ホークスが日本一に！

　プロ野球の日本シリーズは、パ・リーグのソフトバンクホークスが日本一に輝きました。

　いいゲームでしたねぇ～。

　セ・リーグ３位のベイスターズが下剋上で日本シリーズに進出して福岡で３連敗し、ああ～やっぱ「実力のパ」の優勝チームは強いなぁ～と思っていたのですが、地元横浜で連勝、再び福岡に帰り第６戦…。

　ホークスが先制し、ベイスターズが逆転、９回に追いついて、１１回にホークスがサヨナラという内容でした。

　このゲームをＴＶで観戦したじいちゃんが強く印象に残ったのは、どちらも素晴らしい「粘り」を見せていたことです。

　この粘り強さをドラゴンズの選手たちは、どう見ていたのでしょうか？
　
　今年のドラは指導陣も選手たちも、まったくと言っていいほど粘りがなかった！

　アッという間に点を取られたり、逆転されたりということが続き、最少得点差で負けた試合が多かった。

　後一歩の頑張りがなかった。

　もちろん他球団と比較して戦力が不足してたり、技術がダメだったりということもあるでしょうが、一番は「絶対に負けない」という強い意志がなかったことが原因でしょう。

　「強くなりたい」「優勝したい」という気持ちは、もちろん皆持ってたと思いますが、それをゲームで発揮するための鍛錬が足りなかったんでしょうね。

　球団のフロントも含め、「優勝」という２文字を追い求める精神力が欠けてるんだと思います。

　今年のドラフトでも、指名した選手はほとんどが高校生ばかり…。

　もちろん、キチンと育てて生え抜きの選手を育成するという強い意志があればいいんですが、これまで高校野球で活躍しドラゴンズのレギュラーを勝ち取った選手がどれだけいるでしょう。

　ほとんどの生え抜き選手は伸び悩み、他球団へ移って行ったり、引退したり…。

　根気よく選手を育てるという球団ではないことが、カープやベイスターズに比較すると分ってしまいます。

　ジャイアンツのようにカネの力で選手を引っ張ってこられるようなチームではないので、どうしても選手の育成が必要なのにね。

　ファイターズのように、毎年ドラフトで超高校級選手を引き当てる運もないし…。

　どうしたらいいんでしょう。

　サッカーのように弱けりゃ～Ｊ１→Ｊ２→Ｊ３とドンドン落ちてしまうシステムがないプロ野球は、ある意味「ぬるま湯の世界」。

　ドラゴンズの地元・名古屋には、熱狂的なファンも多いので何となく興業もできてしまうという甘えもあるんじゃないかなぁ～。

　でも、ナゴヤドームはガラガラになってしまっています。

　ファンをスタンドに呼び戻すためには、優勝争いをしなきゃ～いけないんです。

　優勝しなくてもせめて、ＣＳに残るぐらいは頑張ってもらわんとあきません。

　来年はどうなる事やらと心配ばかりしてるじいちゃんです。