にゃんこさんの日記

日々、感じたこと、考えたこと。

滋賀県の南北問題

2015-02-06 20:48:15 | 日記
2~3日前、関西テレビ(TBS系)の夕方報道番組『VOICE』で西靖キャスターが、「滋賀の南北問題」を取り上げてくれていた。

滋賀県は、琵琶湖を取り囲むような形の県だが、湖南、湖西、湖東、湖北と地域ごとに分けると、

京都まで10分、大阪まで新快速で50分程度の大津を含む草津、守山、野洲の湖南地域は、

京阪神のベッドタウンとして人口増加が続き、子供の数も多い。

湖西は、山科からJR湖西線が走っているが、堅田あたりまでは住宅地化しているものの、堅田以北はJRの本数もまばらで、美しい琵琶湖の風景が楽しめ、湖水浴はできても、人口増加は余り期待出来ない。

その中で、高島市は、頑張ってるようだが、何せ湖西線が高架で、強風が吹くと電車が止まる。福井、石川方面行き特急サンダーバードは、多くが湖西線を通るので、影響を受けている。

また、JR草津線と言う、草津から三重方面に向かう、これまた本数の少ない電車で通勤通学している人達が沢山居り、可哀想。

更に、JR沿線でなく、近江鉄道からJR 沿線まで乗り継がないと、京阪神に出られない地域、我が湖東地域も不便極まりない(°▽°)

大抵は、JRの駅まで車で送って貰うが、車で約30分。

近江鉄道で行くと、20分、片道410円。近江鉄道の駅まで、一時間に一本あるかないかのバスで30分、片道500円前後の運賃。

JRの駅に近いかどうかで、これだけ違う。

更に湖北。新快速は、湖南の草津、野洲止まりがあるが、連絡しているし、米原行きはしばしばある。

更に長浜行きもあるが、問題はその先の余呉、木之本方面の人だろう。

滋賀県の三日月大造知事は、今週1週間、湖北の古民家から県庁に登庁しながら、地元の人達と交流し、地域の問題点を拾って行くと言う。

去年7月、全国をアッと言わせた、自民党候補を破っての当選から半年。

電車や道路交通網など、ハード面が弱いとされる滋賀県。

公共事業のバラマキは自制すべきだが、県内の移動がスムーズに出来るよう、

元国土交通副大臣として、元JR 職員として、その力を発揮して欲しい。

しかし、私の関心は、西武鉄道の関連会社、近江鉄道、バスのこと。

息子の通学の足だけでなく、自家用車を使わない人の足。
でも、何で便数がなく、高いの?

息子の6か月通学定期が、約10万円。3年間で60万円。(;´д`)
本人が、学校生活を満喫しているらしいから良いけど、

近江鉄道の駅も、歴史を感じさせ過ぎる。

まだまだ、壊れそうなものもあるし、その殆どが無人駅。

一番立派な、八日市駅だけど、これだけか?



近江鉄道も、京阪奈構想と言うものを推進し、知事も力を入れているらしいが、完成はいつになるだろう?


地方創生が叫ばれる昨今。全体としては人口増加となっている、今の滋賀県は良いが、湖西、湖東、湖北の交通問題、加えて湖北の産業問題を県全体で考えなければ、いつかは人口減少に転じてしまうだろう。

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