言い分を鵜呑みにする者などいないと思うが、石原が主張するようなボトムアップで意思決定がなされたというのは事実ではないだろう。たとえば、「サンデー毎日」(毎日新聞社)に掲載されたジャーナリスト・鈴木哲夫氏の記事では、都庁の事務方OBがこう証言している。

   「はっきり言えるのは、職員は自らの判断で勝手にコソコソと変更したり、
    契約したりすることは絶対にないということ。上からの指示が降りて、
    初めて動く組織。今回処分されたのはかなり上の幹部。彼らの“上”と
    なれば、それはもうトップ(知事)周辺しかいない

 実際、鈴木氏は、盛り土への変更は石原氏が週1回開いていた側近・幹部ら少人数のランチミーティングで出たとスクープし、石原も回答書のなかで〈(盛り土のほうが安く済むと)週に1度の昼食会だったかで都の幹部らと話した記憶はあります〉と述べている。〈指示、推奨あるいは容認といったことではない〉と石原は主張するが、この席が発端だったとすれば、石原の容認なく盛り土変更を進めたとは思えない
 また、豊洲の土地購入の問題も同様だ。石原は“浜渦に任せていたから俺は知らない”というが、以前から石原は「何も知らない。あれは福永(正通副知事)から引き継いで浜渦(武生副知事)がやったんでしょ」(「週刊文春」9月29日号)と浜渦氏に責任を転嫁。同誌に送った書面でも〈このような重要な案件を任せたことで、浜渦氏が過剰な権限を行使するに至ったのであれば、強く反省しています〉と回答していた。
 だが、一方の浜渦氏は「週刊朝日」(朝日新聞出版)の取材に対し、「9月、石原さんから電話があり、『なんでお前が代表で東京ガスと基本合意を結んだんだ』と質問されたから、『何言ってるんですか石原さんが私にやれと言ったんじゃないですか』と答えました」「豊洲移転を決めたのは私じゃない。都庁の役人が豊洲に移転候補先を絞り、石原さんに説明し、決まっていった」(10月21日号)と証言。地下空洞についても「石原さんも知っていたと思う」(10月28日号)と話すなど、完全に石原と罪をなすりつけ合う泥仕合の様相を見せていた。
 しかし、最近になって浜渦氏の態度は急変「正論」産経新聞社)12月号のインタビューでは、「(豊洲移転は)石原さんに責任はないでしょう」「実際に地下空間を作る、という判断については、石原さんは知っていたとは思えません」と前言を翻し、さらには「石原さんは私にとっての青春そのもの石原さんのことを嫌いになる要素なんて、何一つありませんよ」とさえ語っている。
 これはあきらかに石原が浜渦氏と“手打ち”したということだろう。こうやって自分に不都合になる証言を封じておいて、よくも私の真意を理解いただければと思う(手記より)などと言えたものだ
 ところで、この愚にもつかない石原の言い訳を「手記」などといって掲載したのは「文藝春秋」だが、他方、同じ版元の「週刊文春」は一貫して豊洲移転や盛り土問題における石原の暗躍を追及している。豊洲問題の“戦犯”は石原と都議会のドン・内田茂だと名指しで批判し、豊洲新市場の建設工事や土壌汚染対策工事の競争入札における官製談合疑惑を指摘した上で、そこで多数の工事を落札した鹿島が石原とのあいだに太いパイプがあることも記事にした。また、石原が東京五輪招致の一環で進めた臨海再開発でも、海の森公園の整備事業を受注した「かたばみ興業」が鹿島の関連企業であり、さらには同社が石原所有の逗子市にある別荘を3億円近い金額で購入していた事実を掴んでいる。
 しかし、これについての釈明も説明も、今回の「文藝春秋」には一切載っていなかった。
 だが、考えて見れば当然だろう。文藝春秋から数々の著書を出版し、芥川賞の選考委員を長く務めてきた石原は同社にとっては絶対的タブー。イケイケの「週刊文春」が例外状態なだけで、会社や他のメディアの方針はまったく変わっていない。

   「むしろ今回の手記は、『週刊文春』の追及への謝罪として
    掲載したという感じじゃないでしょうか。『文春』に書かれて
    怒った石原をなだめるために、『文藝春秋』がページを用意した
    のでしょう」(出版関係者)

 作家様のご機嫌伺いのためにこんな説得力のない何の説明にもなっていない言い訳をそのまま掲載するとは、なんとも情けない話だが、救いは「週刊文春」がタブーに臆せず追及の姿勢を変えていないことだ。「週刊文春」には、さらなる石原の疑惑を追及してほしい。

田部祥太
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●室井佑月さん「そもそもなんで市場を豊洲に移すことに決めたんだっけ?」

2016年10月03日 00時00分29秒 | Weblog


asahi.comの記事【室井佑月「黒いですね」 豊洲市場移転問題で】(https://dot.asahi.com/wa/2016092800214.html)。

 《そもそもなんで市場を豊洲に移すことに決めたんだっけ? なんであそこにしなきゃならなかったの?…だけど、(かたく)なに豊洲でGO 「汚染対策すれば大丈夫」とかなんとかいって。ほんで、土地代とは別に、汚染対策費用を850億円もかけたんだ。が、その対策もずさんなものであったのがバレた》。

 そもそもなんで豊洲? 全く同感です。そもそも移転してはいけない場所だったのでは? なのになぜ?
 建物の下には盛り土がされずに空洞で、汚染された地下水が滲出していた問題で、責任は明確にされず、なあなあの「空気」という結論で、どうも有耶無耶にしようという雰囲気。そして、ズルズル豊洲へ移転かな?

   『●覆土していれば土壌・地下水汚染問題は解決していた?…
              「空疎な小皇帝」石原慎太郎元「ト」知事のドブ金
   『●豊洲への築地市場移転問題: 盛り土なしで「環境影響無し」なんて、
                       いまさら、評価書を「修正」出来る訳がない


 《大多数を犠牲にしてホクホクしているやつには、卵くらいぶつけてやりたい! が、「共謀罪」新法案が通れば、そんなたわいもない発言も怖くてできん。「卵」は爆弾の隠語だったなどといわれかねない。いや、マジで》。

 自公投票者や「癒(着)」党投票者ののん気なことよ…。もはや、彼ら/彼女らは、「あとの祭り」と感じることさえないのでしょう。

   『●保坂展人さん、あの小泉純一郎氏でさえが
      「『平成の治安維持法』をつくった総理」と呼ばれることを嫌った
   『●2016年7月参院選「あとの祭り」…
        「平成の治安維持法」をつくった総理まであと一歩

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https://dot.asahi.com/wa/2016092800214.html

室井佑月「黒いですね」 豊洲市場移転問題で
 (更新 2016/9/29 16:00)

    (そもそもなんで市場を豊洲に移すことに決めたんだっけ?(※イメージ))


