ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「2019・梅-2 シダレウメ(枝垂れ梅)」 バラ科 

2019-02-28 18:55:58 | 日記
  「2019・梅-2 シダレウメ(枝垂れ梅)」 バラ科 ☆2月1日の誕生花☆
         花言葉は… 高潔な心・澄んだ心・上品・忍耐



 今朝の最低気温は午前6時の7.5℃。  最高気温は午後5時の10.3℃。
予報通りの雨です。 明け方から昼過ぎまで、強弱を繰り返しながら降り続きました。
氷雨と言うほどでは有りませんが、寒い一日でした。




 今日の雨は “花散らしの雨” になりました。 
満開だった我が家の “枝垂れていない枝垂れ梅” も散ってしまい、落ちた花びらが
地面に張り付いています。  えっ、枝垂れていない枝垂れ梅? 
玄関脇に植わっているのですが、通るのに邪魔なので、枝を短く刈っているいるのです。 
なので “枝垂れていない枝垂れ梅” なのです(笑。




もう一度、晴れた日に “リサイクル公園” の 「枝垂れ梅」 を撮りに行ってから
アップしようと思っていたのですが、この雨です。 もう散ってしまったでしょう。
仕方なく先日訪れた時の様子をアップします。 最初の5枚は散歩中に撮ったものです。

 
“リサイクル公園” には約200本の梅が植えられていますが、そのほとんどが
「枝垂れ梅」 なので満開になるとボリュームが有り豪華です。
ここは以前、巨大な穴が掘られ、産業廃棄物処理場だった場所で、大型のダンプが
砂塵を巻き上げて廃材を運び込んでいました。 付近の方には迷惑だった事でしょう。
その後埋め立てられ、サッカー場なども有る広い公園になっています。
季節折々の花が植えられ、今では市民の憩いの場になっています。 
せめてもの罪滅ぼしと言ったところでしょうか?(駐車場も無料です・笑。
“リイクル” の名の通り、園内の柵や、階段、ベンチ、テーブル、置石など、
廃材や解体材が使われています。


ここの梅林も昨年の台風21号の被害は大きかったようです。
幹が傾いた物は重機で立て直し、折れた枝は奇麗に切り取り、防腐剤処理されました。
幹から折れた木は取り除き、苗木に植え替えられています。
幸い 「梅」 は枝折れなどに強いと聞いています。
“桜切るバカ、梅切らぬバカ” って言いますからね(笑。 強い剪定にも耐えるようです。


 今日の花は 「シダレウメ(枝垂れ梅)」 です。



被いかぶさるように咲く梅の花… 木の下に立つと花のシャワーを浴びてるようです。
そして皆さん一様に 「まぁいい香り」(笑。
今シーズン 「2019・梅-1」」 をアップするのはもう2度目なので、
梅に付いて書く事は有りません。
そこで、広島市安佐南区に有る “八木の梅林” に纏わる民話を見付けたので紹介します。
安佐南区と云えば、平成26年8月の豪雨による土砂災害が有った地域です。
私が子供の頃、何度か遠足や家族で訪れた記憶が有ります。 
今も梅は咲いているのでしょうか。


 【むかし、むかし、千百五十数年も昔のこと。あの高ぁい阿武山が青葉に包まれる頃、
八木の里では、太陽の光をいっぱいうけ、あちこちで田植えの始まる頃のお話しです。
一人のお坊さんが、あぜ道をとぼとぼと八木の里の方へ歩いていました。
「なんと蒸し暑い日じゃのぉ」 と言いながら、額の汗を拭きながら、
道端の一軒の茶店をみつけました。
「チリーン… 南無遍照金剛…南無遍照金剛… ちょっと休ませてくだされ」 すると店主は 
「さあ、どうぞどうぞ。こっちが涼しぅありますけぇ。こっちへ来て休みんさい」
「ありがとう、ありがとう。 今日は随分蒸し暑い日でございますなぁ」
「お坊様ぁ、こがぁな暑い日はお修行もやりにくぅありましょうのぉ」


