James Moody/James Moody
(Argo LP648)
カラードヴィニル、すなわちレコード盤が通常の黒ではないものを一般的にこういうふうな呼称で言うのでしょうか?はっきりした文献を見た事がないので定かではありません。有名なところではファンタジーレーベルの赤盤、青盤がありますね。
このムーディ盤は、何とレインボーカラーなのです。自分が所有する盤は"DJ copies"のスタンプが押されておりセンターレーベルはアーゴのホワイトレーベルです。単に"DJ copies"なのでこういったcolored vinylなのかもしれませんが、オリジナルの一般むけリリ-ス盤は、果たしてこんな派手なレコード盤なのでしょうか?どなたか情報がありましたらご教示 くださいね。
さて、演奏はというと、ムーディはマルチリード奏者であり、彼のフルート、テナー、アルトが聴かれます。演奏も、little giral blue, out of nowhere, Daahoud, yesterdays等とスタンダード中心で聴きやすいですね。さほど、個性の強いプレーヤーではないですがこの盤のカラーは特筆すベきのように思います。
J・ムーディーというのは私にとっても長らく謎(?)の人だったのですが、しばらく前に1枚入手しました。
“cookin the blues”(cadet)1961年SFジャズワークショップでのライヴ盤です。あまり印象に残っていなかったのですが、裏の日本語解説を読むと、ダウンビート紙で5ツ星とったとあります。
早速今夜聴きなおしてみます。
今回は、盤の色を見てもらうという事で・・・