 混乱する築地市場移転問題。作家の室井佑月氏は豊洲新市場にかかわる“どす黒い人たち”の存在を指摘する。

*  *  *

 そもそもなんで市場を豊洲に移すことに決めたんだっけ? なんであそこにしなきゃならなかったの

 豊洲市場は東京ガスの工場跡で、土地の売り主の東京ガスだって、土地に汚染が残っているってはじめからいっていた。

 実際に専門家が調べたら、環境基準の4万3千倍ものベンゼンや860倍ものシアン化合物が測定されたし。

 だけど、(かたく)なに豊洲でGO汚染対策すれば大丈夫」とかなんとかいって。ほんで、土地代とは別に汚染対策費用を850億円もかけたんだ。

 が、その対策もずさんなものであったのがバレた。

 主要となっている建物の下には、土壌汚染対策の盛り土が行われていなかった。青果棟の地下の一部ではコンクリートもなく、砕石層がむき出しになっていた。

 結局、莫大な血税をかけて、何をしたかったのか

 まずはじめ、開場してから80年になる築地市場の老朽化が、危ないって話だった。

 建物の老朽化が問題だったら補強作業をすればいい。移転より、建物補強のほうが金もかからない。

 だが、それだけが問題じゃないって話になった。今の築地は、衛生面で食の安全性を確保できない、って。

 じゃ、なぜ移転先に汚染されている土地を選ぶ

 あの土地が便利だったって話だけど、食べ物を扱う市場なのに、汚染されている土地ってどうよ いちばん大切なその部分をないがしろにするって変じゃね みなさん、理解できます? あたしにはさっぱりわからない。

 そうそう、週刊文春9月1日号に、「豊洲新市場に移転した後の築地市場を通る道路・環状2号線の関連工事を、“都議会のドン”内田茂都議(77)の献金企業が複数受注していることがわかった」との記事があった。

 ひょっとして、そういうことが理由だったり? 一部の人が、もう金をもらっちゃったから、豊洲と決めたら、なにがなんでもそうしないと不味(まず)い案件になったのか? 大多数の食の安全を置き去りにしても

 大多数を犠牲にしても金が欲しい、ってどす黒い人だな。ま、そういう人はいっぱいいるけど。

 福島第一原発があんな悲惨な事故を起こし、がんで苦しんでいる子どもたちのことや、未だ故郷に帰れない人たちのことを知っていても、原発推進。この国は地震の活動期に入ったと学者がいっても、気にしない、気にしない

 悲惨な戦争の歴史を知っていても、人を殺すための武器輸出OK集団的自衛権の行使容認自分が血を流すわけじゃないから、べつにいいじゃん、儲かれば

 大多数を犠牲にしてホクホクしているやつには、卵くらいぶつけてやりたい!

 が、「共謀罪」新法案が通れば、そんなたわいもない発言も怖くてできん。「卵」は爆弾の隠語だったなどといわれかねない。いや、マジで。

 どす黒い人は安泰で、黒さに磨きをかけるでしょう。

※週刊朝日  2016年10月7日号
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●覆土していれば土壌・地下水汚染問題は解決していた?…「空疎な小皇帝」石原慎太郎元「ト」知事のドブ金

2016年09月17日 00時00分01秒 | Weblog


東京新聞の中沢誠記者による記事【豊洲地下問題 コンクリ箱案「石原氏が検討指示」 当時の都幹部証言】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016091690070606.html)。

 《当時の都中央卸売市場長の比留間(ひるま)英人氏が十五日、本紙の取材に応じ、「石原氏から『こんな案があるから検討してみてくれ』と指示を受けた」と明かした。当時のトップが専門家の方針に反し、盛り土をしない工法を模索していたことが裏付けられた》。

   『●『石原慎太郎よ、退場せよ!』読了(3/3)
    「斎藤貴男吉田司著…
     吉田 まず小泉純一郎が「政界引退」を宣言した。彼の「痛みを伴う」
         構造改革によって日本は下流社会化し、ワーキングプアな
         貧民大国となった。…世界は…「大きな政府」への流れに
         大転換しようと急いでいる。そんな中で「空疎な小皇帝」だった
         人間の役割は終わりました。…
     斎藤 どうでしょう。退場勧告も何も、最初から私はお呼びじゃない
         と思っていたのですが。・・・オリンピック招致だの築地市場の
         豊洲移転だの、まともな首長なら言えっこないデタラメを次々に
         打ち出しては財界の歓心を買うことに懸命ですから…。
         …はっきり言ってどうかしている

   『●にっちもさっちも
    「こうした実態は、土壌汚染対策を取りまとめた都の専門家会議にも
     全く報告されていなかった。座長以下、市場移転推進派だったメンバー
     からも「杭が腐って土壌が空洞化した場合、汚染の通り道になる危険性は
     ゼロではない」などと危惧する声が上がっている」

   『●パンダの方が働いているとは!
    「いまや破綻寸前の新銀行東京に1400億円を投入。
     150億円を使って招致失敗に終わっても、懲りずに五輪招致基金を
     4000億円も積んでいます。移転ゴリ押しで大モメの
     築地市場移転の総事業費は、
     4316億円に達する見込みです。
     これだけでも計1兆円のムダづかいです」

   『●言葉を失います・・・
   『●都民じゃないが、宇都宮健児さんに真の都知事に
    「渡辺弁護士(築地市場移転問題)「築地市場は都政の重大な争点である。
     豊洲移転を東京都は進めている。移転予定地は汚染まみれ。築地市場は
     世界も認める食品市場である。東京都は土地を買い取っているが、
     汚染浄化を売り主に義務付けなかった。汚染浄化費用は都民の税金で
     使われる。豊洲移転は確定していない。やさしい都政であれば
     築地市場問題への結論は明白であると確信している」」

   『●「二〇年後の日本を考えよう」『週刊金曜日』
      (2012年12月14日、924号)についてのつぶやき
    「野田峯雄氏「がれき受け入れ、環状2号線、築地移転 東京都の
     公共事業で蜜を吸ってきた鹿島建設と石原慎太郎前都知事」、
     「「やっぱり天罰」と強調、新銀行東京から消えた公金」。
     これひさかつこ氏「医療・福祉を全国最低レベルにした石原都政」」

   『●最近の諸々のつぶやきメモ: 反原発や冤罪、死刑問題、情けない政治等々
    「■元「ト」知事継承者は本気で移転するつもり? 
     『築地市場移転予定地近く ヒ素 基準の52倍検出』
     (http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013022202000124.html …)/
     「検出場所は三メートルの盛り土をしており、今後予定する工事でも
     ヒ素が飛散しない工法をとるため同社は生活環境への影響はない
     とみている」??」

   『●「露骨な企業優遇、労働者いじめ」
      『週刊金曜日』(10月11日、963号)についてのつぶやき
    「永尾俊彦氏【汚染地を汚染されていない土地として東京ガスから取得!?
     築地市場移転問題で発覚した東京都のウソ】、「もともと「除去」ではない」
     「汚染地が条例を通せばキレイな土地になる
     〝手品〟を「土壌ロンダリング」!!」

