覆面評論家 改

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日本の弥栄を祈念

サッカー日本代表に特効薬は? ジーコ監督

2006-03-03 20:00:57 | サッカー日本代表
W杯1次リーグのライバルクロアチアが、アルゼンチンに3-2で勝利した。クロアチアのズラトコ・クラニチャル監督は、ブラジルにも勝てると豪語した。もはや日本は眼中にないようだ。ボスニアに2-2のドローでは、ライバル達に脅しは効かない。

ジーコ監督に対策はあるのか?これまでの経過を見る限りでは、久保竜彦を登用しただけで、驚愕する強化策は全くない。サポーターやマスコミが騒がなければ、W杯本番まで何も変化は起きないだろう。

決定力不足問題は現在小康状態だが、今後も油断できない。高原直泰がボスニア戦で1得点したが、まだ信用できない。中村俊輔のピンポイントのCKがあれば、誰にでも得点できる。

それよりも問題なのは、機能しない組織的な守備だ。海外組と国内組の連係のなさを原因にする話もあるが単純ではない。プレスするために連係が必要と言ったところで、90分スキなくプレスを続けるのは難しい。必ずどこかでほころびは出るものだ。そのスキを突かれた時頼りになるのが、1対1の強さだ。

日本が攻撃で敵のプレスを打ち破るように、日本が破られる事もある。そこで何も対処できなければ、GK1人が立ちはだかることになる。危機的状況を回避するためには、1人1人が相手にくらいつく以外にないのだ。

プレスするにしても選手に必要な能力は、走力、判断力、状況把握力、1対1の強さ・・・・無数にある。組織守備にも有能な選手を揃えないと機能はしない。右サイドバックの加地は守備面で成長しており、コメントでも守備の反省もしている。今後もチャンスを与える余地はある。しかし三都主にはチャンスを与える必要は全くない。存在する意味が全くないからだ。ライバル達をだます、ジーコ監督の策なら脱帽だが効果は全くない。

三都主はインド戦のCKで1アシストを記録したが、アピールは全くできていない。インド戦は高校生との練習試合レベルであり、1アシスト以上に下手なプレーが目立った。後半ミドルシュートを枠内に3本放ったが、2本がGK正面で、1本はループシュートを放ったが、GKが垂直に飛びあがるだけで簡単に弾かれた。ノーマークの状態でもこのレベルだ。

三都主にアピールできるものは何もない。辞めさせないと不公平感がチームを暗くするだけだ。ジーコ監督が決断できないのであれば、我々が声をだすべきだ。マスコミも巻き込んで、日本代表強化ため一大キャンペーンを繰り広げるしかないだろう。









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