今日、1月9日は成人の日で祝日です。
じいちゃんが20歳の頃は、1月15日に行われていたのですが、「ハッピーマンデー制度」という法改正によって2000年から1月の第2月曜日が「成人の日」ということになりました。
各市町村では「成人式」が開かれますが、今日ではなく昨日行われた所も多く、今朝のワイドショーでは、その様子が各局で放映されていました。
1月15日の「成人の日」は、伝統的に「元服の儀」が小正月(1月15日)に行われていたことに由来するものだったからだそうです。
その伝統が覆されてなぜ「ハッピーマンデー制度」ができたのかというと「(2000年頃には)公務員や中規模以上の企業を中心に週休2日制が浸透したため、月曜日を国民の祝日とする事によって土曜日・日曜日と合わせた3連休とし、余暇を過ごしてもらおうという趣旨で制定された。」(ウィキペディアより)とのことで、政治家たちが観光地・観光施設の要望を受け入れて、国民にカネを使わせようとしたものです。
この制度は、「海の日」「敬老の日」「体育の日」にも制定されています。
ただ、3日連続で医療機関がお休みで困るとか、月曜日の休日ばかりでカリキュラムが進まないなどといった問題点もあるようです。
そもそも論なんですが、いくら時代の変化とは言え、古来からの伝統的儀式の日付を変えてまで、この制度を導入しなければいけなかったんでしょう。
「海の日」や「体育の日」はまだしも、「成人の日」や「敬老の日」はどうなんでしょうね。
現在の「日本国憲法」にしたって、皇室の伝統行事や歴史をよ~く考えずに施行してしまったから今上天皇が昨年の「生前退位」を希望するご表明をされなければいけなくなってしまったんです。
その後の議論も「皇室典範」を改正する、「特別法で対処する」などいろんな議論が飛び交っています。
歴史的に見ると、天皇が「譲位」して「上皇」になり裏で政治を操るという事実があり、「天皇が譲位し上皇を置く」というように「憲法」を改正してしまうと「政治的に危惧がある」なんていう学者もいます。
「天皇の国事行為」が「日本国憲法」で雁字搦めにされてるのにおかしな話なんですが、「天皇」と「上皇」という制度ができてしまうと、一方を担いで権力を握ろうとする輩が現れることになるかもしれません。
権力欲にまみれた「政治家」の中には、そんな奴がゴマンといることでしょう。
結局、じいちゃんが何を言いたいのかというと、単純な経済効果だけで、国民が日本の伝統を振り返る一助となる祝日を簡単に変更してしまって、この国は大丈夫なんだろうか?ということです。
トランプ次期米国大統領の訳の分らんツイッターにアタフタしている安倍さんや豊田社長を見るにつけ、そんな感想を重ね合わせてしまいます。
じいちゃんが20歳の頃は、1月15日に行われていたのですが、「ハッピーマンデー制度」という法改正によって2000年から1月の第2月曜日が「成人の日」ということになりました。
各市町村では「成人式」が開かれますが、今日ではなく昨日行われた所も多く、今朝のワイドショーでは、その様子が各局で放映されていました。
1月15日の「成人の日」は、伝統的に「元服の儀」が小正月(1月15日)に行われていたことに由来するものだったからだそうです。
その伝統が覆されてなぜ「ハッピーマンデー制度」ができたのかというと「(2000年頃には)公務員や中規模以上の企業を中心に週休2日制が浸透したため、月曜日を国民の祝日とする事によって土曜日・日曜日と合わせた3連休とし、余暇を過ごしてもらおうという趣旨で制定された。」(ウィキペディアより)とのことで、政治家たちが観光地・観光施設の要望を受け入れて、国民にカネを使わせようとしたものです。
この制度は、「海の日」「敬老の日」「体育の日」にも制定されています。
ただ、3日連続で医療機関がお休みで困るとか、月曜日の休日ばかりでカリキュラムが進まないなどといった問題点もあるようです。
そもそも論なんですが、いくら時代の変化とは言え、古来からの伝統的儀式の日付を変えてまで、この制度を導入しなければいけなかったんでしょう。
「海の日」や「体育の日」はまだしも、「成人の日」や「敬老の日」はどうなんでしょうね。
現在の「日本国憲法」にしたって、皇室の伝統行事や歴史をよ~く考えずに施行してしまったから今上天皇が昨年の「生前退位」を希望するご表明をされなければいけなくなってしまったんです。
その後の議論も「皇室典範」を改正する、「特別法で対処する」などいろんな議論が飛び交っています。
歴史的に見ると、天皇が「譲位」して「上皇」になり裏で政治を操るという事実があり、「天皇が譲位し上皇を置く」というように「憲法」を改正してしまうと「政治的に危惧がある」なんていう学者もいます。
「天皇の国事行為」が「日本国憲法」で雁字搦めにされてるのにおかしな話なんですが、「天皇」と「上皇」という制度ができてしまうと、一方を担いで権力を握ろうとする輩が現れることになるかもしれません。
権力欲にまみれた「政治家」の中には、そんな奴がゴマンといることでしょう。
結局、じいちゃんが何を言いたいのかというと、単純な経済効果だけで、国民が日本の伝統を振り返る一助となる祝日を簡単に変更してしまって、この国は大丈夫なんだろうか?ということです。
トランプ次期米国大統領の訳の分らんツイッターにアタフタしている安倍さんや豊田社長を見るにつけ、そんな感想を重ね合わせてしまいます。