にゃんこさんの日記

日々、感じたこと、考えたこと。

パステル画入門

2017-11-29 20:43:22 | 日記


10月から、月1回、3月までの予定で「パステル画入門」講座に行っている。

そもそも、パステル画自体どういうものか、知識は乏しく、ぼんやりと「色鉛筆で描くのかなぁ?」と思っていたら、受講申し込みの時、受付の人が「色付けのチョークのようなもの」のセットを示して、「これを使って描くのです」と、教えて貰った。

前回は、初めての人と、継続の受講者と分かれ、
私達はイロハから教えて貰った。



ハガキサイズのカードをカッター台に置いて、四隅をセロテープで留める。

ざらざらした方を上にして、白かベージュのパステルを「カッターで削って粉にしたもの」を、指かコットンで塗り、下地を作る。

塗りたい色を粉にして、伸ばしていく。

練り消しか消しゴムで、柄を付ける。


大まかには、こう言った感じで、若くてスラリとした女性の先生は、「適当に、思うままにやっていいのよ」と優しく仰る。

私の最初の作品。

丸を塗ったあと、加工しただけだが、色を加えたり消しゴムで消して、何とか拙い作品となった。

前回は他にも、次の2枚。



これらは、先生のお手本を見て描いた。

今回は、「型紙」を使って描く、がテーマで、季節柄クリスマスの絵などをお手本に示された。

私が選んだのは、冒頭の一枚。
型紙を取ること、使い方に手間取った。
光やクリスマスツリーの飾りは、塗ったあとに消しゴムで消すのだが、型定規を使ったり紙で挟んだ隙間に練り消しを当てるなど、分からないことは、どんどん先生に聞いて教わった。

今日1日で、パステル画のテクニックの一部を知った気がした。
時間があったので、もう1枚描いた。


本当は、「練り消しがうまく使えず、失敗だ!」と思っていたが、型紙や型定規で、光や泡を描いたら、何だかサマになり、先生が色止めのスプレーを掛けてくださると、向きが変わっていて、その方が良く思えてきた。


私の習っている「パステル画」は、お手本のある「塗り絵」のようだ。お手本を参考にしながら、自分の中で如何様にも変えられる。
自由自在だ。

先生は前回、今までの受講者で出来なかった人は一人も居なかったので、自信を持って下さい、と言われた。

初心者の周りの人の作品を見ても、それぞれ綺麗で素晴らしい。

主催会館の担当者によると、来年2月に受講者の作品を展示するので、頑張って創って下さい、とのこと。

毎月1回、地道に技を身に付けて、パステル画を楽しみたい。


魚の捌き方講習

2017-11-25 20:29:37 | 日記


私の住む街は、市民向けのスポーツや文化活動に、結構熱心で、

4月始まりだけでなく、10月始まりの各種講座をたくさん用意し、案内してくれた。

その中で私は、1回きり講座の「魚の捌き方講習」と「キムチの漬け方講習」、さらに10月から月1の「パステル画講習」を申し込んだ。

「パステル画講習」は、すでに1回受講し、とても楽しかったが、ブログに出来ぬまま、次の講習が迫ってきている。

さて、先日受講した「魚の捌き方講習」。

この日は、お昼からNHK FMで「今日は1日小田和正三昧」をやっていて、その途中での参加になるので、もう1回3月にある機会に変更しようと思ったが、

これから、冬のお魚が美味しくなる季節。
生協の鮮魚パックを注文して、生魚など捌いてみたいと思い、
ラジオの方は、ICレコーダーの録音に委ねて行ってきた。

コミュニティセンターの和室に男性3人を含む10人余りが集まった。どこでやるのかな?と思っていたら、和室のふすまを開けると調理室が登場し、

30代くらいの、メチャイケメン先生🤣
近くの料理屋さんの若旦那?のようだが、実は私の町内の奥さんの実家で甥御さん。近所の奥さんも可愛らしい顔をしているが、良く似ている。

「何でも、先生を掴まえて、聞いて下さいね」と、係りの人が言うが、イケメン過ぎて、ちょっと照れ臭い⁉️


講習は、サバを捌くこと。
私は今まで、我流で何回もサバを捌いてきたが、やはりモノは習ってみるものである。

プロの板前の先生の包丁捌きは鮮やかで、「そうやるんだ~🤓」と言う点が幾つかあった。

頭の取り方も、ヒレの下で1回、お腹を立ててヒレの真ん中で1回、裏返してまたヒレの下で包丁を入れて、頭を引っ張ると、内臓ごとスッポリと取れる‼️

3枚に下ろす時も、「腹」「背」、裏返して「背」「腹」と包丁を入れる。刃先を使って何回も、中骨の上に包丁を入れて下ろしていく。

私が、尻尾から一気に頭に向かって下ろさないんですか?と聞くと、それぞれ料理人のやり方があり、自分はそれはやらないと言う(カッコいい💖)

