近所の公園に毎日遊びに行っていたとする。
その場合、当然ちっぽけな公園なのでお金はかからないだろう。
いくらでも遊び放題を毎日過ごしていたとする。
ところが、ある日から公園に入場料がかかるようになったとする。
それ以降、遊ぶ人が増えるだろうか？
おそらく遊ぶ人は減ると思うがな。
ところで、消費税というものがある。
物を買うとお金を取るよ、だ。
そういうものだ。
今まで普通に食料品を買っていたけれども、買えば買うほどその食料品以外にお金を取られるようになり、それが年々増えた。
それが消費税と言うものだ。
そうなると、今まで買っていたものをさらにたくさん買おうとは思わない。
多分これは世間にとっては常識だと思っていいと思う。
きっとそうなると思っていいと思うがな。
今の日本の国は『消費を増やして経済を活性化する』という必要性を唱えている。それではそこで、消費税というものがどういう役割をしているか？
経済活性化してない様子が見て取れる。
そう間違いをしっかり考える必要があるのだけれども、今の方向性は一向に税金を上げる方向に向いている。
それを国がやっている。
つまり、国の安定と発展を目指すべき国の機関が国を潰す方向に向いて進んでいるのだ。
こういう事は素人でもわかる。
国のお財布事情もあるだろうが、どうも合点が行かない。
所得税や売り上げ税や色々な税金がかかっているけれども、消費が2倍になればそれにかかっている物の税金は増えるはずだ。
しかし、今のままでは経済が活性していようがしていまいが、税金だけを取り立てるような方向で進んでいる。
国民はそこをおかしいと思う。
そう思うのが当然だと思う。
或いは、例えばそこに何かのからくりがあって『そうではない』と言うことならば、国はちゃんとそれを国民に説明して進めるべきではないか。
それすら充分できていない。
そうなると一般の国民である私の様な者は不思議な点や危険な点や疑問がとてつもなく大きくなる。
『なぜなんだ？』と思うのだがな。
なんとなくだが、国民に知らされてない裏の理由があるような気がする。
そう考えても不思議ではない。
ではそれは何なんだろう？
日本の現在の国の成り立ちを、歴史的にひもといていけば、なんとなくわかる。
大東亜戦争後、日本の国は名目だけは独立国だけれども、現実的にはアメリカの植民地的な立場になっている。
アメリカの国土から、距離的にはずいぶんとかけ離れたアジアの東の島だ。
言ってみれば、中国の隣だ。
例えば、中国からすれば、東アジアの経済圏の東のはずれが、アメリカと言う巨大な国に占領されたままになっている。
そう見られる。
世界的に見て、東アジアを黄色人種の集まりとして考えれば、気分的には良くない環境になっている。
であれば、東アジアの黄色人種系がまとまったほうが良いと考えても不思議ではない。
ところが、その島には、アメリカと言う白人たちの軍隊が非常に多く居座っている。
そこに対して東洋人がまとまって軍事的な圧力を加えると、たちまち戦争になるだろうな。
何故ならアメリカの占領地だからだ。
東アジアといえどもアメリカが絡むと第三次世界大戦にもなり得る。
だから、水面下で姑息なやり方で移民を送り込んだり、土地を買ったりして、民間の中で支配を進めていっているのが中国だ。
それはまさに、奇妙な経済戦争情報戦争のからくりになっている。
アメリカ目線としては、軍事的に支配を固めていかなければならない。
経済はなかなか金のかかる効率の悪い戦法だ。
お金がないとできないし、世界に軍を展開しているアメリカ軍としては日本の『思いやり予算』などを引きずり出していた方がやり易いからだ。
中国としては、早急に文化的なレベルでの支配を強めていかねばならない。
そしてそれは東南アジアでも同じことが起こっている。
南アメリカでも似たようなことが起こっている。
これはまさにグローバル化の波に飲み込まれていると言っていい。
日本だけの問題ではないのだが。
世界を巻き込んだ問題だ。
いや、世界に巻き込まれての問題だ。
かつて東西冷戦と言う言葉があった。
カタチは変われども類似した問題がより根深く広がっているのだろう。
だから、一般国民の問題と、政治の問題とが、かけ離れたところで巻き起こっている。
だから、一概に経済発展をしようと言いながら、経済を冷やすような矛盾が発生する。
そこを細かく分析するのは、非常に危険な行為になる。
したがって、誰も考えようとしないし報道からも避けられる。
考えると、恐ろしいだけだ。
なぜなら、世界が破滅へと向かっていることがヒシヒシとわかるからだ。
日本国民は発しない民族のDNAを持つ。
危険は死んでも避ける。
そういうDNAでできている。
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