nikkan-gendaiの記事【「決着」どころか追及半ば “ワイロ疑惑”甘利元大臣の厚顔】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186990)。
《疑惑について、検察審査会が「不起訴相当」と議決したことを受け「私の件は決着した」と話し、1日の本会議で国会復帰したが、よくもまあ、人さまの前にノコノコ出てこられたものだ》。
8月18日の朝日新聞の社説【甘利氏の責任 速やかな説明を求める】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_shasetsu_01)によると、《国民が抱く憤りも、機能しない法律に対するいらだちも、理解していないのではないか。都市再生機構(UR)をめぐる口利き疑惑で元秘書が改めて不起訴になったのを受け、甘利明衆院議員の事務所が出したコメントのことだ。「まさか元秘書らが法に触れるようなことをすることはないと信じていた。不起訴に安堵(あんど)した」とある…国民は甘利氏に十分な時間を与えた。次は氏が十分な時間を確保して記者会見し、国会でも質問にしっかり答える番だ。閣僚を辞めたときに語った「政治家としての美学」「政治家としての矜持(きょうじ)」が問われている》。
甘~い利を得ておいて、「私の件は決着した」?
散々国会をサボっておいて、「冗談は休み休み言え」「馬鹿も休み休み言え」という話。「休み休み」とは《「続けず間を置いて」という意味の副詞》(http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4277663.html)だそうです。
なんにも騒がない、お優しいマスコミ。アベ様には誰も逆らえず、ダンマリ。なぜ、小沢一郎氏の「事件」のときのようにバカ騒ぎしないのか?
『●「お零れ」=「甘い利」を大臣本人が直接受け取る!
さすが、秘書任せにせずに「責任感の強い人」!!』
『●「ホンモノの疑惑にメス」は入るか?…
何でも許す倫理観無き「責任政党」と手控える批判精神無きマスコミ』
『●「美学」という名の「醜態」:
ドアホノミクスという難破船・泥船から下船する収賄大臣』
『●「美学」と「醜態」:「企業・団体献金(の禁止)うんぬんに
一直線に問題」を結び付けずにどうするのか?』
『●「甘い利」を得た「収賄=犯罪」の「構図は、単純だ」』
『●「甘利問題の核心は、政治家が口利きの
見返りとして企業から献金を受け取ることが許されていること」』
『●もはや終わった事件? マスコミも与野党議員もお優しいこって
…小沢一郎氏「事件」と大違いだ』
『●なぜマスコミや与党・癒党、民進党はバカ騒ぎしないのか?
口利きの御返し・甘い利はOK?』
『●「沖縄には明らかにおかしな新聞がある。
本当に潰れた方がいい」…自民党には「ロクなヤツがいない」』
『●吸「血税」氏引責と「不適切だが違法でない」…
東京地検が認めなくとも「あっせん利得」は「違法」では?』
『●泥棒に縄(政治資金規正法やあっせん利得処罰法)を
なわせても…「不適切だが違法でない」が続くだけ』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186990】
「決着」どころか追及半ば “ワイロ疑惑”甘利元大臣の厚顔
2016年8月4日
(自民党両院議員総会であいさつする甘利氏/(C)日刊ゲンダイ)
「厚顔無恥」という言葉がピッタリだ。“口利きワイロ”疑惑で大臣を辞めた甘利明・元経済再生担当相(66)。疑惑について、検察審査会が「不起訴相当」と議決したことを受け「私の件は決着した」と話し、1日の本会議で国会復帰したが、よくもまあ、人さまの前にノコノコ出てこられたものだ。
1月下旬に大臣を辞任してから“睡眠障害”を患っていたという甘利氏。6月6日に地元事務所前で会見した際、「少しずつ政務復帰することにした」と言っていたが、7月中は音沙汰なし。「参院選と都知事選への影響を避けた」(ベテラン野党議員)ともっぱらだ。1日の本会議終了後はやたらとニヤニヤし、安倍首相と握手を交わしていた。一体、睡眠障害はどうなったのか。なぜこのタイミングで復帰したのか。
「1日からの臨時国会はたった3日間で、委員会での審議は行われません。
そのため、野党は甘利さんを参考人招致して追及する機会がないのです。
秋の臨時国会まで一定の時間を置き、少しでもほとぼりを冷ます“作戦”
でしょう」(野党議員=前出)
“作戦”はそれだけじゃない。
「甘利さんが役員や閣僚などの目立つポストに就けば、野党の追及の的に
なるだけでなく、世論の批判を招くことにもなる。党内の部会長など、
表舞台からはなるべく遠いポジションで、頭を低くしてやり過ごすつもり
だと思います」(永田町事情通)
このままシレッと逃げ切れると思っているのかもしれないが、そうはいかない。民進党の山井和則国対委員長代理はこう言う。
「甘利さんは辞任会見で、『(疑惑について)調査を進め、しかるべき
タイミングで公表する機会を持たせていただく』と言っていた。
秋の臨時国会ではTPP特別委などで甘利さんを参考人招致し、
きっちりと説明してもらう。不起訴だからといって説明責任から
逃れることはできません」
さらに、枝野幸男幹事長は2日、秋の臨時国会で甘利氏の証人喚問まで求める考えを示した。みそぎはまだ済んでいない。
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