 2m掘削して、砕石を敷き、2m分の綺麗な土を埋め戻し、2.5m分覆土…それで土壌・地下水汚染問題解決するのですんか? そりゃぁ、永尾俊彦氏が言うように「手品」「土壌ロンダリング」の類じゃないの? 
 それどころか覆土さえしない案を「取り次ぐ」、「空疎な小皇帝」(©斎藤貴男さん)・石原慎太郎元「ト」知事ときたら…。しかも、コンクリートの箱どころか、底抜けの箱での施工だったとは? 
 砕石上の滲出水はアルカリ性を呈し、かなり汚染されているように予想されます()…でっ、周辺の埋戻しと覆土で「キチン」と施工した部分は、その4.5m分の盛り土で汚染は防げるのですか? 「箱」の底や側壁のコンクリートに僅かなひび割れがあればベンゼンなどは透過してしまうという指摘で、石原元「ト」知事の「取り次いだだけ」の提案は却下されたのですけれど、揮発性の汚染物質は盛り土中でどんな挙動を示すの? 締め固めておけばOKなの? それとも、掘削した際に十分な土壌・地下水の処理をしたのかな? それが本質的な地下水・土壌汚染の対策だと思いますけれど?、「そこ」に移転するのならば、費用が何千億かかろうともやらないといけないでしょ? …対策したのだったら、青果棟地下の滲出水は綺麗なのね? 共産党都議団の水質分析結果が楽しみです()。単純に砕石上まで汚染水が上がってきているのだったら、砕石下の汚染対策がなされていなかったり、不十分だったりするのでしょうし、ましてや、4.5mの盛り土でOKと云うのも怪しくなりはしませんかね。

: 東京新聞の記事【豊洲問題、専門家会議で再評価 座長「前提が変わった」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016091701001232.html、2016年9月17日 11時36分)によると、とりあえず、幸い、《都は同日、豊洲市場の建物の地下空間で採取した水を検査した結果、環境基準を上回る有毒物質は検出されなかったと発表。環境基準を下回る微量のヒ素と六価クロムを検出した》…程度のようです。
 一方、同紙の記事【ヒ素検出「水は地下水」 豊洲、基準の4割濃度】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201609/CK2016091702000133.html、2016年9月17日 朝刊)では、《共産党東京都議団は十六日、青果棟の地下空間にたまっていた水を、民間の検査機関で分析した結果、環境基準値を下回るヒ素が検出されたと発表した。「ヒ素は雨水に含まれない。水たまりは地下水が上がってきたものであることを示している」…調査の結果、一リットルあたり〇・〇〇四ミリグラムのヒ素が検出された。環境基準値は一リットル当たり〇・〇一ミリグラムで、その四割にあたる。有害物質のうちベンゼンやシアン、六価クロムは検出されなかったが、「揮発性のベンゼンなどは蒸発した可能性があり、建物内の空気を含めて調査しないといけない」と指摘した。都議団は「地層の深いところにある汚染が地下水で移動する。徹底的に調査することが重要だ」と主張》。)

 土壌・地下水の浄化対策費をケチり、それでも膨大な費用を費やして手抜き工事し、今さらながら大騒ぎ…(石原元「ト」知事に投票しなかった)都民の皆さん、お気の毒です。経費的にも浄化技術的にも、元々、そもそも、元来、本来…、豊洲への移転計画など無理だったのです。やってはいけなかった
 今ごろ大騒ぎするマスコミ。オメデタイ。遅ればせながら、徹底的に、4期にわたるあらゆる石原都政の酷さを改めて報道して下さることを期待しています。贖罪のためにも。猪瀬氏、舛添氏、現都知事…流れとしては石原都政を引き継いでいるのではないですかね?、共に批判されるべきだと思います。もちろん彼らや彼女に投票した都民の皆さんのお気持ちも、是非、聞いてみたいもの。

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016091690070606.html

豊洲地下問題 コンクリ箱案「石原氏が検討指示」 当時の都幹部証言
2016年9月16日 07時06分

 豊洲市場(東京都江東区)の土壌汚染対策を巡り、石原慎太郎氏が都知事在任中の二〇〇八年、地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していたことを受け、当時の都中央卸売市場長の比留間(ひるま)英人氏が十五日、本紙の取材に応じ、「石原氏から『こんな案があるから検討してみてくれ』と指示を受けた」と明かした。当時のトップが専門家の方針に反し、盛り土をしない工法を模索していたことが裏付けられた。 (中沢誠

 土壌汚染対策を検討する専門家会議は〇七年五月、豊洲市場予定地の地下利用について「有害物質が建物内に入る恐れがあるため、地下施設は造らない方がいい」と指摘。〇八年五月十九日、土を入れ替えて盛り土にする方針を決定した。しかし、石原氏は同月三十日の会見で盛り土案に疑問を呈し、地下にコンクリートの箱を埋める工法があると説明。こうした経緯について、本紙は十五日朝刊で報じた。

 比留間氏は地下にコンクリートの箱を埋める案について、石原氏から指示を受けたと認め、時期を〇八年五月ごろと証言。「私の記憶では、工費や工期を検討した。しかし、かなり工費が高かった。〇九年一月か二月ごろ(別の専門家による)技術会議で工法内容がまとまり、石原氏にコンクリート箱案は採用できないと伝えた」と述べた。

 結果的に都が採ったのは掘削して壁を設ける地下空間案だが、地下に構造物を設ける点では石原氏のコンクリート箱案と共通する。比留間氏は「石原氏の指示で、都の地下空間案が影響を受けたとは思わない。当時は土壌対策費が一千億円を超えるとも言われ、石原氏は工費を抑えるため提案した」とも述べた。

 さらに「安全確保が最大の課題だった」と振り返り、地下空間は「地下水のモニタリングをする空間として必要だった」と説明。ただ、高さ四・五メートルもの広い空間となったことについては意外だったとした。

 豊洲市場はガス製造工場の跡地で、ベンゼンなど高濃度の有害物質を検出。都は専門家の提言に基づき、敷地を二メートル掘削するなどして四・五メートル盛り土をしたなどと説明、土壌対策費は八百五十八億円となった。しかし小池百合子知事が今月十日、主要な建物の下に盛り土がなされず、地下空間があることを公表した。


◆「役人の情報取り次いだだけ」石原氏が釈明

 石原慎太郎氏は十五日、知事だった二〇〇八年五月の定例記者会見で、豊洲市場の建物下にコンクリートの箱を埋める案に言及したことについて「都庁の役人からそういう情報を聞いたから、そういう意見があると取り次いだだけ」と述べた。報道機関の取材に答えた。

 石原氏は「全部、下(都職員)や専門家に任せていた。建築のいろはも知らないのにそんなこと思い付くわけがない」と釈明した。

 一方、同氏は「急に設計事務所を変えたことで、盛り土をやめて(建物の)下に訳の分からないものをつくった。恐らく盛り土をするよりも経費がかかり、ゼネコンがもうかる」と持論を展開。盛り土がなかった問題について感想を求められると「東京は伏魔殿だ」と気色ばんだ