 茶屋の主人は湯のみに梅干しを一つ入れて、それに番茶を注ぎ、
「お坊様、さぁ、この梅茶ぁ飲みんさい。 暑い時ゃあ、これにかぎるけぇ。
気分がすーっとしますけぇ。 喉の渇きはいっぺんに止まりますでぇ」
「これはご厚志かたじけない。 ありがたく頂戴いたします」 
お坊様、その梅茶を一口飲まれ、
「ほぉ、この梅茶はとてもおいしい。 この梅はどこで採れたものでしょうかな」
と、お尋ねになった。  「えぇ。 この梅は、この辺の土地にできたもんです」
「そぉかそぉか。 この村の土地は梅に最もいい土であろう。 ついては、
このおいしい梅茶のお礼に、梅の木の一番よく育つ場所を調べてみたいから、
ご苦労だが村の土地を案内してくれまいか」  「へぇへぇ、よろしゅうあります」


 お坊様は店の主人の案内で、付近の土を調べ歩き、あざ、きばらに来て、
「おーおぉ、このところが梅の木にいちっばん適している。 この地に梅を栽培するがよかろぉ」
と言うて、梅の栽培を勧められたげな。 そして、
「これは、先ほどおいしくいただいた梅の種。 これに植えておく。 やがて芽を出し、
花が咲き、実がなる。その実は、病や災いを逃れ、この地に繁栄をなすであろう」
と申され、川内の方へ立ち去られたげな。  「チリーン…チリーン…」
やがてその実は、お坊様の言われたように大きく育ち、見事に花が咲き、そのかぐわしい
香りは太田川の土手までも届いたそうな。 そして、たくさんの大きく立派な実をつけた。
これが “八木梅林” の始まりです】


 一万坪もの “梅林” は太田川をむこうにして眺めもよく “春は梅林” と言われるようになり、
花見や遠足の名所として繁栄したそうです。
そののち日清戦争の頃、チフスが大流行した時、軍隊にも薬用の梅として納められました。
しかし、第二次大戦の時、この梅林は麦畑や野菜畑とされ、たくさんあった梅の木は
だんだん少なくなってしまいました。
今は太田川放水路の改修工事などで、その姿をほとんど見ること無いそうです。
ただ、駅や県営住宅に “梅林” という名が残り、八木小学校の校章、校歌には
白梅の花が取り入れられています。
そうそう、このありがたいお坊様は可部の福王寺や、深川の薬師寺をひらかれた
弘法大師様だったそうです。


  「ひげ爺の子供見守り隊日誌」  6,076歩 4.3km 1時間15分
今日の見守りは2時半(1年生)と3時半の2回。 3時から見守って来ました。
雨は30分ほど前に上がりましたが、用心のため傘を持って出掛けました。

 写真は先日の参加した “小学校の文化祭” で見た6年生が描いた自画像です。
この中の何人かは知った子供ですが、良く似ています。 
すでに大阪のオッチャン顔、オバチャン顔の子もいますね(笑。
今日はこの絵をどのようにして描いたか聞いてみました。

6年生の子供達が帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「ちょっと教えてくれ、こないだ文化祭の時に教室を覗いたら自画像が貼って有ったんじゃ。
上手い事描いとるけど、あの絵は鏡を見ながら描いたんか?」 
「ちゃうでぇ写真を見て描いたんや」 「写真?」 
「先生がなぁ、写真を撮ってA4に引き伸ばしてくれて…」
「へぇ、一人一人写真を撮ってくれるんか? ご苦労なこっちゃのぅ」
「その写真の上に薄い紙を置いて輪郭を描いて色を塗るねん」 「おうおう」
「その薄い紙を画用紙に貼り付けて完成やねん」 
「直接画用紙に描いたんじゃないんか、どうりで同じ大きさに描けとる思うたわぁ」
…という次第でした。 写真を透かせて輪郭を写し取った絵なんですね(笑。

見守りが終わり、他の見守りさんが 「雨が降らなくて良かったですね」
 あっ、傘を忘れた!(笑。 カーブミラーに傘を掛けて見守っていたのです(汗。


今日の歩数     6,409歩 (自画像タネ明かし子供見守り)
今月の歩数   250,449歩= 175.3km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   484,343歩= 339.0km
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「マンサク(満作)」 マンサク科 

2019-02-27 17:44:01 | 日記
      「マンサク(満作)」 マンサク科 ☆2月11日の誕生花☆
      花言葉は… ひらめき・不思議な力・霊感・幸福の再来



 今朝の最低気温は午前3~5時の3.5℃。 最高気温は午後3時の13.1℃。
午前中は薄曇り、午後は青空が覗きましたが、北の風が冷たい一日でした。
3日続いた晴天も今日まで、明日の午前中は雨の予報が出ています。


