思考の補助線（狂喜乱舞）

そもそもが身体に不具合が出て来ている理由として

脳の動きに身体がついていっていないことが大きな理由ではないか、と思います。

今の時代の物事の変化のスピードについていっていない。

私はド田舎の生まれの人間です。

時間の流れがゆったりした環境で生成しました。

なので放っておいたら極めてゆっくり動きます。

そうとうスローな人間の様です。

何かをするとしてもゆるりゆるりと、ダラダラしてる様に見える。

実は本人にはそれが本当の自分の時間の流れです。

それが社会人という名前を付けられてからは猛スピードを要求されて、世間の流れについていけないことが悪、と言われ、必死になって食らいついて来ました。

せっかちなのはそのせいでは無いかな。

そもそもせっかちという言葉も曖昧に感じてて、本当に早い行動の人というのは意志の割り切りが早い、決断が早い、と感じます。

せっかちという言葉の本質、根っこには無理して急ぐという行動パターンを言葉に変えたものではないかな、と思うのです。

つまり「焦り」ですな。

言い換えれば異常なスピードですな。

もっと悪い表現を使うなら「あってはならない早すぎるスピード」

だから、せっかちなのは人としてはNGなのだと思うのです。

「そんなんどうでもイイ、早けりゃイイ」的な。

そもそも「早い」のは、ただ単に予想より早く進んだ、とそれだけ。

目算、予想違いで、普通に行動してて予想より早く物事が終わった。

それだけ。

その物事に対して頭の中の予想がただ遅く推測し過ぎてただけ。

だから、急いではダメ。

むしろ　ゆっくりがいい、のです。

生まれつき　私の生活パターンではゆっくりっすぎるくらいが丁度イイ。

逆に　早すぎる行動は？

1週間後の夕ごはんを今日の朝から作っとくぜ。

て、そりゃ腐るぜ。

じゃあ、冷蔵庫で凍らせてたら？

「解凍するのに時間がかかるし、逆に時間がかかって遅くなるぜ。そりゃあ無駄だよ、無駄な時間が増える」

てなことで、せっかちな人は遅い、と、矛盾かよ。

だから「急がば回れ」

なのに、それを許さない社会環境に飲み込まれてる。

そしてそれが常識、私が非常識。

ある意味、そうだろうな、それでイイ。

でも、それで狂ってしまう私の身体の異常は、私という脳の異常はどうしたらイイ。

社会が主人公であり、そこが大事。

人の心や命は社会のためにある。

そういう時代になってる。

いえいえ、人間社会が大事なのですよ。

でもって、その発展が重要。

だからAIでしょう。

コンピューターでしょう。

インターネットでしょう。

そこで機能する高度な機械文明でしょう。

人は身体が衰えても生きられる。

脳だけあったら痛い痒いから解放しましょ。

あなたの意識を集積回路で管理します。

そしたらあなたの意識はあなたがいなくても永遠に繋ぎ止められる。

よかったね。

で？

それで？

あなたは幸せ？

いえいえ、そういう低次元の問題ではありません。

この際、シアワセとか、そういう抽象的な人の感覚はナシにしましょ、くだらないことだから。

人はありもしない「幸せ」を乞う。

けれども、そもそも幸せなどというものは感覚の中にあって、現実の世界には売ってない。

買ったものを幸せ、と定義すれば良いのです。

今までも、お金が儲かったから幸せっていう人が大勢います。

そうでしょ。

身体の怪我が治って痛みが消えてしあわせ、とおなじく、お金も無くなって幸せ、って感じたらイイのです。

本当にそうか？

知りません。

抽象的なものを’具現化するには補助線が必要なのですよ。

私にとってのその補助線が私の今使用してるサイボーグ機材です。

コルセットや加圧靴下など。

解釈を広げたら、薬や、メガネもマスクもそう。

それを使用しててもイイけど、そういうものを全部剥ぎ取って残ったものがありのままの自分でしょね、きっと。

ありのままでは生きてはいけないいルールの時代です。

心をヌードで生きてたら猥褻物陳列罪で捕まるよ、（笑）

思考に補助線を引くときに必要なのは最後まで変わらない目的感覚でしょうな。

小さくメモしててもイイから、目的だけは無くしたり消したりしないように時々見直しながら。

そのために原点回帰です。

ゆっくりと、スローに、いかにも落ち着ける様に　サボりながら居眠りしながら、今よりも遅く、もっと遅く、

生きましょか。

ところで

エリック・クラプトンのニックネームは「スローハンド」でしたね。