◆石原氏08年の発言

 担当の局長に言ったんですがね。(インターネットで海洋工学の専門家が)もっと違う発想でものを考えたらどうだと…(略)…コンクリートの箱を埋め込むことで、その上に市場としてのインフラを支える、その方がずっと安くて早く終わるんじゃないかということでしたね。土壌汚染をどう回復するか、そういう発想だけじゃなくてね、思い切ってものを取り換えるみたいな、違うベクトルというものを考えた方がいいと、私、かねがね言ったけど、それがどう伝わったのか。


◇豊洲市場地下空間をめぐる経過

2008年  
  5月19日 専門家会議が盛り土案の方針を決める
  5月30日 石原氏が会見で地下にコンクリートの箱を埋め込む案を
          「担当の局長に言った」と説明
  5月ごろ 都中央卸売市場長が石原氏からコンクリート箱案検討の指示を受ける
  7月26日 専門家会議が盛り土の上に建物を造るよう都に提言
  8月15日 技術会議が初会合
  11月5日 技術会議で都が地下に空間を設けて駐車場などに利用する公募案を紹介
  12月15日 技術会議で都が汚染地下水の浄化作業用空間を確保する案を提示
  12月25日 技術会議で駐車場案が不採用になる

2011年   
  6月   設計図面に地下空間を造ることが記載される

(東京新聞)
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●「露骨な企業優遇、労働者いじめ」 『週刊金曜日』(10月11日、963号)についてのつぶやき

2013年10月15日 00時00分01秒 | Weblog


週刊金曜日』(2013年10月11日、963号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、【鼎談 佐々木実×高橋伸彰×佐高信竹中平蔵とアベノミクス 雇用、医療、金融、教育・・・・・・本来の経済学は、これらを市場には任せない】。そして、峰崎直樹氏【・・・国民には消費増税で負担増 大企業には減税の大盤振る舞いでいいのか】

   [:  本多勝一さんの『貧困なる精神』でマルコムXについてなど、
       知っていた身としては、「ブラック企業」といった言葉を無批判に
       転用・使用していたことを反省]

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■①『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 物議を醸している?表紙の「ブラック」(http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-October/026943.html・・・[]。「露骨な企業優遇、労働者いじめ」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fb3b5aa6a90916f140fc806e67bfa7b2

■②『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 横田一さん【凍土方式」の杜撰さ浮き彫り 東電破綻処理の議論再燃か】、「不適切な工法選定を招く諸悪の根源は・・政府の場当たり的姿勢と、安全よりもコストを重視する東京電力の経営体質」。ドブ金か?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/214de1c2e7f5a62db982f6ec0058c6de

■③『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 粟野仁雄さん【規制法の議論が沸騰する可能性 ヘイトスピーチに違法判断】、「在特会・・による学校周辺でのヘイトスピーチ・・橋詰均裁判長・・違法性を認定・・賠償を命じた」。もはや言論の暴力(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/cf6d40113805a963c76ad92330fd50b3

■④『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 取材班【〝改憲派〟安倍政権への危機意識高まる 秘密保護法案の成立阻止を】、「何を『特定秘密』とするかは行政機関の各責任者が勝手に決めることができる」。恐ろしいものである(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/98732c3fbf99caac055e0e25ce59d6b1

■⑤『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 本多勝一さん【風速計/ヤマバクの死と『朝日』の〝斜陽〟】、「新聞界全体から見ても、やはり『朝日』は本来のジャーナリズムに最も近かったと思います。しかし今の『朝日』は、そのような良い意味での〝差〟がなくなっているのではありませんか」

■⑥『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 【竹信三恵子の経済私考/「家事ハラ」満載の特区で女性は輝けるのか 雇用拡大の名の下で進む「解雇特区」構想】。「解雇特区」なんて発想が出てくることが信じられない、一体誰の発想?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/a8e728bc14b1f9b1bf0f7a146c3eba71

■⑥『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 取材班【「存亡の危機」に立たされたJR北海道 国鉄「分割・民営化」のツケが回ってきた】、「国労破壊攻撃の爪あと」。民営化したら夢のような鉄道会社になるんじゃなかったのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6120fbd19dc066e60812ba5c8085a2f7

■⑦『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 足立昌勝氏【新たな「戦前」が始まろうとしている 安倍首相が狙う「戦争が出来る国家」に向けた法案】、「国民主権国家に「秘密」とは」「並行して治安立法の強化も」。安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d92190c91caf5da7f0e3edf026e06262

■⑧『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 【鼎談 佐々木実×高橋伸彰×佐高信竹中平蔵とアベノミクス 雇用、医療、金融、教育・・・・・・本来の経済学は、これらを市場には任せない】。お零れの「滴」で・・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d8373209f737e6db954d5ab44709b1be

■⑨『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 峰崎直樹氏【隠れた補助金、租税特別措置を公開せよ 国民には消費増税で負担増 大企業には減税の大盤振る舞いでいいのか】。そんな自公政権に投票して、支持する人々の気が知れない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/47da739303aec188b239be2fb8779b28

■⑩『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 【棗一郎さんに聞く/労働規制緩和で労働者を解雇し放題、働かせ放題へ】。「社員は「定額使い放題」へ」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d8373209f737e6db954d5ab44709b1be

■⑪『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 宇都宮健児さん【国家戦略特区は「憲法番外地」】、「「国家戦略特区」は、徹底した新自由主義的発想で貫かれており、いずれ特区以外の地域にも波及する可能性が高い」。怖いものである・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fb3b5aa6a90916f140fc806e67bfa7b2

■⑫『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 片岡伸行氏【死刑廃止デー 駐日EU大使に聞く/国民感情よりも道義的な議論】、「世界の潮流に反し、死刑を執行し続ける日本」「死刑に抑止力はない」。死刑存置で一体何が解決?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/27d745e0fb7fb7d775b8b02d74afecb3

■⑬『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 明石昇二郎さん構成【武藤頼子×宿輪敏子 福島被曝とカネミ油症――「晩発性」健康被害を考える】、「差別が被害を沈黙させる」「科学者は被害を矮小化し、無きものにしてしまう」「健康被害は認めないという方向で動いているとしか思えない」

■⑭『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 永尾俊彦氏【汚染地を汚染されていない土地として東京ガスから取得!? 築地市場移転問題で発覚した東京都のウソ】、「もともと「除去」ではない」「汚染地が条例を通せばキレイな土地になる〝手品〟を「土壌ロンダリング」!!

