７２歳の夫の元気と熱中症になっているらしい一人暮らしの友人

夫は一昨日、昨日と糸魚川、福井市、敦賀市に出張した。

この暑さのさなかにそれだけでもお疲れ様なのに、今日の午後はシニアカレッジの講座の人達に会うと出かけた。そして、夜はマレーシアに旅立つ。

どうしてこんなに元気なのだろう？と不思議である。

本当は、現在超多忙なので、旅行どころではないのだが、行かないと旅行費用がふいになるので行くのだ。

私なら旅行費用がふいになっても行くのをやめると思う。

それを貫徹するところが、夫の偉さであるが、しかし、健康であるから貫徹できるともいえる。

昨日は、女性ながら某国立大学の名誉教授をされている方からメールがあって、現在、熱中症になって食事がとれなくなっていると。

ショートステイはいっぱいで頼めないらしいし病院もいっぱいで入院できないと言われたそう。

食べられなくて痩せ細ってしまっているとも書かれてあった。

夫が旅行に出ないのだったら、夫に頼んで住まいまで行って差し入れをしてあげるか、我が家に連れてきて泊まらせてあげるかできるのであるが、車の運転のできない私では無理だ。

それで、「電車で我が家までくることができるなら来てください。それなら、食事も私が自分の分を作るついでに食べていただけるから」と返信した。

すると「近くに、頼めば”おかゆ”やジュースを作ってくれる喫茶店があるのですが、その店まで行く元気もありません」と。

一人暮らしはこういうとき困る。

日ごろきちんと食事をとっていないことも、熱中症の遠因かもしれない。

明日は早朝の涼しい時間帯に京都まで行って、差し入れしてあげるしかないか。

神様、明日は一日、いえ一日とは言いません。午前中だけでも涼しくしてください。

　　熱中症なりしとメールありたれば明日は行かむか朝いちばんに

　　学問に秀でし人は家事できず寝込めばすなはち絶食となる