 今日は私たちの47回目の結婚記念日でした。
サファイア婚式(45年目)と金婚式(50年目)の間で、〇〇婚式と云うのは無いみたい(笑。
こじつければ、昭和47年に結婚して47年目… やっぱり意味無いか?(笑。
次はエメラルド婚(55年目)、ダイアモンド婚(60年目)と続きます。
という事で、ささやかに “王将” へ昼ご飯を食べに行って来ました。
ロマンチックムードは有りませんが、私たちはこれでいいのです(笑。

 ひげはチャンポン麺、妻はチャーハン定食、プラス酢豚を注文しました。
妻は胃の手術をしているので、多くは食べられません。 2/3はひげが食すはめに…(汗。
減量宣言をしているのに、これじゃぁ体重は減りませんなぁ(笑。


 今日の花は “北国に春を告げる花” 「マンサク(満作)」 です。

「マンサク」 の名は、春に先駆け “まず咲く花” → “まんず咲く” が転訛して
「マンサク」 になったと云う説があります。 
また、あの縮れた様な花びらが “豊年踊り” を踊っている様に見えるところから、
豊年満作にかけて 「満作」 と名付けられたと云う説もあります。


最初の3枚の写真は 「アカバナマンサク(赤花満作)」 です。 
黄色い普通の黄色い “マンサク” より少し遅れて咲き始めるようです。 
日本の “マンサク” と “支那マンサク” が交配したものとか、“丸葉マンサク” の
変種とも云われています。 太平洋側に “黄色い満作” が多く、
日本海側の寒冷地に “赤い満作” が多いと云われています。




4・5枚目の写真は普通に見掛ける黄色い花の 「シナマンサク(支那満作)」です。 
花が咲くまで古い葉が残っている事が多いのが特徴です。




6・7枚目の 「マンサク」 は上の2種の中間の様な花色、オレンジ色をしていますね。 
名札が無く、断言出来ませんが 「ニシキマンサク(錦満作)」 だと思います。





8・9枚目の 「マンサク」 花弁の短いタイプです。
「マンサク」 も色々会いますね。


それにしても不思議な花形ですね。 花弁の数は4枚ですが、細く切った紙テープが
もつれ合ってモジャモジャっと…。  
私には障子などのホコリを掃う “ハタキ” か、神主さんがお祓いをする時に使う
“紙垂(しで)” のように見えるのですが…(笑。
“短冊”とか、“金糸卵” に例える方もおられました。  
余談ですが、“ハタキ” は見掛けなくなりましたねぇ。
昔は使わなくなったストッキングなどを切り裂いて作ったものですが。 
結婚してから私の家に “ハタキ” が有った事は無いような… 


それにしても、この花がどのように蕾の内に納まっているのか… ちょっと気になりますね(笑。
最後の2枚の写真で分るでしょうか。 内側にクルクルと巻いた形で納まっていたんですね。


 「ひげ爺の子供見守り隊日誌」  6,076歩 4.3km 1時間15分
今日の見守りは2時半(1~3年生)と3時半の2回。 3時から見守って来ました。
3年生の女の子たちが帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~、おっちゃんあんなぁ…」
「おう、どうしたい?」 「今日、オーディションを受けた」
「ほう、何のオーディション?」 「6年生とのお別れ会で送る言葉を言うねんなぁ」
「おうおう」 「何十人の希望者の中から5人選ばれるねん」
※卒業式に出るのは卒業する6年生とその父兄と5年生だけです。
なので、1~4年生は卒業式の前に、各学年ごとに6年生とのお別れ会を開くのです。

「ほいで、どんなテストをやったん? ちょっとやってみてくれや」
「ええよ “お兄さん、お姉さん、ご卒業おめでとうございます” みたいな」(笑。
※送る言葉を5分割して、5人でパートを決め、繋げて言うらしいです。
「なるほど、滑舌が良うて、大きな声の子でなけりゃイケンけぇのう」
「そやねん、でもうちオーディションの時、声が小さかってん」
「ありゃりゃ、そりゃぁイケン。 で結果発表はいつや?」 「あした」
「ほうか、まぁ楽しみに待っとこうや。 結果が分ったらまた教えてくれ」 「うん」