■⑮『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 山口正紀さん【世論を誘導・操作するメディア 消費税増税】、「賃上げなき物価高だ。消費税増税は内需低迷を招き、景気・財政も悪化させる。「安倍広報」化したメディアの罪は深い」。御人好し(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/47da739303aec188b239be2fb8779b28

■⑯『週刊金曜日』(2013年10月11日、963号) / 岩本太郎さん【東電の緊張感のなさが浮き彫りに! 『49時間の記録』上映】。原子力ムラ住人には「原発推進」「原発輸出」しか見えていない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bd40dcd4b796806be4e07d913999f633
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●ウソとカネで五輪誘致: 「福島漁業者ら批判 「あきれた」「違和感」」

2013年09月25日 00時00分16秒 | Weblog


【首相汚染水発言 福島漁業者ら批判 「あきれた」「違和感」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013090902000057.html)、
【東京五輪―原発への重い国際公約】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_top_pickup#Edit2)、
【「全部の水、ストップではない」 汚染水問題で官房長官】(http://www.asahi.com/politics/update/0910/TKY201309100112.html)、
【東京五輪招致委が“国際公約”した原発再稼動ナシ】(http://gendai.net/articles/view/syakai/144476)、
【検察、東電幹部ら42人「全員不起訴」の姑息なタイミング】(http://gendai.net/news/view/110770)、
【(もんじゅ君のエネルギーさんぽ)首相のスピーチ実現を】(http://www.asahi.com/culture/update/0912/TKY201309120440.html)、
【いくら止めてもムダ!汚染水「拡大再生産」という絶望】(http://gendai.net/articles/view/syakai/144614)、
【汚染水の影響範囲知らず発言か 首相「0・3平方キロはどこ?」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013092001002086.html)。

 ウソとカネで五輪誘致に成功。「コントロールされていない状態」で「完璧にはブロックされていない」のに、安倍首相は世界に向かって国際公約してしまったのだから、「廃炉」「脱原発」までウソにしてしまったら、日本はお終い。それにしても、福島の人達、特に被災者・避難者はどう思っておられるでしょう。東京新聞の記事には「首相汚染水発言 福島漁業者ら批判 「あきれた」「違和感」」とある。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013090902000057.html

首相汚染水発言 福島漁業者ら批判 「あきれた」「違和感」
2013年9月9日 夕刊

 「状況はコントロールされている」。安倍晋三首相は、国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京電力福島第一原発事故の汚染水漏れについて、こう明言した。しかし、福島の漁業関係者や識者らからは「あきれた」「違和感がある」と批判や疑問の声が相次いで上がった。

 「そんなことを言ってしまって大丈夫なのか」。福島第一原発で収束作業に当たる三十代の男性作業員は、こう指摘する。

 地上タンクの設置に携わる作業員仲間からは「簡単に解決しそうにない。深刻だよ」と聞かされる。汚染水問題以外にも、敷地内では突然放射線量が上がるなど、細かいトラブルも絶えない。「廃炉まで、これから何十年もかかる。発言には違和感がぬぐえない」

 原発事故のため、福島県の漁業は全面的に中断している。九月に事故後初の試験操業を始める予定だったいわき地区の漁協も、実施の延期を決定。福島県いわき市の漁師、吉田久さん(62)は「国の対策が後手後手だったから汚染水漏れは悪化した。『国を挙げて対応するので安全だ』との主張には違和感がある」としながらも「東京開催は世界から(福島を)認めてもらえたようで、多少は救われた」とも話した。

 いわき市の別の漁師(64)は「汚染水の問題は、これから何十年もわれわれに付いて回るだろう。首相があのような発言をした以上、国が全面的に取り組んでくれるものと信じたい」と語った。

 京都大原子炉実験所の小出裕章助教(原子核工学)は「何を根拠にコントロールされていると言えるのかが分からないあきれた安易な発言をしても、約束を破ることになるだけだ」と厳しく批判した。
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http://www.asahi.com/paper/editorial.html?ref=com_top_pickup#Edit2

東京五輪―原発への重い国際公約

 福島第一原発事故の収束は、そもそも五輪とは関係なく取り組むべき問題だ。

 ただ、東京開催の決定にいたる過程で、世界が日本の姿勢に厳しい目を注いでいることがあらためて示された。

 安倍首相は招致演説で、汚染水問題に「責任をもつ」と表明した。記者会見では、原発比率を下げていき、今後3年間で再生可能エネルギーの普及と省エネを最大限加速させることも明言した。

 世界に向けた公約だ。内外に「五輪誘致のための方便」ととられないよう、実行力が問われる。政権の最優先課題として取り組んでほしい。

 「状況はコントロールされている」「汚染水の影響は原発の港湾内で完全にブロックされている」――国際オリンピック委員会(IOC)総会での安倍首相のプレゼンテーションと質疑応答は、歯切れがよかった。

 必ずしも原発事故の問題に精通しているわけではないIOC委員には好評で、得票にもつながった。

 だが、この間の混迷ぶりや放射能被害の厳しさを目の当たりにしてきた人には、空々しく聞こえたのではないか。

 確かに、汚染水問題で国が前面に出る体制は整えたが、うまく汚染の広がりを食い止められるかはこれからだ。

 すでに技術的な課題が多く指摘されている。汚染水が地下水に到達したとみられるデータも検出された。今後も想定外の障害が出てくる可能性がある。汚染水をうまく解決できたとしても、さらに困難な廃炉作業が待ち受ける。

 「安全・安心」を強調するあまり、事態の深刻化を隠そうとしたり、批判を恐れて必要な措置に手をこまぬいたりするようなことは論外だ。

 現状と自らの取り組みを率直に公開し、世界の知恵を借りながら対策を講じていく謙虚な姿勢こそが、国際的な信認につながることを忘れてはならない。

 エネルギー政策についても、政権の発足以降、「原発回帰」をにじませる発言が出る一方、長期的なビジョンは何も打ち出していない。

 事故からすでに2年半が経とうとしている。どのように原発比率を下げていくか。再エネ、省エネの普及をどんな手立てで実現するのか。将来像を語り、具体的な道筋を示すことが首相のつとめだ。

 日本での五輪開催の決定は、そうした取り組みを促す契機になってはじめて、心から喜ぶことができる。
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http://www.asahi.com/politics/update/0910/TKY201309100112.html

2013年9月10日13時28分
「全部の水、ストップではない」 汚染水問題で官房長官

 菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、東京電力福島第一原発の放射能汚染水漏れについて「全部の水をストップするということではない」と述べ、同原発の港湾の内外で汚染水を含む海水が出入りしていることを認めた。

 安倍晋三首相が国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水の影響は港湾内で完全にブロックされている」と発言した真意を問われて答えた。ただ、菅氏は「港湾内でも大幅に基準値以下だ。汚染水の影響については完全にブロックされていると申し上げた」と強調した。

 安倍首相は同日午前、首相官邸で記者団に「ブエノスアイレスでの約束はしっかり責任をもって実行したい」と述べた。
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http://gendai.net/articles/view/syakai/144476

東京五輪招致委が“国際公約”した原発再稼動ナシ
2013年9月11日 掲載

立候補ファイルでアピール

 「(福島原発は)コントロール下にある」「完全にブロックされている」――。IOC総会で安倍首相が「国際公約」したことで、今まで以上に世界中から厳しい目を向けられることになった福島原発問題。東京電力はさぞ頭を抱えていることだろうが、東京五輪招致委員会が「国際公約」した東電がらみの案件は他にもある。原発を再稼働させないことだ

