い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

七十六歩

2017-05-09 | 道しるべ

記憶起き 夢の狭間で 目を閉じる

時間は
悲しみを包んで
背中を押してくれる

思い出と言う宝箱の鍵は
自分が持っている

微睡みの中
新しい陽射しに起こされて
開いてしまった記憶

今はまだ
寝たふりをして
鍵を閉めた