 先日の参加した “小学校文化祭” で見た6年生が描いた絵です。


昨日の歩数     8,120歩=5.7km (子供見守り隊+ちょい散歩)
今日の歩数     6,076歩 (送る言葉オーディション子供見守り)
今月の歩数   244,040歩= 170.8km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   477,934歩= 334.6km

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「クロッカス」 アヤメ科 

2019-02-25 20:05:02 | 日記
         「クロッカス」 アヤメ科 ☆2月24日の誕生花☆
     花言葉は… 青春の喜び・あなたを信じています・じれったい



 今朝の最低気温は午前5時の4.5℃。  最高気温は午後1時の15.5℃。
今日も良いお天気で大きく青空が広がりました。 このお晴天、明後日までは続くそうです。 

  《朝散歩… 久米田池周辺 10.1㎞ 14,441歩 2時間45分》
散歩に出た9時の気温は9.0℃。 帰る頃は15℃。
いや~15℃ってこんなに暖か(暑い)かったですかねぇ。
ラジオからは “3月下旬、桜の咲き始める頃の気温” と言っていました。
歩き出してすぐに上着を脱ぎ、丸めて腰に巻いて歩きました。


もしかしてと思い、桃畑の下を探すと ♪つく~しの子がはず~かしげに 
顔を出していました。 ♪も~うすぐ は~るですねぇ(笑。
軽く汗を掻き、自販機でお茶を買って飲みました。
帰宅後、頭髪と顎鬚をバリカンでグルリンパ、春仕様の顔になりました(笑。


 今日の花は “リサイクル公園” 他で撮った 「クロッカス」 です。





草丈も低く、葉も細く量も少ないですね。 その割りには大きな花を咲かせます。
花期が短いので、タイミングが合わなければなかなか見る事が出来ません。
私の子供の頃は、もっとあちこちで見掛けた気がするのですが、
最近はあまり見掛けなくなりました。 花の持ちが悪いせいかも知れませんね。
ヨーロッパでは春を告げる花の筆頭として、昔から親しまれている花だそうです。






同じ仲間で、薬用にもされる秋咲きの物を “サフラン” と云い、
春咲くこの花を 「クロッカス」 と呼び分けているようです。 
別名を 「春サフラン」 とか 「花サフラン」 とも呼ばれます。






「クロッカス」 の名は、ギリシャ語の “croke(糸)” が語源だそうで、
蕊が糸のように長く伸びるところから来ているのだとか。 
松葉のような葉に白い筋が入るのが特徴です。 
原産地は地中海沿岸~西アジアで、この野生種がオランダで品質改良されて、
日本へは明治時代の初期に渡来したそうです。 


 「クロッカス」 のギリシャ神話…  【伝令の神ヘルメスは、ある冬の晴れた日、
美しい婚約者のクロッカスとソリ遊びをしていました。 
やがて日が沈み急いで帰ろうとクロッカスをソリに乗せ、ヘルメスが乗ろうとした瞬間に
強い風が吹き、クロッカスだけを乗せたソリが動き出し、谷底めがけて滑り落ちて行きました。 
ヘルメスは急いで追いかけましたが追いつけません。
やっと谷底でクロッカスを探し出した時には、既にクロッカスは息絶えていました。 
そして 次の冬、諦めきれないヘルメスは愛しいクロッカスの死んだ谷に行きました。 
するとクロッカスの流した血が、美しい花に変わっていたのです。 
ヘルメスは二人の愛の証として、この花に 「クロッカス」 の名を付けたという事です】


 先日の参加した “小学校文化祭” で見たシューズの絵です。

6年生はもうすぐ卒業という事で、自画像を描いたり、6年間背負ったランドセルや
通学に履いたシューズなどを描いて、思い出にしようという作品が多かったですね。
ひげが小学校の頃のシューズは “ズック” とか “運動靴” と呼んでいて、
白一色でしたが、最近はカラフルになりましたねぇ。
小学校の時は足の甲の部分がゴムバンドでした。 
貧乏だったので親指の部分が破れるまで履いていました。
中学生になって紐で編む靴を買ってもらって、嬉しかったなぁ。
ちょっと大人になった気分でした(笑。
高校の通学は革靴でした。 靴底に金属の鋲を打って、靴底が減らないように… 
わざとコツコツコツと音を鳴らして歩いていました(笑。


今日の歩数    14,441歩 (♪もうすぐ春ですね~朝散歩)
今月の歩数   229,844歩= 160.9km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   463,738歩= 324.6km
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「フクジュソウ(福寿草)」 キンポウゲ科 

