人外花境

暇人の何でも自然観察日記

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屋久島の滝巡り

2010年04月25日 | 島旅:屋久島・口永良部島

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近所の空き地にツクシが顔を出してきた。それなりに春はやって来ているようです。

バカ人間は単純だから滝が好きなんです。

一周道路沿いに有る観光地化された滝を巡ってきました。

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まずは島の西部に有る大川の滝、と書いて「おおこのたき」と読みます。

屋久島は薩摩文化圏に属しますから、江戸時代は外国みたいなもので文字も言葉も理解不能。

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正面から見た大川の滝、雨は降るは水煙は上がるはでこれ以上近づけませんでした。

落差といい水量といい、かなり迫力の有る滝です。

黒い岩石はホルンフェルス、中段から上部の白っぽい岩石は優白色花崗岩の岩脈。

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島の南部に有る千尋滝、「せんじんだき」ではありません「せんぴろのたき」と読みます。

花崗岩の一枚岩を削り込んだ峡谷に出来た滝で、全体のロケーションがすばらしい。

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谷底へ降りる道が閉鎖されて近づけませんでしたが、側で観ればかなり迫力有ると思うよ。

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千尋滝のある鯛之川が海へそそぐ河口部に出来たトローキの滝。

トローキとは、轟が島言葉でなまったものとか。

背後の岩峰はモッチョム岳(940m)、漢字で書けば「本冨岳」である。

とどろき→トローキ、もととむ→モッチョム 島言葉ではこうなってしまうのだろう。

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滝壺ではありません、海へ直接落下しています。岩盤は接触変成岩となった付加体の泥岩です。

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千尋滝のちょい東側に有る竜神の滝です。特に展望所など作られていないので橋の上から撮りました。

橋の下で二段三段に成っている様で、水量も多く全体としてはかなりのスケールの滝です。


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