 立候補ファイルでは、電力の供給能力について〈既存の配電システムで対応することができる〉と説明していた。理由として〈火力発電所の増設や、火力発電所の新設〉〈東京ガスグループが、全部で198万キロワットの天然ガス発電所を建設・保有するなど、新たな電力供給も進んでいる〉ことを挙げている。見逃せないのは、わざわざ〈東京都内において、東電が所有している原発は存在しない〉と強調していることだ。これはウラを返せば、「電力は今の供給能力でも十分足りるし、東京は原発がないから大丈夫」とアピールしたようなものだ

 東電はシャカリキになって新潟県の柏崎刈羽原発を再稼働させようとしているが、招致委が「今の設備で電力は足りる」と言っているのだから、新潟県の反対を押し切ってまで動かす必要はない。仮に再稼働すれば、「東京招致委は『足りる』と説明していたのに原発を動かすのか」と非難の声が上がるだろう。

 今夏の東京は過去に例を見ないほど「酷暑」だったのに、節電の呼びかけは一切なかった。原発が一基も稼働していないにもかかわらずだ。五輪の招致委が、原発再稼働ナシに“お墨付き”を与えているのだから、東電が柏崎刈羽原発を動かす理由は全くないのだ。
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http://gendai.net/news/view/110770

検察、東電幹部ら42人「全員不起訴」の姑息なタイミング
2013年09月11日 23:22

 うっかりニュースを見落としていた国民も多いのではないか――。

 福島第1原発事故をめぐって、告訴・告発されていた東電の旧経営陣や菅元首相など42人が全員、不起訴処分となった一件だ。

 汚染水問題が深刻を極め、事故の元凶となった42人が起訴されるかどうかは、日本中の関心を集めていた重大ニュースだった。ところが、検察はとんでもないタイミングで不起訴処分を発表し、まんまと目くらましに成功したのである。大手メディアの司法記者がこう言う。

   「検察が『不起訴』を発表したのは9日、東京五輪が決定した翌日のことでした。
    日本中がお祝いムード一色で、新聞もテレビも五輪関連ニュースで
    埋め尽くされていた。国を挙げたお祭り騒ぎで、不起訴のニュースは
    完全にかき消されてしまったのです。おまけに、この日は休刊日。
    各新聞社は、あふれるほどの五輪記事を夕刊用に準備していました」

 検察は夕刊に間に合うかどうかのギリギリのタイミングである、午後1時30分ごろに発表をぶつけてきたという。

   「結局、夕刊に掲載できなかった新聞もあり、翌朝の各紙の扱いもバラバラ。
    全国紙が足並みをそろえ、『不起訴』を大きく取り上げる事態には至らなかった。
    検察はこうなることはすべてお見通しで、都合の悪い発表をこっそり五輪騒ぎに
    合わせてきたのです。東電本社を家宅捜索せずに不起訴とした検察は、
    国民から批判されることを恐れていました」(前出の司法記者)

 検察は過去にもメディアを巧みに利用し、時には弱みにつけ込んで情報操作を行ってきた。大マスコミは性懲りもなく、検察の悪知恵に加担したことになる。国民もつくづくバカにされたものだ。
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http://www.asahi.com/culture/update/0912/TKY201309120440.html

2013年9月13日9時40分
(もんじゅ君のエネルギーさんぽ)首相のスピーチ実現を

 こんにちは。2020年の東京オリンピックが決まりましただね。招致にかかわっていたみなさん、おめでとうございます。

 オリンピックでは道路や交通機関、施設などの整備がすすむでしょ。だからインフラ整備がまだとちゅうの新興国でやるほうが意義ぶかいと思ってたので、東京に決まったことにはびっくりしましただよ。

 びっくりといえば安倍首相の招致スピーチ。ふくいち君の汚染水について「完全に港湾内にブロックされている」「コントロール下にある」といっていたよね。


■海外の反応は上々だったけど

 その数日まえの記者会見では、日本の招致委員会は汚染水問題についてさんざんつっこまれてしどろもどろだったの。

 だからこそ、安倍首相はスピーチでその不安をとりさろうとしたんだろうね。スピーチ直後の反応は、たとえばオランダの記者さんが「総理が原発の問題を説明したことで東京が勝つチャンスは上がった」、イギリスの記者さんが「原発の問題について情熱を持って話をしていた。安全性を保証したのはよかった」などと上々だったみたい。

 だけどいくらよいスピーチでも、中身がウソだと意味がないよね。


■シルトフェンスで放射能は防げない

 安倍さんが世界に向けてはなった「大丈夫」発言について、もちろん国内では「ホント?」と疑いの声がおおきいんだ。だからわざわざ菅官房長官は「湾内にシルトフェンスを設けて外に出ないようにしている。『コントロールしている』というのは、ある意味で当然のことじゃないですか」とご説明したみたい。

 だけどシルトフェンスというのは、そもそもは埋め立て工事などで土砂の広がりをふせぐためのカーテンのようなもの。そんなにガッチリしたものじゃないんだよ。

 海底に起伏があればすきまもできてしまうし、事実、ふくいち君の港湾内の水は1日で半分が外の海水と入れかわっているみたい。水とよく似た放射性トリチウムなんかは、シルトフェンスを通り抜けることができるしね。


ウソをホントにしていくしかない

 ふくいち君の収束はけっしてオリンピックのためのものじゃないけれど、安倍首相が大見えを切った内容は、7年後の開催までに実現していくしかないよね。

 国が指揮をとる汚染水対策だって、五輪開催都市決定の直前になってようやく出てきたの。8月31日がちかづいていきなり宿題をやりはじめる小学生のようだったよ。

 「海外からの視線」を意識しないときちんとできないのは残念なことだけど、オリンピックというしめきりができたことで、今後7年間はおりにふれて政府がふくいち君について気合を入れるきっかけが生まれたのは悪いことじゃないよね。


■六ケ所村に国内最大級のソーラーが

 最後に、すこしあかるいニュースを。

 いつまでも完成しない再処理工場で知られる青森県の六ケ所村で、国内最大級のメガソーラー発電所の建設がはじまったよ。

 工事は先月はじまって、およそ2年半をかけて2015年12月に完成予定。使われる太陽電池モジュールはぜんぶで51万枚で、3万8千世帯ぶんの電力をまかなえる規模なんだって。

 六ケ所村は原子力のことでばかり有名だけれど、じつは自然エネルギーの集積地でもあって、国内最大級の風力発電所だってあるんだよ。青森県じたいが日本一の風力発電量をほこっているの。

 のばしのばしになっている使用済み核燃料の再処理の問題がはやく解決して、六ケ所村がクリーンエネルギーの村になれればいいのになって思いますだよ。
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http://gendai.net/articles/view/syakai/144614