2019-02-24 17:42:04 | 日記
    「フクジュソウ(福寿草)」 キンポウゲ科 ☆1月1日の誕生花☆
       花言葉は… 祝福・幸福を招く・永久の幸福・思い出



 今朝の最低気温は午前6時の3.0℃。  最高気温は午後3時の12.5℃。
今日は終日良く晴れましたが、真っ青な空ではなく霞がかった空でした。
風も無く穏やかな一日。 日差しが有って気温が10℃を越えると暖かく感じますね。


  《朝散歩… 花の文化園 3.1㎞ 4,417歩 2時間》
皆さんが 「福寿草」 をアップされていますが、当地はここ数日曇り空。
この花は日差しが無ければ開かないんですよね。 今日は待ちに待った絶好の撮影日和。 
近大病院周辺のお宅に 「福寿草」 を地植えにされているお宅が有ります。
妻は9年前、大きな手術をしました。 それからの5年間、3ヶ月に1度、
検査の為に病院に通っていたのです。 
車で妻を病院まで送り、検査結果が出るまでの間、付近を散歩していて、
たまたま 「福寿草」 を見つけたのです。


庭一面の 「福寿草」… この辺りでも(北国でなくても)こんなに咲かせる事が出来るんですね。
今はもう妻は無罪放免され、病院に通う事は無いのですが、この時期だけは
「福寿草」 を撮りに行っています。 


 今日の花は 「フクジュソウ(福寿草)」 です。 春を告げる代表的な花ですね。





旧暦のお正月頃に咲き始めるので、別名 「ガンジツソウ(元日草)」 とも
「ツイタチソウ(朔日草)」 とも呼ばれています。 
誕生花の日にち(1月1日)も花言葉も、とにかくめでたい花ですね(笑。
花弁で日光を集め、その熱で虫を誘っていると云われています(花の中心は暖かそうですね。




 国立研究開発法人・森林総合研究所によると… 【フクジュソウは、花、茎と葉を含めた
地上部全体が、太陽の動きに合わせて回転する性質(向日性)をもっています。
また、夜間や曇りの日には花弁が閉じており、太陽が顔をだし気温が上昇してくると
花弁を開きはじめます。 このように花の向きを変えてパラボラアンテナのような花弁で
太陽光を真正面から浴び、熱を集めることによって、花の内部の温度を外気温より
6℃近くも高めることを可能にしています。
温かい花の内部では、花粉の発芽や花粉管の伸長、種子の成長が促進され、
結実成功率が高まることが知られています】 …と書かれています。


 光や温度に敏感で、昼間でも日光が遮られると数分で花を閉じるのだそうです。 
寒い時期に咲くので、花の温度を下げないように工夫しているのだとか。 
原産地は日本で、他に朝鮮、中国、シベリアに分布しているそうです。


 アイヌに伝わるお話…
【“雷神カンナカムイ”の末娘 “クナウ” は美しい霧の女神でした。
父であるカンナカムイは、愛娘のクナウが大地の支配者である “もぐらの神ホイヌ” と
結婚する事を望んでいましたが、当のクナウはネズミを追いかけるもぐらの神が
嫌いでした。 
もぐらの神と結婚したくなかったクナウは、隙を見て結婚式の会場から逃げ出して、
草の中に隠れました。 しかし、父ともぐらの神に見つけられてしまい、罰として
クナウは1輪の花に変えられてしまいました。


 この花が福寿草(アイヌでは福寿草をクナウと言います)です。
クナウは天にいる父の姿を見たくなると、もぐらの神がいない時を見計らって
雪の間から顔を出し天を仰ぎました。 
アイヌの人達は、 「福寿草はクナウの生まれ変わりだから美しい」、
「親の決めた縁談にそむくと神の罰を受ける」 などと子供達に教えたそうです】


 “クナウ(福寿草)” は “クナウノンノ” とも呼ばれ、アイヌ語で “ノンノ” は
「花」 の意味です。 可愛いもの、美しいもの、愛しいものも指すのだとか。 
千歳地方では子供に花を見せながら、幼児語で 「ノンノ、ノンノ」 と言ったそうです。
女性向けのファッション雑誌に 「non-no(ノンノ)」 が有りますが、
この “ノンノ” という言葉が語源なのだそうです。


