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●「「自民党きっての極右議員」「極右思想」大臣…こんな防衛相が誕生しちゃいました」…悪夢のような1年

2017年07月30日 00時00分49秒 | Weblog

[東京新聞 (2017年2月9日)↑]



東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017072902000144.html)。

 《▼きのう結果が発表された特別防衛監察で明らかにされたのは、防衛省の隠蔽(いんぺい)体質であったのに、責任を取って大臣を辞任した稲田朋美氏は、会見で隠蔽という事実はありませんでしたと言ってのけたのだからめまいがする

   『●「積極的平和主義」なアベ様という
        civili-UNcontrolな大暴走(out of control)
    《安倍晋三首相は政府の憲法解釈を変えて海外での武力の行使に
     道を開き、国会もそれを止められない。軍部は暴走する、は歴史の教訓だ。
     シビリアンコントロール(文民統制)こそが誤った戦争を阻む
     と信じられてきた。しかし、シビリアンの暴走癖もまた、見過ごせない》

   『●唖然、呆然、あ~あ言っちゃったょ…
      「アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」」稲田朋美防衛相
   『●「憲法を言葉遊びに使い」「憲法が分かっていない」
      「法曹界の秩序の矜持もない」稲田朋美弁護士センセ

   『●政府側の解釈で保管すべき文書を廃棄してもよいことにし、
                 本当は存在する文書を存在しないことにする手法

 あれから悪夢のような1年…。

   『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」「極右思想」大臣
                     …こんな防衛相が誕生しちゃいました
    《小池百合子の都知事就任につづいて、悪夢のような人事が決定…
     自民党きっての極右議員。しかも…》
    「「(違憲な壊憲への)未来チャレンジ内閣」・「壊憲内閣」・
     「戦前回帰内閣」の目玉・稲田朋美防衛相。崩れっぱなしの
     ニッポン。「自民党きっての極右議員」・「歴史修正主義者」・
     「極右思想」大臣が誕生しました。しかも、ヘイトクライム団体
     ネオナチ団体とも関係し、アベ様に擦り寄る司法からさえも、
     《政治方針がヘイト勢力に支持…ヘイト極右勢力との親和性が
     非常に高い》ことが認定される始末。プレアベ様政権では、
     考えられない事態です。この国の政治は壊れっぱなし。
     あ~最悪な「あとの祭り」」

 稲田朋美「元」防衛相が、1年ほど前までは、「アベ様一押しの「次期総理」「未来の総理」」などと言われていて、その界隈では随分と持て囃されていたことを思い出すと、ゾッとします。大臣辞職よりも、(とっくの昔に)アベ様がクビにすべきだったし、議員失格であり、議員辞職すべき酷さ。
 田母神氏やヒゲ氏、そして、「憲法9条への自衛隊明記は「一自衛官としてありがたい」…防衛省制服組トップの統合幕僚長」に見られるようにアベ様の《我が軍》内部の腐敗が先か、アベ様や稲田「元」防衛相の《シビリアンの暴走》が先だったのかは知らないが、いま、《我が軍》は相当に恐ろし状況なのではないか?

 さて、《28日午後、防衛省の去り際、記者団から心境を問われ、こう答えた》…【稲田氏「心境ですか? ですね」 防衛省去り際に】(http://www.asahi.com/articles/ASK7X5F1VK7XUTFK01Q.html)。
 《空》(くう)??
 記者「カラ? … いえ、オツムのことではありませぬ」…哀しき弁護士センセ大臣。哀れなのは、自公お維トファなんて決して支持しない市民の皆さん。いい迷惑でした。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017072902000144.html

【コラム】
筆洗
2017年7月29日

 「公」という字にも、「私」という字にも、「厶」がある。この「厶」は何か。『漢字源』によると、三方から取り囲み隠すさま、腕で抱え込むさまを表すそうだ▼収穫物である「禾(のぎ)」を分けて、自分のだけを抱え込むのが「私」で、隠され抱え込まれたものを「八」のように左右に開くのが「公」。それが公私の字の由来だという▼…であるならば、この方々は本当に「公」務員と呼べるのかどうか。南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報をめぐって浮かび上がったのは、そういう疑問である▼現地の危険な状況を生々しく報告した「日報」を公開するよう国民から求められると、日報は「私的」な文書で公文書ではないからと公開せずに、「廃棄した」うその説明をした。問題が露(あら)わになると、「廃棄した」という説明に合わせるため残っていたデータも削除した▼きのう結果が発表された特別防衛監察で明らかにされたのは、防衛省の隠蔽(いんぺい)体質であったのに、責任を取って大臣を辞任した稲田朋美氏は、会見で「隠蔽という事実はありませんでしたと言ってのけたのだからめまいがする▼公の検証に資すべき文書を私文書だと言って隠し、不都合な文書は消し去る。同じ構図は森友学園加計学園の疑惑でも見て取れる。そういうことをやってのける人々にとって、守るべき「公」とは何なのだろうか
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●琉球新報【<金口木舌>一般自衛官へのエール】…「戦場派遣など嫌なら嫌と言おう。反戦も叫ぼう」