いくら止めてもムダ! 汚染水「拡大再生産」という絶望
2013年9月18日 掲載

【福島原発 現在の本当のこと】

 福島原発でいま、何が起こっているのか。安倍首相はIOC総会で、「状況はコントロールされている」「港湾内に完全にブロックされている」と大見えを切ったが、ドイツの公共放送「ZDF」は強烈だ。東アジア総局長が何度も福島に足を運び、高濃度の汚染水が外洋に流れている可能性があることを指摘、「安倍首相はウソをついていると断言した。そのうえで、「あそこまで総理大臣がIOC総会で言った以上は、これは国際公約になる。今後は国際社会からの監視の目が一層強化される」とリポートしたのだ。

 東京電力の山下和彦フェローも「今の状態は制御下にない」と発言、首相のウソを事実上、認めた。しかし、その後、東電が修正の記者会見をしたため、大騒ぎになった。

   「東電サイドに、首相の発言について見解を聞いたところ、『答えられない』と
    いうので、それじゃあ、東電は国際会議で同じことを言えるのか、と聞いたところ、
    『そのような状況になっていないので、その際に考える』と逃げてしまった。
    つまり首相の発言を認めることはできないのです」(ジャーナリスト・横田一氏)

 東電は汚染水をためているタンク周辺にいくつかの観測用の井戸を掘っている。そこから、1リットル当たり17万ベクレルという放射性ストロンチウムが検出された。遺棄できる法令上の基準値は1リットル当たり30ベクレル以下だから、とてつもない値だ。

   「井戸から検出されたということは、その周辺一帯が平均して汚染されていることを
    示しています。全然、放射能を制御できていないのですよ。断崖を30メートル
    削って建てた福島第1原発は、山側から海へ向かって大量の地下水が
    流れ込む。この地下水に原子炉建屋はさらされている。しかし、そこには
    メルトダウン(スルー)した放射性物質が存在している。そうした放射性物質に
    接触した高濃度汚染水があふれている。そこに地下水が流れ込み、汚染水が
    “拡大再生産”されるわけです。東電はそれが海に出ていかないように
    くみ上げてはタンクにためていますが、その林立するタンク群からも汚染水が
    漏れて、周辺の地下水を汚染した。汚染水は側溝を通じて港湾外に
    漏れ出ている可能性も高い。ドイツの放送局が『ウソ』と断じたように、
    とても『コントロール下』とはいえません」(横田一氏=前出)

<こんなことをいつまで続けられるのか>

 福島第1原発では、地下水が原子炉建屋に流入して1日400トンの汚染水が出てしまう。ドラム缶2000本分である。それを地上タンクに移すのだが、海から見ると、そのタンク群が原発建屋の向こう側、広大な敷地に整然と並んでいる。それを見れば、誰もが絶望的になるはずだ。いつまで、こんなことを続けられるのか、と。

 しかも、タンクは急ごしらえで、耐久性がない。タンクが立っている場所も突貫工事で仕上げたもので、一部が傾いている可能性が指摘されている。

 今年8月、タンクからの汚染水漏れが発覚した際、東電は震え上がった。漏れていたのは3基だったが、タンクの老朽化、耐久性、地盤などが問題だとすれば、他のタンクからも次から次へと漏れ出すのは必至だからだ。

 放射能は閉じ込めるのが大原則。しかし、事態は2011年3月11日からまったく、好転していない。
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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013092001002086.html

汚染水の影響範囲知らず発言か 首相「0・3平方キロはどこ?
2013年9月20日 19時50分

 東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、安倍晋三首相が19日に現地を視察した際、放射性物質による海洋への影響が抑えられていると説明する東電幹部に、「0・3(平方キロ)は(どこか)」と尋ねていたことが20日、分かった。

 首相は東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」と説明していたが、実際の範囲がどの程度か理解しないまま発言していた可能性がある。

 安倍首相は東電の小野明所長から放射性物質の海への流出や海中での拡散を防ぐ対策の説明を受けた際に「0・3は?」と質問した。

(共同)
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●言葉を失います・・・

2011年04月09日 01時43分07秒 | Weblog


〝右側〟がお好きな方々には毛嫌いされているでしょうが、〝極右〟の本多さん的には、「これまでの差別発言、傲慢発言、高額の無駄遣い、思いつき政治の失敗、そして反人権、反民主主義、反憲法の言辞の数々」(澤藤統一郎氏)を十分に認識したうえで、原子力発電をこの期に及んでも推進しようとする「都知事候補者にもはや問題があるのではなく、それを選ぶ側の問題である。民度の問題」と云ったところでしょうか。

 zakzakに出ていた、現都知事を持ちあげるヨイショ記事(http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110407/plt1104071634003-n1.htm)を見ていて嫌になってきました。「四度目の絶望」となりそうですね・・・。言うべき言葉が見つからないし、都民の皆さん、どうぞご勝手に、という気分になってきました。

 
記事によると・・・。
 「他候補をダブルスコア以上も引き離している」なんて、例えヨイショ記事でも絶望的な気分になります。「発言力も実行力もある」「氏に期待しているのではないか」とは、一体どんな発言をし、一体どんなことを実行したというのでしょう?
 2位の〝勝海舟〟氏にも「2倍以上の差をつけ」るほどで、「「国家破綻への危機感」を理由に引退から翻意した」「氏が断トツ」の人気だそうだ。現状次点の方も困ったものだが、いろんな意味で国家どころか都を破綻させようようとしている後だしジャンケン氏を皆さんがそれほど支持されるとは。
 「人気俳優らを応援弁士に呼ぶ派手な選挙戦をしてきたが、今回は都庁で東日本大震災への対応にほぼ専念。いまだに街頭演説も行わない異例の選挙戦を展開」、そりゃ派手には出来んでしょうね。これ以上の失言も避けたいところといった心理も。でもその心理は意味がないでしょうね。どんな行動でも発言をしても、だって都民はこれまで何度も当選させてるんですから。
 「唯一、・・・行われた有力候補4人の生討論会には出演。・・・らが、原発問題や計画停電築地市場移転などで・・・攻撃したが、「全然違う」「ごっちゃにしたらいかんよ」などと、批判を受けて立つ」(見てないんで知りませんが)いつもの傲慢な態度で反論にもならんことを言ったことでしょう。それを見ても何も感じないんでしょうね、視聴者は。
 自民党ベテラン秘書は「危機に必要なのは饒舌さやパフォーマンスではない。批判を恐れず『これをやるんだ』という意志と実行力。東京を地盤とする菅首相が震災・原発対応で不評を買うなか、『危機の指導者』として」氏の存在感が高まっている、と語ったそうです。歯がうきませんかね? 「築地移転問題」や「東京に原発を」など、『危機の指導者』だと思うのですが。
 「現に、時事通信の世論調査では、都知事選の投票で、防災・危機管理対策を意識するかとの質問に、「意識する」「ある程度意識する」と答えた人は75・3%に上った」。今回の大震災で、原発に「防災」など設定できないことを理解できないのでしょうか。100%安全な原発なんてありえないのですから、「災害を防ぐ」ことは無理です。7割を越える人が「防災・危機管理対策を意識」した投票行動を取ろうとしているのに、他候補をダブルスコア以上も引き離して」ダントツの人気だなんて。