 先日の参加した “小学校文化祭” で見た廊下に貼り出されていた書初めです。

皆んな上手に書いていますね。 我自治会には書道教室が有り、他の地域からも
多くの子供達が習いに来ているんですよ。

今日の歩数     4,417歩 (福寿草を撮りに狭山市へ朝散歩)
今月の歩数   215,403歩= 150.3km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   449,297歩= 314.3km
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「マメグンバイナズナ(豆軍配薺)」 アブラナ科 

2019-02-23 17:52:04 | 日記
       「マメグンバイナズナ(豆軍配薺)」 アブラナ科 
            花言葉は… 応援・頑張って



 今朝の最低気温は午前7時の7.0℃。  最高気温は午後2時の12.4℃。
午前中は曇りがちのお天気でしたが、午後には青空が広がりました。
北寄りの風が強く吹き、気温のわりに、日差しのわりに寒く感じる一日でした。


 朝起きて2階の窓を開けると “ピ~ カカッテコイ” と小鳥の鳴き声。
多分 “ウグイス” の鳴き声だと思うんですが、良く分らないんですよねぇ。
“カカッテコイ” が “かかってこい” と挑発されているようで、気になる鳴き声です(笑。
昨年も聞いた鳴き声です。 “ホ~ ホケキョ” と鳴けない不器用なウグイスなのか、
それとも他の種類の鳥なのか? “かかってこい” なんて、生意気な鳥だぁ (笑。


  《朝散歩… リサイクル公園 3.5㎞ 4,948歩 1時間30分》
今朝は曇り空を承知で “リサイクル公園” の “枝垂れ梅” の様子を見て来ました。
満開はまだ1週間~10日後かなぁ。 全体では2分咲きといったところでした。
それでも沢山の方が来ていて、写真に収めておられました。
もう少し日差しが有ったら… 少し可哀そうでしたねぇ。


 今日の花は 「マメグンバイナズナ(豆軍配薺)」 です。





昨日紹介した “ナズナ(薺)・ペンペン草” のように、どこでも見掛ける花ではなく、
ひげの散歩エリアでは数ヵ所でしか見掛けません。
見掛けても取り立てて美しい訳でも無く、珍しい訳でも無く… という事で、
見過ごしてきた花です。 
今日は昨日紹介した “ナズナ(薺)・ペンペン草” との比較として、取り上げてみました。






昨日アップした “ナズナ(薺)・ペンペン草” の小型版みたいで、良く似ています。
ただ、花付きや種付きが密で、茎全体が筒のように見えます。
“ナズナ” は畑などで威張って咲いていますが、
ひげが見掛ける 「マメグンバイナズナ」 は歩道のコンクリートブロックの
継ぎ目などで見る事が多いです。
花期は初夏と紹介されていますが、ほぼ一年中見掛ける植物です。

「マメグンバイナズナ」 の名前は小型の “グンバイナズナ” から “マメ(豆)。
「…グンバイナズナ」 は果実が相撲で使う “軍配” の形に似ていることから。



昨日の “ナズナ” はハート(三角)型をしていますが、これは丸い型ですね。
原産地は北アメリカ(バージニア州辺り)で、明治43年頃、神戸で採取されたという
記録がある事から 「コウベナズナ(神戸薺)」 とも呼ばれるそうです。
そのアメリカでは果実が丸い事からが "Field Penny-cress"…
“野に咲く硬貨のアブラナ” と言うそうです。


 昨日の参加した “小学校文化祭” で見た6年生の教室に貼られていた絵です。

毎年、卒業式の前日には、ランドセルに友達から “いつまでも友達でいようね” みたいな
寄せ書きが書かれます。 昨年、なにも書いていない子がいて 「どうして?」 と聞くと、
「オークションに出す」 と言われて驚いた覚えが有ります。

最近では “ランドセルのリメイク” もちょっとしたブームだとか。
【最近のランドセルは耐久性も高いため、素材自体はまだまだ使えるます。
ランドセルを革素材として使い、バッグや財布、キーホルダーなどの革小物に
リメイクして、形を変えてずっと使い続けることができます】 …だそうですよ。


そう言えば、以前テレビでランドセルのミニチュアを作っているのを見掛けました。
思い出として残すには良いですね。 で、値段は? 8800円だそうです(微妙・汗。 
 

今日の歩数     4,948歩 (枝垂れ梅の様子を見に・朝散歩)
今月の歩数   210,986歩= 147.7km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   444,880歩= 311.4km
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