下ろし方を教わって、私もそのやり方で3枚に下ろしてみた(上の写真)

一枚下ろして、ひっくり返した時のもう一枚の身が綺麗に下ろせない。

次は、先生が「サバ寿司」と「シメサバ」の作り方を実演してくれた。先生は、箱寿司の全国大会で金賞を取った実力者らしい。

写真の真上に小さく写っているのが、先生のサバ寿司。
ちょうどお手洗いに行ったあと、慌てて頬張ったが、めっちゃ美味しかった👏

サバの〆方、寿司飯をお餅のようにこねて、棒状にし、肉厚のサバを巧みな包丁捌きで薄くして巻き簾に載せた上に、見事に置いていく。

最後に、とろろ昆布を削ったあとの芯を甘酢に漬けた昆布を載せる。こんな昆布、手に入らないだろう⁉️と思い、先生に作って貰った一切れのサバ寿司の味を噛み締めた。

いや、先生の料理屋は、近くなのだから、食べには行ける🙌
町内の会合では、メンバーの奥さんの実家と言うことで、その料理屋からお弁当を取ることが多く、夫の残り物を食べることはあったが、

そうだ‼️サバ寿司を食べに行こう、と思った🤗

先生は、〆サバの刺身も作ってくれた。



刺身は食べてないが、とにかくその日のサバは、不漁の中手に入れたと言う、立派なもので、魚だけの材料費で2,000円だった😮

自分達が捌いたサバは、持って帰ったが、片身は塩焼きで絶品⤴️
もう片身は、先生の教えに従い、〆てみたが、
砂糖で半日、塩で一晩、酢(昆布出汁の素入り)で50分、が
砂糖で〆過ぎて、ちょっと失敗。

刺身の好きな夫は全部食べてくれたが、ちょっと塩の味がきつかったかな?臭みは無かったけど。けど、塩はきつめで良いとのことだったので。

あと、はらわたを取って水洗いをするとき、竹の束ねた「ささら」(上の写真右上)で、腹の奥の血を取ったことが目新しかった。


とにかく、何でも「習う」ことには、新しい発見がある。
次の「パステル画講習」「キムチの漬け方講習」、頑張って行こう🎵

柿、カキ、かき😗

2017-11-14 23:21:24 | 日記


秋は、柿の季節。

こちらでは、他所の家のあちこちに、柿が生っているが、

甘柿か渋柿かも分からず、やたらと「譲ってくれ」とも言えない。

いつも良くしてくれる、隣の奥さんから、地なりの柿を貰った。
表面は、少し汚れており、種もあるが、固めで瑞みずしい。

写真の、下の方が貰い物。

一方、実は私は「種無し派」。種があると、十分に美味しさを味わえない。

スーパーで種無し柿を買って、冷蔵庫で暫く熟成させて、表面が少し「トロトロ」になりかけなのを、一気に食べるのが好き⤴️

しかも、家族は、それほど柿が好きでないので、冷蔵庫で冷えたのを、家事の合間のおやつがわりに、一気に食べるのが楽しみ❤️

この頃、スーパーでは、「次郎柿」など出ているが、種ありは敬遠している。


夏はスイカ、秋は柿、これからは🍊、ミカンが終われば、いよかん、甘夏などの柑橘類🍋

喉が渇きやすいので、合間合間に口のなかを潤すものを求めている。

生協のミニカップゼリーで済ますこともある。

もちろん、麦茶や水、煎茶や健康茶、黒豆茶、紅茶やコーヒーなど、カロリーゼロの飲料も組み合わせている。

しかし、旬の果物を味わうこと、これが一番「旨い🙌」

「死にたい」と思わないように…

2017-11-12 00:30:40 | 日記



神奈川県座間市で、若い男女が多数犠牲になった事件。

SNS で自殺願望を語っていた方を狙った犯行だと言うことで、政府やマスコミからは、

SNS の規制
相談体制の再考 等々

今後の予防策について言われ始めているが、
「自殺したい」と思いたくなる「時代の背景」について語ってくれる人は、今のところいない。

「自ら死を選ぶ」ことは、古今東西、時代を超えて行われて来ており、個人的な事情も様々で、それを一括りに時代のせいにするのは、無理なことなのかも知れない。

しかし、少なくとも、「生きる希望や意欲」があれば、「自らの命を断つ」ことには、繋がらないのではないか?

犠牲になった方々が、どのように思っておられたかは、分からない。
ただ、「これ以上、生きて行くのが辛い」と、少なからず思い、加害者に相談してしまったことが、事件の発端ではなかろうか?

ご遺族や周りの方々は、「どうして気付いて、助けてあげられなかったのだろう?」と、悔やんだり自責の念に苛まれておられる方も多いことだろう。

このような中、社会として、政治として、短絡的に
SNS の規制や相談体制の強化だけを、唱えるだけで良いのだろうか?

