今日は、うちのキリスト教会主催で、アントニオ古賀さんのコンサートがあり、夫と長男の3人で、久しぶりに守山市に向かった。
夫の車が、新しい車を探している最中で軽の代車だったため、珍しく長男の車で、長男の運転で行った。
長男も、いつもは最寄りの駅までの行き帰りしか車に乗らず、遠出は久し振り。学生時代に使った経路とは言え、遠回りをしたりして、会場に到着したのは、開演ギリギリだった。
教会主催のコンサートは、余りたくさんの人は来ないし、来られてもクリスチャンの人ばかりだったりするが、
今日は違った❗
会場の玄関に着く早々、大津バプテスト教会に居る親友とバッタリ会ったが、年配の女性を連れており、
「立ち見席しか残ってないから、年配の連れの女性を立たせる訳にいかないから、帰るわ。」と、
せっかく大津から来たのに、帰ってしまった。
会場に入ると、5階のホールはすし詰め状態。
私と夫は、最後尾の壁際にくっついて立っていたが、
心優しい⁉️長男は、ドアの外で聴いていたらしい。
うちの牧師は、牧師であると同時に、「吉本の芸人さん」のような大阪弁のおじさんなので、
福音はしっかりと語るけど、その他は何でもあり、の開けたお方。
今回のコンサートも、古賀政夫の「懐かしのメロディ」を中心に、アントニオ古賀さんの歩まれた道、クリスチャンになったきっかけのお話。
また、「酒は涙かため息か」とか「東京ラプソディー」とか、懐かしのメロディを客席とともに歌ったりしているうちに、会場に集まった、約200人の人々が一体となる。
また、アントニオ古賀さんの超絶なギターのテクニックに聴き惚れたり。
さすが、芸歴60年。
離婚や再婚、還暦過ぎてからのお子さんの誕生、
胃ガン、すい臓ガンを経て、
昨年104歳で亡くなられた、聖路加病院名誉院長だった「日野原重明先生」のコンサートを手伝ったのが縁で、教会に集うことになったと言う。
それも、ちょうどクリスマスのディナーショーがキャンセルとなり、家族で「教会のクリスマスに行ってみようか?」の乗りだったのが、
開放的な教会でゴスペルをたくさん歌っているうちに、知らず知らずに涙が出ていた。それがきっかけで、教会でギター演奏するようになり、洗礼に至ったと言う。
私がイエスキリストを受け入れ、洗礼を受けたのも、教会での聖歌隊の賛美を聴いて、涙が止まらず、号泣してからだった。
それまでの辛いこと、苦しかったことが、讃美歌によって受け止められ、癒され、慰められたようだった。
アントニオ古賀さんも、多分、それまでの重荷が神様に負ってもらって、救われたのだろう。
とにかく、今回のコンサート、ユーモアたっぷりの古賀さんのトークと素晴らしいギターと歌唱、みんなで歌う昭和の「懐かしのメロディ」で、とても楽しいひとときだった。
教会員でない、一般の年配の方が多かったが、とても楽しそうだった。
最後は、牧師の要望で、「柔」を全員で合唱と、古賀さんの「富士山」の演奏。
教会の集会で、美空ひばりの「柔」の大合唱で終わる。
やはり、うちの牧師は、ユニークだ。
久し振りの教会は、新しい、面識の無い人も多く、
20年前の設立メンバーの私も、「お客様」のよう。
でも、それが教会の成長なのかも。
それでも、神の家族に加えられていることに感謝⤴️だ🤠