にゃんこさんの日記

日々、感じたこと、考えたこと。

安倍晋三と言う人

2014-07-15 22:02:42 | 日記
7/14,15 衆議院と参議院の予算委員会で、それぞれ集団的自衛権の閣議決定に関する質疑があった。

両方とも、NHKで放映されていたので、半分近く家で観ていた。

いつものように、自民党と公明党の与党から始まり、民主党以下野党が質問する。

そして、いつものように、安倍総理は出ずっぱりで答弁しているのだが、与党に対するのと、野党に対するのでは、態度がガラリと異なる。

与党の時は、にこやかで丁寧だが、野党に対する時は、早口で声が荒くなり、しきりに「丁寧に説明しているんだから、静かにしてください」と、神経質に畳み掛ける。

反対に、野党の質問者が論じているときに、総理が脇から茶々を入れたこともあり、これには野党から相当野次が飛んだ。

また、目立つのが、同じことを繰り返し、質問者の問いにまともに答えないこと。

時間稼ぎをしているのか、発言の引き出しが無いのか、はたまた失言や秘密にしておきたいこと、公にしたくないことを喋らないために、決まり切ったことしか言わないことにしているのかも知れない。

ともかく、こんな焦点ずらしの総理の答弁の為に、衆参合わせて2日間しか無い、

集団的自衛権の閣議決定と言う、国民にとって大変重要な問題が、ますますあやふやになり、国民にとって解りにくくなってしまったことは否めない。

この安倍晋三と言う人。
今もって分からない、理解出来ない。

人の質問に対して、キチンと向き合って答えないとは、コミュニケーション力失格だ。

しかも、そのために、多額の税金が使われている国会の中身が、殆んど空疎なものになっているのは、大問題ではないか?

この2日間、国民が聴いていて明らかになったことは、殆んど無い。
むしろ、答弁が二転三転して、辻褄が合わなくなり、却って混乱した部分がある。

この総理。国会や国民と向き合うのを避けているのでは、と思ってしまう。

第1次安倍内閣の時に、散々苦労したので、守りが鉄壁になったのか?

しかし、それでも人の質問にキチンと答えることは、社会人として必要最小限のマナーではないか?

安倍総理が質疑を聴いているとき、特に野党の時、明らかに不機嫌な表情をする。

答弁に立つときは、体裁は整えるが、相変わらず同じことの繰り返し。

7/15の朝日新聞には、民主党の岡田克也氏が、安倍総理のこうした態度に業を煮やし、「上から目線で、国民をバカにしている」、と発言されたようだが、私も同感だ。

それと同時に、安倍総理は、対等に議論をする自信に乏しい小心者で、イエスマンとは機嫌良く付き合うが、自分と意見の異なる相手とは、怖くて向き合いたくないのだ。

だから、自分に好意的な人を集めて、お友達内閣を作ったり、津川雅彦氏や金美齢氏など、お気に入りの芸能人を集めて「励ます会」で支援して貰ったり。

多分、自分と相容れない人とは、やっていけない、ケツの穴の小さな輩なのだ。

それでも、菅官房長官は、安倍総理の全てが大好き、と言うし、津川雅彦氏も、盲目的に安倍氏を支持している。

個人的に付き合えば、悪い人では無いのかもしれない。

しかし、一国の総理。大きなことを言う割りには、言葉が上滑りして軽く、説得力がない。

安倍総理のあの調子では、どこまでいっても、集団的自衛権についての憲法の解釈変更について、国民は納得出来そうもない。

せっかちで、落ち着いた国政を運用出来なければ、自己破綻するのではないですか?

まず、国民目線になってください。
お坊っちゃま、お気を確かに(^^;

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