株と浮き世の話

身近な話題と終活の迷い道

カネの流れが逆な関西電力と高浜町地元ボスとの関係

2019-10-03 22:30:46 | 真実の究明
関電の幹部が元高浜町助役の森山氏から金品を受け取っていたことが明らかになった。
普通は電力側が地元工作の為にウラ金を使ってでも立地を認めて貰いたいところだが、地元のボスから関電側にカネが流れるのは逆だねぇ
私は原子力発電の創生期にかかわっていたが、技術よりも先ず地元に立地を認めてもらう事が先決なのでそれはそれは気を使ったものだ。
3.11災害以降は更に地元が敏感になり原発比重の高い関電では地元対策はより深刻だったと思う。

電力会社の体質として会長以下がカネの環流を見込んで工事を発注する事はないと思う。それほど貧していない坊ちゃん達だ。
元助役から贈られた金品を返すと恫喝まがいな言葉を浴びせられて怒られたという。ご機嫌を損ねないように貰った人達も困っていたようだ。
ここから先は元助役の心理状態がどんなモノであったのか普通の汚職事件と違うところだ。
関電の幹部達も結果的にはアマイのだが、原発こそが命の関電の事情もあり、あまり会社のことに熱心すぎた・・といえば庇いすぎかな・・

社会的なスジを通して金品を突き返して機嫌を損ねても原発が不調になっても良いというなら簡単だったろう(^_-)
TVで通産大臣が経営者として会社としてとんでもないと一刀両断だったが、かつては電力会社は通産省OBの最有力天下り指定席だった。
今は関電に通産OBは居ないんだろうね・・