 東京都から遠く離れた地より、明日がどうか反原発派・原発廃止派にとって良き日となりますよう願っています。


 アクセスジャーナルhttp://www.accessjournal.jp/modules/weblog/)の山岡俊介さんの4月7日の記事の一部を以下に引用させて頂きます。

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http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/の4月7日】
                                    2011/04/07
これが現地映像ーー土壌汚染に液状化も加わった、「築地市場」移転予定地
執筆者: Yamaoka (7:00 pm)

 石原慎太郎東京都知事が強引に進めようとしているとしか思えない都民の台所を預かる「築地市場」の豊洲への移転問題ーー本紙では一貫して反対の立場から、この間、ゴーサインを出すために裏で謀略"があった可能性もあるとして、「東卸」の件を逐一取り上げて来た。
 そうしたなか、3月11日、東日本大地震が発生し、築地市場の移転予定地である豊洲の東京ガス工場跡地も液状化現象が起きているとの情報が入って来た(冒頭写真は移転予定地の一部と、そこに立つ看板)。
 東京湾の埋め立て地故、液状化が起きても不思議ではないが、問題はその程度が、築地市場移転に支障を来すほど深刻かどうかなのだが、都中央卸売市場によれば、約90箇所、地下水の噴出が確認されているという。
 そして、この対策のためには、すでに明らかになっている土壌汚染処理(約586億円)以上のコストがかかるということで、もはや事実上、豊洲移転は無理との声さえ一部関係者の間では上がっているという。
 そこで本紙は真偽を確認すべく、4月5日、現場を撮影して来た。
 ・・・・・・。
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 さらに、いつも引用させていただいている澤藤統一郎氏の記事http://www.news-pj.net/comment/2011/sawafuji-20110407.html)も。

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http://www.news-pj.net/comment/2011/sawafuji-20110407.html

                石原慎太郎 「震災は天罰」 発言
                   弁護士 澤藤統一郎  目次

あなたも被災者支援のひと言を
2011年4月7日)

  東日本大震災の被災者を励ましたいと願っていらっしゃる方、被災者に寄り添い何か一つでも被災者のためにできることをしたいとお考えの思いやりのある方に、そのやさしい心根にすがってお願いを申しあげます。

  「震災は天罰」 と言った政治家に、首都の責任ある立場からは降りていただくよう、勇気あるひと言を発言していただきたいのです。家族との会話、友人とのおしゃべり、学食でのコーヒーブレイク、職場での立ち話、メル友とのメールのやり取り、季節のご挨拶のお手紙、どんな機会にでも、ついでのひと言として、次のような趣旨を、口に出し、あるいは文書にしたためていただきたいのです。

  「震災を天罰という人の人間性を疑う」 「津波を天罰なんて口にできるのは、被災者の苦しみを本気で分かろうとしていないからだよね」 「発言を撤回したところで、本性があらわれたってところだろう」 「こんな人は、政治家として絶対失格」 「とても行政を任せることはできない」 「こういう人を東京の代表にしておくことは、都民として恥ずかしい限り

  重ねて、この政治家が 私は今も原発推進論者 と言ってはばからないことについても、ぜひ一言添えていただきたいのです。

  「みんなが、こんなにも放射線被曝を心配しているときに、よくも神経を逆撫ですることが言えたものね」 「時代は、ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・フクシマだろう」 「いま求められているのは、生活の豊かさよりは安全じゃないか」 「少なくとも徹底的な原発政策見直しが必要なときに、国民感情が分かっていない」 「天罰は東北に、天恵は東京に。そんな都合のよいことが許されるはずはない」

  できれば、この人のこれまでの差別発言、傲慢発言、高額の無駄遣い、思いつき政治の失敗、そして反人権、反民主主義、反憲法の言辞の数々についても

  あなたのそのひと言が、被災者を励まします。被災者に寄り添うことになります。被災者の心の支えと慰めになります。それだけでなく、東京の安全と福祉、さらには人権と民主主義の発展にも必ずつながるのですから。
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 最後に、CMLの記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-April/008737.html)からの一部マゴヒキ。事情をあまり知りませんが、羨ましい限りです。それに対して我が国は、我国の未来は・・・。

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http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-April/008737.html

反原発「緑の党」支持率2位に=ドイツ
  http://www.jiji.com/jc/p?id=20110407103038-0653026&n=1

独、反原発の緑の党支持率が急伸 福島事故後28%に

  http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040701000024.html

ドイツ:緑の党の支持率28%に 議会第1党に迫る勢い

  http://mainichi.jp/select/world/news/20110408k0000m030075000c.html

ドイツ:緑の党の支持率、過去最高の28%-シュテルン誌調査
  http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aP1JmiRczcKs

独連立与党の支持率低下、緑の党が支持伸ばす=世論調査

  http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-20478820110407

ドイツ副首相がFDP党首退任へ-原発への反感広がり、選挙で敗北
  http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aL8I5g6RN2CU

ドイツ:与党党首が引責辞任 州議会選、環境政党に大敗で

  http://mainichi.jp/select/world/news/20110404dde002030018000c.html

独外相、与党党首退任へ 州議会選大敗で引責

  http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011040402000178.html
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●にっちもさっちも

2010年02月19日 03時24分59秒 | Weblog

ゲンダイネットに以下の記事が出ていました。オリンピック招致はいうまでもなく、石原都政・・・、踏んだり蹴ったり、にっちもさっちも。

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【http://gendai.net/news.php?m=
          
view&g=syakai&c=020&no=44681】
「巨大杭1万8000本埋まったまま
      
 もうムリだ!築地移転予定地」
専門家会議にも報告なし
 石原都政ゴリ押しする築地市場移転計画の予定地・東京ガス工場跡地に巨大な杭が大量に埋まったままで放置されていることが発覚した。
 都情報公開条例に基づく市民団体の開示請求で明らかになった。コンクリ製(長さ平均17.5メートル)が約1万4000本、鋼管製(平均34メートル)が約500本のほか、松杭(平均10メートル)なども含めて合計約1万8000本もの巨大杭が埋設されたままになっている。
 予定地の江東区豊洲は埋め立て地で地盤が弱いため、工場を建設する際に大量の杭を地中奥深く打ち込む必要があったという。
 都は06年3月に東京ガスから用地を購入した際に「埋設物」の撤去費用として約36億円を控除する協定を結んでいる。
 ところが東京ガスは、用地に土壌改良を施す際には埋設物を取り除かず、邪魔になったら切断すればいい、といった考えで放置していたようだ。
 こうした実態は、土壌汚染対策を取りまとめた都の専門家会議にも全く報告されていなかった。座長以下、市場移転推進派だったメンバーからも「杭が腐って土壌が空洞化した場合、汚染の通り道になる危険性はゼロではない」などと危惧する声が上がっている。
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