覆面評論家 改

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日本の弥栄を祈念

遠藤保仁と中村憲剛が倒れたオシム監督を?中村俊輔・高原直泰は遠くから! 

2007-11-17 11:33:47 | 中村俊輔
サッカー日本代表のイビチャ・オシム監督が11月16日、千葉県内の自宅で急性脳梗塞)で倒れ緊急入院した。集中治療室(ICU)で治療を受けているが、日本サッカー協会によると、油断できない状況という。

日本代表は来年2月6日からW杯アジア3次予選を戦う。イビチャ・オシム監督の回復を祈るばかりだが、病気が治癒してもそれまでに現場復帰できる可能性は少ない。日本代表は短期的には大打撃を受けるだろう。

「短期的に」と言ったのは、イビチャ・オシム監督のチームは個性溢れたチームであるからだ。もっとも誰が監督をしても、その個性がチームに反映されるのだが、前任者のジーコ監督に比較して変化が激しい。

メンバーをごっそり入れ替え、戦術も変わった。今ここで大物監督に交代し、戦術や選手の変更を行った場合リスクが高い。又、中途半端な戦術と選手の変更もリスクが高い。オシムイズムの継承をできる者を代行に登用することが、乗りきるには安全な方法だろう。

継承者がいない場合は、中途半端が最もよくないので、リスクを承知で大物起用もありえる。とりあえずW杯アジア3次予選を切り抜けることが急務だ。これに勝利してから完全な軌道修正でも遅くはない。

一番期待したいのは選手たちの奮起である。選手たちで話し合い、試合での約束ごとを徹底できれば勝機が開ける。中心的な存在となった遠藤保仁や中村憲剛等の国内組で、まずは地固めが必要だ。中村俊輔・高原直泰等は招集が難しい。選手の自発的な奮起があれば急場を乗り切ることも可能となってくる。