あ～あ、決まってしまったのですね

天皇譲位特例法が。

反対していた国民も、かなりいたと思うのですが、残念です。

今更言っても仕方ないですが、なぜ、なぜ、なぜ？？？

まだまだお元気であられるし、仮にご病気になられても、皇太子殿下が摂政をなさればいいだけのことでしたのに・・・。

大正天皇のときは昭和天皇が、昭和天皇のときは現天皇が摂政されていたという事実もありましたのに・・・。

と、申し上げる私も、その仕組みを知ったのは、割合最近のことでした。

多くの国民は、かつての私のように、深く考えずに、または知らなくて、黙っているのではないでしょうか。

今回の、この譲位が、悪い過去の例とならないよう、祈るばかりです。

　　成立をすればすなはち実行にいたる生前譲位特例法は　　biko

　　国民のために存続する皇位皇族のための皇位ならずも　　biko

　　譲られる皇位は祭祀するための御位（みくらい）にしてゆるがすなかれ　　biko

警察官も人間だから

職業としては人を守る仕事ではありますが、個人的にはいろいろあるでしょう。

人間の憎悪の気持ちは、職業が警官だから、学校の先生だから、医師だから、とかいうのは関係ないと思います。

どんな職業の人であっても人を殺めることはよくないことです。

が、個人的な事情でどうにもならないときもあるかもしれません。

別に殺人を容認するわけではありませんが、人を愛する気持ち、またそれが裏返って憎む気持ちをもつことは、他の人間はどうすることもできません。

私は短歌をやっていますが、短歌も文学の端くれであれば、殺人を犯した人だけが悪いというような単純な決めつけはしたくないと思います。
　　
これは今回の事件のことを言っているのではありませんが、人が人を殺した事件があったとき、ただ単純に殺したほうが悪い、殺された人は可哀そうだとはいえない事情も考慮する必要があるということです。

法的には殺した人間が裁かれますが、しかし、例えば、ひどいいじめを受けていて、我慢できずに殺したとかいう事情があったとすれば、これは神様が裁かれたときは必ずしも殺した人だけを悪人と決めつけることはなさらないと思うのです。

ですから、ニュースを見ても、聞いても、単純に判断してはいけないと思っています。

　　感情のある人間のすることを汝（な）は簡単に裁くな人よ　　biko