ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

百人一首

2020-01-03 13:14:58 | Poem

百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり

                     (順徳院)

「ももしき」とは皇居のこと。
「しのぶ」はしのぶ草のこと。懐かしく思う、の掛詞。
「昔」とは、皇室、皇居が栄えた延喜、天暦の時代。
この歌が、百人一首の百番目の歌である。


ここから、お話は落ちます。

まず、私の六歳からの百人一首の師匠は祖父であった。
その祖父の品の悪い替え歌です。(ごめんなさい。??)

ももしきや 古き褌 質に入れ なほあまりある 借金かな

祖父は絹織物を生業としていた。苦労があったのかしら???
とはいえ、ダンディーな祖父は自慢だった。
そして、私の百人一首の師匠であった。
そのおかげで、高校生の時には、百首を暗記していました。

ありがとう。お爺ちゃま。
そして、祖父亡き後では、教師である父が師匠となったのでした。
父の方がお行儀がよかったです。。。。


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