星野仙一氏逝く…

　中日ドラゴンズ生え抜きの投手で監督も務めた星野仙一氏が亡くなりました。

　まだ、７０歳…。

　じいちゃんと８歳しか違わない我がドラゴンズの往年のエースは、現役時代から監督時代にかけて、我々ドラキチ達に大きな夢を見せてくれました。

　じいちゃんが印象に残ってるのは、現役時代では「珍プレー特集」に取り上げられるショートの宇野選手がフライを頭に当ててエラーした時にグローブをマウンドに叩きつけた姿と監督時代の１９９９年にリーグ優勝を飾った時です。

　ドラファンとして常に星野さんを見ていたじいちゃんですが、野村克也監督の後を引き継いで、阪神タイガースの監督を受けたと聞いた時には驚愕したもんです。

　星野阪神監督がドラゴンズを見下したように優勝を掻っ攫った時には、本当に落胆してしまいました。

　そして、楽天イーグルスの監督に就任した時には、東北の弱小チームの監督をよく引き受けたなぁ～と思いました。

　そんな楽天イーグルスは、２０１１年の東関東大震災でホームグランドの崩壊という惨事に見舞われながら星野監督のもとで一つになって１３年には念願のリーグ優勝、そして日本シリーズも宿敵ジャイアンツを下して日本一の栄冠を奪い取りました。

　常に「熱い男」とか「闘将」とか言われましたが、バラエティ番組などで見せる表情は穏和で人懐っこいという印象を受けたもんです。

　今朝の報道では、昨年６月に急性膵炎になり、その際に膵臓癌が見つかって、それが死因だったということです。

　takapapaが先月「急性膵炎」で入院しましたが、沈黙の臓器と言われる膵臓の疾患は中々発見が難しく、本当に命取りになってしまうので怖いと改めて思いました。

　いろんな場所で、いろんな姿を見せて楽しませてくれた星野さんに合掌…。