何を見ても何かを思い出す

He who laughs last laughs best

時をかける、中山七里

2022-04-30 00:01:05 | ひとりごと

もうね、時間マジックでは対処できないほど時間がたってしまったね
ごめんよ ワンコ
どれほど忙しくてもワンコお告げ本は読んでいたので、その感想は(こっそり)時間マジックで報告しようかと思ったのだけど、
さすがに二カ月以上も遅れると罰当たりなので、
これほど遅れた理由(言い訳)などとあわせて読んだ本を記しておくよ

二月
それは些細なことだったのかもしれないけれど、私の心に突き刺さり、家族と口をきかない日々が続いた
そもそも家にいる時間が少ないうえに、
もともと外であったことの愚痴を、他人行儀なくらい言わない、と言われる私なので、
家で口をきかないくらいどうということはないのだれど、
諸々圧し掛かってくる重圧というか負担に押しつぶされそうになっていた時でもあるので、
本当に参っていた
そんな時に届いた真っ赤な苺に救われたんだよ

もう何も食べられなくなっていたワンコが、最後に口にしたのが苺だったね
ワンコが天上界の住犬になった翌年から、
ワンコの日の頃に贈って頂いていた苺にどれほど救われてきたか
今年はワンコの日が過ぎ・・・少しずづご縁が薄くなっていくような寂しさも感じていたのだけれど、
一番しんどい時に、それは届いたんだよ

その日もトボトボと遅い時間に帰宅すると、
経机のワンコの写真の前に、それは見事な真っ赤な苺が鎮座していたんだね
「ワンコが最期に美味しそうに食べたイチゴだから、(私に断りを入れる前に)ワンコに食べさせてあげたよ」という家人
それが、家族と口をきいた久しぶりの言葉だったんだよ

ねえワンコ
ワンコの仕業だね
ワンコが、大切な人を応援する流儀を教えて下さった人生の先輩を通じて、救ってくれたんだね
ありがとう ワンコ 先輩

そんな二月のワンコお告げ本は・・・どれか一冊をあげることは難しいね

忙しさにかまけて、ずっと、ひと月に読むのはワンコお告げ本の数冊にとどまっていたのに、
年明け以降、一週間に数冊は読むようになったね
それらを選ぶとき読んでいるときに、ワンコのお告げを強く感じてなかったのだけど、
今考えると、やはりそれはワンコのお告げで、
ワンコに救われたと思うんだよ

(申し訳ないけれど)人物や自然描写に巧みさがあるわけでもなければ、人生の深淵を語っているわけでもないので、心をうつ名言や格言があるわけではないんだよ
だから、あれほどその作家さんの本を漁るように読んだのに、
今となっては、タイトルと内容が結び付かないくらいなのだけど、
それでも確かにあのしんどい時期を助けてくれたのは、
その作家さんの本たちなんだよ

中山七里

確実にそれらの本に救われたんだよ
だって読み始めたら、不思議なくらい本の世界に引きづりこまれ、
仕事のこともその人間関係も家の揉め事も、全部忘れさせてくれたもんね

そんな不思議な力をもっている作家さんに出会わせてくれてありがとう ワンコ

一月以降読んだ中山七里氏の本
「さよならドビッシー」
「さよならドビュッシー前奏曲 要介護探偵の事件簿」
「どこかでベートーベン」
「贖罪の奏鳴曲」
「切り裂きジャックの告白」
「カインの傲慢」
「ヒポクラテスの試練」
「ヒポクラテスの悔恨」
「静おばあちゃんにおまかせ」
「静おばあちゃんと要介護探偵」
「銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2」
「アポロンの嘲笑」
「セイレーンの懺悔」
「翼がなくても」
「ネメシスの使者」
「死にゆく者の祈り」
「夜がどれほど暗くても」
「ヒートアップ」
「翼がなくても」

これを書いているのは連休で、久々に(2ケ月ぶりかで)自分のブログをあけている、4月30日
ここから少し時間マジックを使って、
ワンコのメッセージだと思った言葉を記しておくね

時は2月20日に遡るよ

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