奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まい造りでいつも考えている間取り、暮らしている時間に気分も感情も自身から外的要因からも喜怒哀楽様々な事があるけれどそれらを程よく包んでくれるように。

2024年03月06日 | 家 住まい 間取り プラン

 

住まい造りでいつも考えている

暮らしの器という事。

※各家庭によって生活文化の常識は様々です

  間取りは暮しを反映しつつも異なるステージとなる工夫に

   満ち溢れる設計を心掛けています

 

考えるほどに、

家は器のようだなと思います。

 

毎日暮らしている時間に

気分も感情も

自身から、

そして外的要因からも

喜怒哀楽・・・様々なことがあるけれど、

それらを程よく

心地よく包んでくれるように。

 

いつまでも 

ずっとこの先も

子どもが大きくなっても

自身が年を重ねていく途中にも

おおらかな場所でありつつ

どのような気持ちの時も

気遣いのある空間。

 

そんな心豊かな器を

ご提案できればと考えています。

 

大量生産される

商品として計画するのではなく、

手焼きの器のように、

一つ一つの成り立ちに

丁寧にじっくりとこねていくように。

 

そういう器のような住まいを

暮らしと共に

深みのある暮らしの場として

ご提案できればと思います。

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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平屋建て住宅を考える際の間取りのポイントとデザインの意味を丁寧に提案、過ごす環境として平屋の家だからこそ検討すべき移動空間の要素と廊下の価値観、多様性のある空間設計デザイン。

2024年03月06日 | 家 住まい 間取り プラン

 

平屋建て住宅を考える際の

間取りのポイント。

※数寄屋をイメージじた和風モダンの平屋住宅外観提案CGパース

 

収納多く考えておくこと

同時に動線を短く。

 

平屋を考えるときに、

建物を大きくしないようにすることで、

建築コストを

抑えることができます。

 

その際時に、

考えを整理しないといけない

物事があります。

 

それは、「収納を削らない事」 です。

※ビルトインガレージのある和風住宅の提案プラン間取りイメージ図

 

平屋は2階建てと違って、

2階のホール、

納戸といった、

来客時に「ひとまず避難」という、

階を切り替えることで、

来客者から、「隠したいものを避難する」ということが

できにくいのが平屋のデメリットです。

 

そのため、

2階建てよりも「収納計画」が

しっかりとしていないと、

使いにくくなります。

 

ここが設計の

重要なポイントであり、

「設計力(ヒアリング力)」が問われる要素です。

 

同時に、

収納を確保すると、

そこに向かうための「動線」が増えてしまい、

「廊下が増えがち」というのも

平屋の設計の時に注意するポイントです。

 

今回は、

そんな「収納」と「動線」について

書いてみたいと思います。

 

収納を確保して、

動線を短くする・・・・・。

 

各部屋に収納が

配置されていることは

もちろんですが、

リビングなどの

家族が集まる空間の「収納」を

どうやって計画するのか?。

 

ここを具体的に

検討しておく必要があります。

 

間取上では

リビングでしまうものを計画して、

きちんと収納を計画することが

重要です。

 

リビングの広さに

気を取られてしまい、

収納が無いと

広いけど荷物が溢れてくるリビング

という結果になります。

 

それよりも、

しっかりと収納があるから

ちょっとコンパクトだけど、

すっきりと使える平屋という事の方が、

暮らしていくうえで、

心地良いものに

最適化されるものだと思います。

 

もちろん、

それぞれの家族に応じて

パソコンスペースやワークスペース、

家事スペースなどの

ゆとりもも重要。

 

動線が長いと「廊下が増える」という事。

 

最適化できた動線計画が

出来ていないと、

用途をなさない「廊下」が

どうしても増えてしまいます。

 

もちろん、

廊下を「ゼロにする」ということは、

なかなかできません。

 

限りに無く少なくするという

考え方と、

廊下を移動だけではなくて

多種多様な空間として

居住空間に取り込む考え方も

取り入れるということが重要です。

 

間取りのつながり方や、

「共有できるスペース」を

しっかりと見つけることが

重要です。

 

そして、「さりげない収納」というのも

デザインに取り入れることで、

邪魔にならないで、

すっきりとデザインされた収納が

成立して

収納だけど、

インテリアの一部という

デザインが生まれます。

 

何かの動作の中に、

「そうそう、ここに収納がほしい」ということが、

平屋の設計では

特に求められていきます。

 

リビングから

アクセスしやすいレイアウト。

 

動線を短くするうえで、

最適化出来ていくと、

必然とリビングから

アクセスしやすい間取り

となります。

こうなると、

良い間取りに仕上がってきます。

 

しかしここで、

注意しなければいけない事は、

家具の計画をしているか?

ということ。

 

いつも間取りの計画や

設計段階から、

家電や家具類の位置を計画して

打合せを進めていきます。

 

家具の配置=動線のスペースを計画する。

 

ということにつながるので、

住まい手さん任せにしないで、

今までの暮らし方の標準に対して

これからの暮らしの標準に

生活が変化する事を可視化する、

ここも提案しながら

ある程度の想定をもって、

間取りを考えていくことが重要です。

 

平屋を検討される方には、

こういった点を

二階建て計画よりも、

勿論三階建て計画よりも

注意深くヒアリングさせていただきながら、

提案を具体化していきます。

 

暮らしやすい平屋を

自分たちなりの住みやすいサイズに

計画されたい方は、

考え方を参考にしてみてください。

 

勿論設計のご依頼も・・・・・。

設計とデザインで

未来に繋がる

お手伝いができるかもしれません。

 

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