株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

石原裕次郎考

2017-05-13 11:31:20 | 人生いろいろ
柄にもなく最近 石原裕次郎さんについて思うことがある。
年齢も同じ世代だが、彼が映画デビュ-した当時私は夜学生でコッペパンをかじりながら、友人と二人で3畳間で下宿していた。
裕次郎氏は慶応ボ-イで湘南の海でヨットを操り私らとは住む世界が違うので好きになれなかった。

でもいま彼が残した唄を聞くと ちょっとしゃれていて、含羞を含んだ歌い方は何とも言えない味がある。けっして傲慢な性格ではなかったのだと思う。
かれは唄は本職とは思っていなかたようで、映画を作る為の資金作りと考えていたそうだ。
数ある映画のなかでは 「黒部の太陽」が良い。私は土木屋だがあの「黒部の太陽」を観て土木屋の道を選んだ後輩たちも多い。

兄の慎太郎氏は作家で政治家で立派な方だが、弟裕次郎氏を超えられないとコンプレックスをお持ちだそうだ。
贅沢なコンプレックスだが、50代で逝ってしまった裕次郎氏は永遠にあの若さだし、脳梗塞にはならないから 人生いろいろだねぇ
 

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