2017年07月14日 00時00分00秒 | Weblog


琉球新報のコラム【<金口木舌>一般自衛官へのエール】(http://ryukyushimpo.jp/column/entry-510717.html)。

 《▼いわゆる「反戦自衛官懲戒免職事件」である。自衛官は、表現の自由を保障した憲法に違反するなどと訴えたが、主張は認められなかった ▼憲法9条への自衛隊明記は「一自衛官としてありがたい」。防衛省制服組トップの統合幕僚長安倍晋三首相の改憲案を歓迎する発言をしたことに批判が集まっている》。

   『●自衛隊員の「息子に迷惑をかけぬよう、
      「縁を切った」上で」、戦争法案に反対する平和子さん
   『●「米国の戦争に巻き込まれ息子が殺したり
      殺されたりするのは嫌だと思い、いても立ってもいられ」なかった
   『●「自分が何人殺したのかは覚えていない…
      人を殺したくなんかなかったけど…地獄のような日々だった」
    「先日の憲法記念日に、日本会議関連の催し物のスピーチや
     読売新聞紙上の「首相インタビュー」で、アベ様は、
     『「我が軍」的自衛隊の「違憲」状態を「合憲」へと改めず、憲法を
     憲法を「壊憲」して「違憲」を解消する!?』ことを表明しました。
     ニッポンも、いよいよ末期的状況。
      平和子さんの《息子が部隊を辞めて無事ならいい、という話ではない。
     隊員一人でも、何かあってからでは遅い行かせたいなら憲法を
     ねじ曲げ、海外の紛争地域に自衛隊を駆り出すことを決めた人
     
が行けばいい》という言葉にも、同感。いま、アベ様は、
     《憲法をねじ曲げ》て、99条を無視し、憲法を「壊憲」して「違憲」を
     解消しようという無茶苦茶ブリ。《戦争絶滅受合法案》が必要です」

 《防衛省制服組トップの統合幕僚長安倍晋三首相の改憲案を歓迎する発言》する始末。アベ様らの違法な壊憲に加担する「我が軍」の制服組トップ。
 《戦争絶滅受合法案》が必要。《一自衛官の意見として自分の命を守るため戦場派遣など嫌なら嫌と言おう。反戦も叫ぼう》、本当にそうだ。

   『●「我が軍」的自衛隊の「違憲」状態を「合憲」へと改めず、
                憲法を「壊憲」して「違憲」を解消する!?

   『●戦争で唯一得た平和憲法を壊憲…「日本は自由と民主主義を
                   失うだけで、代わりに得るものは何もない」

   『●立憲主義も理解できず…「行政の長である総理大臣が
       具体的な改憲日程を口にするのは完全に憲法違反」

    《小池 それと、安倍首相は2020年に新憲法施行するという宣言を
     したでしょう。改憲は国会が発議するもので行政の長である
     総理大臣が具体的な改憲日程を口にするのは完全に憲法違反
     そんなことまでわからなくなってるのか、と思いました》

   『●「好戦国…日本に対する大なる疑惑」(吉田茂元首相)
          …「だから、九条を定め、この誤解を正さねば…」

   『●「安倍話法の極北」=トンチンカンなドアホウワホウ?、
            …による「憲法を矛盾の泥沼に叩き込む」壊憲

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http://ryukyushimpo.jp/column/entry-510717.html

<金口木舌>一般自衛官へのエール
2017年6月8日 06:00

 「私は自衛官として自衛隊の沖縄派兵を断固阻止する」。沖縄の日本復帰を間近に控えた1972年4月28日、東京都内の集会で、制服姿の自衛官5人が訴えた

▼5人は自衛隊法で定めた「隊員たるにふさわしくない行為」に当たるとして懲戒免職処分を受けた。うち4人は裁判闘争を繰り広げたが、いずれも訴えは退けられた

▼いわゆる「反戦自衛官懲戒免職事件」である。自衛官は、表現の自由を保障した憲法に違反するなどと訴えたが、主張は認められなかった

▼憲法9条への自衛隊明記は「一自衛官としてありがたい」。防衛省制服組トップの統合幕僚長が安倍晋三首相の改憲案を歓迎する発言をしたことに批判が集まっている。野党は憲法の尊重擁護義務のある自衛官として不適切だと反発した

政治的行為を禁ずる自衛隊法61条違反との見方もある。だが菅義偉官房長官は会見で個人の見解だ。全く問題ない擁護した。自衛官であっても「自衛官個人の見解」と言えば、政治に踏み込んでも許されるかのようだ

▼「トップこそ、そんな発言を禁ずるべきだ」。45年前に懲戒免職された元自衛官、小多基実夫さん(67)はこう主張する。一方で「好機」とも言い、一般自衛官にエールを送る。「一自衛官の意見として自分の命を守るため戦場派遣など嫌なら嫌と言おう。反戦も叫ぼう」。その言葉が今一層、重く響く。
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