私は、今回10代・20代の若い方々が犠牲になられたと言うことで、この国に「将来への希望」が乏しかったのでは?と憂慮する。

この国は今、若者に生きる希望を与えられているか?
大人達は、若者に生きる喜びを与えられているか?

スポーツや将棋等の文化的な活躍で注目を集める若者が誉め称えられる一方、普通に生きている、もしくは他人にコンプレックスを抱いている若者が、自信を持って生きられる世の中になっているか?


教育、職場、政治、経済 等々。
この国は、1人1人が自分らしく、胸を張って生きられる社会になっているか?

障害の有無、国籍、性別、出身、学歴、職業、家柄、資産 等々。
平等を唱えられながら、実際は暮らしていく上で不利益を受け、十分な所得を得られないことが多い。

国会議員の2世、3世、世襲議員の多さ。
この国のトップが、社会の底辺の庶民の暮らしを知らないなら、この国の格差は広がり、良くなる筈がない。

生き続けるためには、「生きる意欲と動機」が必要だ。
そのためには、「将来に対する希望」が必要だ。 

「居場所」が必要だ。


もちろん、それは、自分で見付けるものかも知れないが、周囲から刺激を受け、触発されることも多い。

社会全体が、「希望や夢、居場所」のメニューやヒントを若者に提示出来ているか?

一番怖いのは、若者が「虚無感」に支配されてはいないか?と言うことだ。内側が「虚無」なら、生きる意味はない。自ら命を断ちたいと思うきっかけとなってしまう。

「なぜ、生きるのか?」
真面目に考える人ほど、悩んでしまう。



私自身、挫折の連続の20代に、キリスト教信仰に生き甲斐を見出した。
しかし、その後も苦難は続き、一見幸せそうな家庭を持ってからも、徐々に悪化する体調不良に苦しめられている。

しょっちゅう「死にたい」と思うが、高齢の実母より先に死ねないし、キリスト教では自殺すると天国に行けず、葬式も教会でしてもらえないので、思い留まっている。

だから、「生きることは大変」と逆に思う。

でも、若い方々。

自ら死ぬことより、これから何十年も与えられた時間を過ごせる特権を使い、どう生きるか考えて欲しい。

そして、日本国。
上滑りの政策だけでなく、若者が生き生きと暮らせる政策を考え、実行して欲しい‼️


映画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」

2017-11-11 23:43:41 | 日記


待ちに待った、嵐の二宮和也くん主演の映画。

公開前後の番宣が盛んで、殆ど観ていたが、11/3の公開後、落ち着いてから行こうと思っていた。

しかし、千葉の友人から、近くの劇場に二宮くんが舞台挨拶に来ていたとか、

知人の方から、同僚と観に行ったら、
「とても心に染み入る作品だった」と、公開当日のセブンイレブンの景品のニノのクリアファイルを貰ったりするうち、

「行かなきゃ🎵」と思い立ち、例のごとく夫を道連れ?に映画館に向かった。

松潤の「ナラタージュ」を観たばかりで、2週間も経たないうちに行こうと思ったのは、

あるネットニュースで「二宮和也 大コケ🎬」などと、また心無い寸評がなされていたからだ。

確かに、料理の物語は、調理をしない若者などには、余りピンと来ないテーマかもしれない。

しかし、そこに、料理のレシピを巡る、時を超えた人間ドラマがあるとしたら⁉️

時間を超えて受け継がれる、満州国での山形直太朗が残したレシピと、その足跡を辿る、孤高の天才料理人、佐々木充。

児童養護施設で育ち、他人を信じられない佐々木充がレシピを探して行くうちに、山形直太朗の料理に対する姿勢や人間性に出会い、やがて自分の原点に行くつく。

戦前の満州で、陸軍の調理番を務める、西島秀俊さん演じる山形直太朗もチャーミングだし、妻役の宮崎あおいさんも、温かい。ジャニーズJr.の西畑大悟くんも、若者らしい演技。

現代部門の二宮くんは、人間的な欠点を抱えながらも、クールな中に、苦悩を抱える表情が実に良い‼️

二宮くん演じる佐々木充を応援する綾野剛の存在も、ストーリーに深く関わっている。

映画を観て、流れる涙、嗚咽を堪えるのに必死だった。


また、直太朗さんが作ったレシピ集。パンフレットにも紹介されていが、豪華で素晴らしいの一言。



このパンフレットは、保存版。
大日本帝国の見事なレシピが再現され、パンフレットの別冊に掲載されている。

また、映画「おくりびと」で知られる「滝田洋二郎」監督。
情緒溢れる効果を作り出す間合い、しっとりした雰囲気作り。

これは、じっくりと味わう物語。
刺激を求める人達には、物足りないかもしれないが、

映画を観たあと、いつまでも余韻に浸れる映画だ。
まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ劇場でご覧ください🤓