我が地区の公民館
(近年は、コミュニティーセンター=通称「コミセン」と、呼称が変わった。お年寄りには、言い辛いのに何故?)
が主催する「花とみどりの教室」の番外編として、竹筒の中に花の寄せ植えをする会が行われた。
竹筒は、公民館の応援団のようなボランティアのおじさま方が、近辺の竹を切り出して、底に水抜の穴まで付けて作って下さったらしい。
今回は、地区内外から、50名ほどの参加者。雨も降っていたので、ホールにブルーシートを敷いて、土足のまま参加。
竹筒もそれぞれ少しずつ形や大きさが違うし、その横に用意された二種類ずつの花も、色も種類もまちまち。
友人のI さんは、「竹筒はこれが良いけど、花はあれが良いし…」と、好みを顕にするものの、どの鉢になるかは、今回はくじで決めることになった。
私達は、決まった物を粛々と植え込んで、あっと言う間に終わった。
今回は、いつもセールスがてら指導してくれる、園芸店の奥さんも居なかったし、4月からの畑の整備を皆でやる予定も、雨で中止。
4月の中旬に次回の教室が始まるまでに、石拾いや肥料の埋め込みなど、都合の良い日に、作業しに来てくれ、とのこと。
今度は、やはり竹筒の中に花を植え込んだり、畑で花を作ったりするらしい。
面白かったのは、応援団のおじさまが、スコップで土を入れて振るうと、石だけ残る、石振るい機?を作って来て、皆の前で使い方を説明して下さった。
実にのんびりとほのぼのとした、風景。他にも、知らない人と言葉を交わしたり、おじさま方が気軽に声を掛けて下さったり、
ああ、やはりここは、田園地帯で長閑な地元なんだ、とホッコリとした心持ちになった。
近くの温泉に急行すると言うI さんを見送り、私は帰るなり竹筒の寄せ植えに水をやった。
昨秋に同じ園芸教室で植えた寄せ植えも、液肥を時々やっているせいか、枯れた花もある一方、パンジーの復活やチューリップの成長などもあり、まだまだ楽しめる。
たった二つの鉢植えだけど、あると嬉しく、大切にしたくなる。
私もそろそろ、お花を楽しむことに、目覚めて来たのかな?
4月からの園芸教室、頑張ろう!