10月から、月1回、3月までの予定で「パステル画入門」講座に行っている。
そもそも、パステル画自体どういうものか、知識は乏しく、ぼんやりと「色鉛筆で描くのかなぁ?」と思っていたら、受講申し込みの時、受付の人が「色付けのチョークのようなもの」のセットを示して、「これを使って描くのです」と、教えて貰った。
前回は、初めての人と、継続の受講者と分かれ、
私達はイロハから教えて貰った。
ハガキサイズのカードをカッター台に置いて、四隅をセロテープで留める。
ざらざらした方を上にして、白かベージュのパステルを「カッターで削って粉にしたもの」を、指かコットンで塗り、下地を作る。
塗りたい色を粉にして、伸ばしていく。
練り消しか消しゴムで、柄を付ける。
大まかには、こう言った感じで、若くてスラリとした女性の先生は、「適当に、思うままにやっていいのよ」と優しく仰る。
私の最初の作品。
丸を塗ったあと、加工しただけだが、色を加えたり消しゴムで消して、何とか拙い作品となった。
前回は他にも、次の2枚。
これらは、先生のお手本を見て描いた。
今回は、「型紙」を使って描く、がテーマで、季節柄クリスマスの絵などをお手本に示された。
私が選んだのは、冒頭の一枚。
型紙を取ること、使い方に手間取った。
光やクリスマスツリーの飾りは、塗ったあとに消しゴムで消すのだが、型定規を使ったり紙で挟んだ隙間に練り消しを当てるなど、分からないことは、どんどん先生に聞いて教わった。
今日1日で、パステル画のテクニックの一部を知った気がした。
時間があったので、もう1枚描いた。
本当は、「練り消しがうまく使えず、失敗だ!」と思っていたが、型紙や型定規で、光や泡を描いたら、何だかサマになり、先生が色止めのスプレーを掛けてくださると、向きが変わっていて、その方が良く思えてきた。
私の習っている「パステル画」は、お手本のある「塗り絵」のようだ。お手本を参考にしながら、自分の中で如何様にも変えられる。
自由自在だ。
先生は前回、今までの受講者で出来なかった人は一人も居なかったので、自信を持って下さい、と言われた。
初心者の周りの人の作品を見ても、それぞれ綺麗で素晴らしい。
主催会館の担当者によると、来年2月に受講者の作品を展示するので、頑張って創って下さい、とのこと。
毎月1回、地道に技を身に付けて、パステル画を楽しみたい。